民主主義にケンカを売った「ヒゲの隊長」の問題発言

安倍首相が深い反省と不戦の誓いを表明

【8月16日 AFP】62回目の終戦記念日となった15日、政府主催の全国戦没者追悼式が開かれた。
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(c)AFP/Miwa Suzuki

AFPBB News


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 閣僚の失言が相次ぎ、参院選で惨敗した自民党だが、今回当選したばかりの新人議員の口からが驚愕の問題発言が飛び出した。発言の主は「ヒゲの隊長」として知られた元陸上自衛隊イラク派遣部隊長の、佐藤正久参院議員。10日、JNNの取材に対し、佐藤議員は「サマワで自ら戦闘に巻き込まれ、応戦するつもりだった」と語ったのだ。小泉前首相は繰り返し「自衛隊は戦闘しにイラクに行くのではない」と繰り返し発言していたが、当の派遣部隊の隊長が「戦う気満々」だったのだから、開いた口が塞がらない。これは、自衛隊イラク派遣の是非に止まらず、「シビリアンコントロール(文民統制)」という民主主義国家のあり方そのものを揺るがす、超弩級の問題発言なのだ。

続き)
■「自ら巻き込まれるつもりだった」

 この日、政府有識者会合が開かれ、自衛隊の海外活動で友軍が攻撃を受けた場合、駆けつけて応戦するという、いわゆる「駆けつけ警護」を認めるかどうかが議論されていた。この「駆けつけ警護」について、JNNのインタビュアーが佐藤氏に聞いたところ、自らのサマワ駐留経験を振り返り、「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」と発言。さらに、

「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」

 と言い切った。JNNの報道番組によれば、「『情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる』という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだった」とまで語ったのだという。


■自衛隊イラク派遣のコワモテな面が明らかに

 番組では、「憲法に違反しない形で」という表現も使われていたが、佐藤氏の論理は、イラクで戦闘を行うつもりだったというものに他ならない。イラク特措法では、戦闘は原則禁止されているものの、同法17条では、隊員の命に危険が迫った時に限り現場判断で武器使用が認められているからだ。「戦争ではなく、人道復興支援」などと喧伝された自衛隊イラク派遣だが、また一つコワモテな面が明らかになったと言える。

 今回の発言を聞いて思い出すのは、04年秋、当時まだ自衛隊員だった佐藤氏と会った時のことだ。私は自衛隊イラク派遣に反対していた現地勢力サドル師派のサマワ支部代表が「我々は武器を持たない日本人なら歓迎する」と語っていたことを佐藤氏に伝え、「自衛隊も武装解除してサマワで活動したらどうか?」と提案した。それに対しての佐藤氏の答えは「それじゃ意味が無いじゃないですか!」。自衛隊イラク派遣においては、あくまで、武装してイラクに行くことに意義があるというわけだ。

 しかし、いざ実際にオランダ軍に加勢した場合、サドル師派民兵から、必ず報復が行われ、自衛隊員にも死傷者が出ていただろう。自衛隊の駐留は、サマワの部族長たちにとって利権化したので、サドル師派への圧力もあったかと思われるが、サドル師派の事務所を訪れた時、彼らは自衛隊員を殺したくてウズウズしているようだった。また自衛隊が戦闘に参加し、現地一般市民に死傷者が出た、という最悪の結果になれば、サマワの一般市民からも一気にそっぽを向かれ、ひいてはイラク全土、中東全域で憎悪の対象となる恐れもあった。


■自衛隊の存在そのものを揺るがす佐藤発言
 
 憲法9条では「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と定められているにも関わらず、自衛隊が存在することについて、歴代の政権は「専守防衛だから」と言い張ってきた。だが、日本から遠く離れたイラクで、いくら友軍が交戦状態にあるとは言え、援軍として戦闘行為を行うことは、到底「専守防衛」ではないだろう。事実、現在の憲法解釈では、「駆けつけ警備」は違憲とされている。

 また、かつて旧日本軍が暴走し戦争を突き進んでいった反省から、そして民主主義国家の大原則として、「シビリアンコントロール(文民統制)」というものがある。すなわち、最終的に自衛隊をコントロールするのは、自衛隊員や防衛省の官僚達ではなく、国民に選ばれた政治家達である。佐藤発言は、シビリアンコントロールを無視して、現場の自衛官が勝手に違憲行為を行うつもりだった、というものであり、自衛隊イラク派遣の是非に止まらず、自衛隊の存在しうる前提をも覆すものだ。佐藤発言は「罰せられる」程度ですまされるレベルではなく、自衛官としても、政治家としても資質に欠くと判断されるべき問題なのである。


■パフォーマンス屋のリップサービス?
 
