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06年度の妊婦受け入れ拒否149件。解消へNICU増床検討/こども医療センター
- 子育て・教育
- 2007/10/03
県周産期救急医療システムの基幹病院に指定されている「県立こども医療センター」(横浜市南区六ツ川)で、分娩(ぶんべん)中に重篤となるケースなどの妊婦を受け入れられず、ほかの医療機関に搬送した件数が二〇〇六年度に百四十九件に上ることが二日、分かった。
県は同日、同センターに十五床ある新生児集中治療室(NICU)の増床を検討していることを明らかにした。
県周産期救急医療システムの基幹病院に指定された病院は、重篤なケースなどの妊婦を受け入れる、もしくは搬送先を調整する役割を担う。
同日開かれた県議会九月定例会厚生常任委員会で、県立病院課は受け入れできなかった理由として「〇六年度の(NICUの)病床利用率は97・3%で、ほぼ満床状態だった」と説明。「こうした状況を考えると、NICUを増床しなければならないと考えている」と答弁した。増床数などについては今後検討するという。
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