 だが一方で、佐藤発言がどこまで本気のものなのか、疑問な点もある。佐藤氏がサマワでの任務についていた04年1月から8月の間、オランダ軍は死亡者も出す激しい衝突をサドル師派民兵との間で繰り返していた。それにも関わらず、佐藤氏の勇ましい言動とは裏腹に、彼の指揮下にある自衛隊員がオランダ軍兵士と「共闘」する場面は最後までなかった。だから、今回の発言も「パフォーマンス屋のリップサービス」と言う部分もあったのではないか、と私は観ている。

 陸自イラク派遣部隊の先遣隊および第一次イラク復興業務支援隊の隊長としてメディアの注目を集めた佐藤氏は、軍人というよりも、むしろスポークスマンであり、パフォーマーであった。アラブ民族衣装を着て地元テレビに出演、現地の人々に「パフォーマンスはいいから復興支援の仕事をちゃんとしてくれ」と失笑されるなど、時にはパフォーマンス先行という様相さえあった。ともかく、活動の実態はさておき*、日本およびサマワ現地での自衛隊イラク派遣に対しての警戒感を和らげ、理解を得るのが、佐藤氏の役割だったのである。
*拙著「たたかう!ジャーナリスト宣言」(社会批評社)で自衛隊のサマワでの活動のお粗末ぶりの一端について触れているので、ぜひご一読いただければ。

 佐藤氏の参院への初登院の様子も観たが、さすがに自衛隊の制服は着ていなかったものの、国会に対して敬礼するなど、旺盛なパフォーマンス精神は健在のようだった。今回の「自ら巻き込まれて応戦」発言も、「駆けつけ警備」を認めさせたい政府に媚びたリップサービスだったのかもしれない。しかし、例えそうだとしても、あまりに軽薄で無神経な発言であり、やはり国会議員としての資質を欠くと批難されてしかるべきだろう。


■問われる佐藤氏や政府関係者の説明責任

 発言が本気だったにせよ、或いはリップサービスだったにせよ、既に上記したように、今回の発言内容は、到底容認できないものだ。昨日、弁護士や市民有志が「実質的に正当防衛・緊急避難の要件を満たさず、自衛隊法に違反するばかりか、憲法9条をないがしろにし、自衛隊派遣の国会決定を超えた行動」として、佐藤発言を批判、公開質問状を提出したが、佐藤氏は発言の真意について説明責任を果たすべきだろう。

 また、公開質問状は小泉前首相に対しても送られている(関連情報)。佐藤氏の「現場判断」だけでなく、小泉前首相の意志も介在していか否かを明らかにすることは、極めて重要なことだからだ。

 さらに安倍首相に対しては、佐藤氏へ議員辞職を勧告する要望書が送られている。佐藤氏を擁護することは安倍政権や自民党が「現場の自衛隊にシビリアンコントロールを無視して、違憲・違法行為を行うことを、認める」ということだからだ。そんなことが認められるのなら、究極的には、クーデターや、自衛隊が勝手に他の国々との戦争を始めることすらも、否定できなくなり、民主主義国家としては成り立たなくなる。

 繰り返すが、佐藤発言の問題性は極めて大きく、佐藤氏本人は勿論、小泉前首相および安倍首相も、公開質問状に対し、迅速かつ明確な返答するべきだろう。佐藤発言は、民主主義国家としてのあり方そのものへの侮蔑であり挑戦でもあるからだ

コメント[13], トラックバック[9]
登録日:2007年 08月 17日 18:33:18

コメント

ついでに、暗黒面の最たる話してイイですが?
8月10日締結の「日米軍事秘密一般保全協定」(GSOMIA)は「集団的自衛権の行使」と「共同軍事作戦の実行」を前提とし、現行憲法下では締結不可能なはずの「違憲協定」が、国会の承認すらないまま、に!!!
法治国家から失敗国家へと急激に「戦後レジームを脱却」し、全日本アーチェリー協会会長の政権下、漫画好きラファージュ・セメントの署名で、どエライ事になってます。
で、低賃金グローナリゼーションの発祥地でサブ・プライム・ローンが破綻し、日本から上納される郵貯・簡保が凍結になっては大変だ!ってんで、駐イラク日本外交官射殺事件直前の仮設日本大使館に入ったのと同じ手口で、野田聖子事務所にもパソコン泥が入ったって。
意地でも10月1日まで、「無事に送金を済ませる」為、アーチェリーが居座るんだそうです。

田仁 @ 2007年 08月 17日 22:11:12

んだから、全日本アーチェリー協会会長に媚び媚びなヒトは、集団的自衛権を済し崩しにする為の、地均しっつうか観測気球つうかに、余念が無いって訳で。
既成事実に引き摺られる、「広田弘毅」たる事が、日本人に期待されてるって事ですね、やっぱり命懸けで。
ま、澤地さんとか、今回は前回と違って「陸軍」の「統帥権」を担保するのが「天皇でさえなく、米国」、と大分前から言われてましたけどね…(ついでに私も言ってた)。

田仁 @ 2007年 08月 18日 14:17:56

血が騒ぐのも無理はないかと。

軍人ですからね @ 2007年 08月 18日 19:08:36

売国軍人の血が騒いだら、関東軍よりもっと、始末が悪いね!
結局忠誠を尽くす対象は米国になっちゃうんだから。

田仁 @ 2007年 08月 18日 21:24:34

「パフォーマンス屋のリップサービス?」が余りにも分かりやすい内容だったので、少し引用させて頂きました。

 問題は笑って済ませられることではないと認識しているのですが、このような笑い話を多くの人がご存知ないのではないかと思われます。

むくのきやすお @ 2007年 08月 19日 18:07:22

すいませんが、質問してもよろしいでしょうか?
「レジーム」って、何語で日本語の意味はなんですか?     同様に、「ラファージュ・セメント」とか「グローナリゼーション」
ってなんですか?
 ご説明頂ければ幸いです。お願いします。

河田竜兵 @ 2007年 08月 23日 23:29:58

グローバリゼーションの打ち間違いを、そんなにホジクラんでも…、その程度はご容赦くださいよ。
(戦後)レジームって、首相に聞いた方が早いのでは?仏語で「体制」とか、そんな意味だったと思うけど。
ラファージュ社は国際的企業で、これもフランスに籍が有るけど、確かヒラリー・クリリントンさんとか、顧問弁護士とか。
って、麻生さんのセメント会社は此処に吸収合併されました。

田仁 @ 2007年 08月 24日 12:46:09

上記↑、クリリントンでもクリキントンでもなくクリントンですよね。
暑さがコタエます…、て事で、どうぞ意味が通ればOKにしてください。

田仁 @ 2007年 08月 24日 21:41:35

>グローバリゼーションの打ち間違いを、そんなにホジクラんでも…、その程度はご容赦くださいよ。
 田仁様、失礼いたしました。それよりも、早速のお返事ありがとうございます。理解が進みました。今後ともよろしくお願いします。

河田竜兵 @ 2007年 08月 25日 00:21:33

米軍第五艦隊HP「Operation Iraqi Freedom」の「イラク戦争」の頁に、【アフガン戦争以来、86,629,675ガロン以上(7600万ドル以上)のF16燃料が日本政府によって補給された】と書かれてる、と「朝生」で素っ破抜いた無所属の江田けんじ氏。
行政指導餓死や1日90人の自殺者に一家心中、といった庶民にのみ「痛みを伴う改革」が進む昨今、その膨大な燃料を調達した石油会社や商社の荒稼ぎ振りも気になる所で、是非とも社名を明らかにした事細かな収支報告書の提出が望まれる。

田仁 @ 2007年 09月 02日 14:47:53

ヤメ蚊先生のブログが詳しいですが、そも佐藤「隊長」の憲法違反「駆けつけ警護」は自衛隊としての方針であり、しかも最初にその方針が設定されたのはカンボジア派遣当時であったと判明しました。
詰まる所!日本政府は常に!自衛隊を主権者たる国民のコントロールを受けない、関東軍のような存在に何とかして仕立て上げたい!という野望を隠せないんですねぇ。
って、キリスト教原理主義者のブッシュ米大統領からは、テロリスト呼ばわりされた(内実は軍拡&「アカ」狩りでボロ儲け出来た)あの頃が、懐かしくて仕方が無いっつうか…。

田仁 @ 2007年 09月 06日 11:38:22

ところで、志波さん。
あなた確か、自衛隊の調査を喰らっていたでしょ?
それもヒゲ隊長がイラク行くとき。
もっとそれと絡めて突っ込んだ取材をしたらどーでしょうか?
ぜひ検討をお願いします。

暇人 @ 2007年 09月 21日 23:31:59

自衛隊を外に出しては駄目だと思いました。
シビリアンコントロールも自衛隊が外国に出て行っては無理ですね。
情報も軍事機密だ、味方を危険にさらすなどと言って遮断されるのですから。

カーク @ 2007年 09月 26日 23:50:50

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プロフィール
志葉 玲(シバレイ)
志葉 玲(シバレイ)
(男)
HP:志葉玲Official Web Site
■1975年生まれ。番組制作会社を経て2002年からフリーに。イラク、レバノンなどの紛争地での現地取材の他、地球温暖化などの環境問題、共謀罪など国内政治まで幅広く取材している。

■志葉関係の本が相次いで出版されました!二冊とも、御一読いただければ幸いです。

『川田龍平 いのちを語る』 (川田龍平 著 志葉玲 写真/明石書店)

『たたかう!ジャーナリスト宣言 ボクの観た本当の戦争』(志葉玲 著・写真/社会批評社)
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