「Sicko」の世界はもう目の前
おんぼろビデオに録画した朝ドラを妻と二人で見つつ夕食を摂るのがここ数年の我が家の日課ですが、前2作と打って変わって今回の「どんと晴れ」どうしても感情移入ができません。老舗旅館の経営立て直しが背景となっているのですが、「悪しき慣習」とか「改革」とかのどこかで聞いたフレーズがやたらに使われており、ある意図を感じてしまうからかもしれません。
それでも見たがる妻に付き合い私にとってはいささか苦痛な時間がやっと終わると、ローカルニュースの時間になっていました。またまた郡部(といっても今は”平成の大合併”で市にはなっていますが)の公立病院で内科の医師がいなくなり、夜間の救急医療が続けられるかどうかの瀬戸際と報じていました。今のところは外科の医師が内科の患者さんも診ることにして夜間救急を続けていくそうですが、もともと手術や処置に少なからぬ労力を費やしている外科医の負担は計り知れないほど大きくなると思われ、とても心配です。この病院にはすでに夜間の救急医療ができなくなっている隣の市からの患者さんも搬送されていたとのことですので、行き場のない医療難民が増えるばかりです。他の県の事情はよく知りませんが、恐らく日本中でこのようなことが起こっているのだと思います。インタビューに答えた院長の「医療は公共事業だから、医者が足りないからと言って(夜間救急を)やめるわけにはいかない。」という発言が印象的でした。
”公共事業”、今は何とおとしめられている言葉でしょうか。今の”改革”政治の端緒は無駄な公共事業の追求キャンペーンからだった気がします。改革すべきは公共事業に絡む利権や無駄だったはずなのに、いつの間にか公共事業そのものが諸悪の根源のように言われ始め、”官から民”へのスローガンのもと利益(お金)を生み出せないものは存在価値がないかのような風潮になってしまいました。道路や鉄道の整備、治山、治水、公園や図書館などの公共施設の整備の一体どこが悪いというのでしょうか。悪いのはそれを錬金術に変えてしまった欲に目が眩んだ人達でしょう。狡猾な彼らは国民の怒りをうまくすり替えることに成功し、まるで明治時代の官営工場払い下げのように公共事業を民営化という商売の種にしようとしています。
医療も例外ではありません。私はまだ見ていませんが医療民営化”先進国”であるアメリカの惨状を描いたマイケル・ムーア監督の最新作「Sicko」では民間医療保険の給付の際の制限や支払拒否の凄まじさに驚かされるそうです。医療保険と銘打ってはいても、最も医療を必要とする人(持病や既往症のある人)を真っ先に排除することが公的医療保険との大きな違いです。日本に代表される公的医療保険による国民皆保険制度は持病や既往症に関係なく加入でき、給付も現物(一旦支払って後から申請してお金が返ってくるのではない、給付分は支払いそのものをしなくて良いということ)で制限や支払拒否はありません。
”官から民”へのデマゴギーに踊らされて一旦医療保険が民営化されてしまえば、アメリカの例を見るまでもなく、医療は営利事業となり何よりもまず利益を出すことが優先されることになります。営利企業にとっての”患者さん”とは治療費の払える”患者さま(=お客さま)”だけです。治療費の払えない人々を切り捨てたこのような医療システムが一旦動き出してしまえば、他の分野と同様必ず利権が生じ、保険会社や製薬会社、さらにはその系列病院などからの多額の献金が議員達を縛り、もとの公的医療に戻ることはかなり困難になるのではないでしょうか。
来年4月からはついに後期高齢者(75歳以上)のみの独立した医療保険制度が始まります。この制度では窓口負担額は一応1割とされていますが、診療報酬(医療サービスの料金表)をそれ以下の世代とは別立てにして安上がりにしようとしている(公的保険の使える治療や薬に制限を設ける)と言われています。混合診療の解禁(医療機関が公的保険を使った診療と保険のきかない自由診療を併用してもよいようにすること)とセットにすれば、ほら、「Sicko」の世界はもう目の前です。
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昼寝三昧。畳に寝転がり、図書館から借り出したままになっていた
荻原浩「さよならバースディ」を読みはじめる。馴染んだ荻原節の世界に
すんなり浸り、陽が翳る頃には、読了していた。
「明日の記憶」で一躍
人気作家になる前から、荻原浩は、
マイ・フェイバリット・マイナー・ポエット。
僕の秘かなお気に入りだった。だから、
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寂しいような、なんだかなあって気分。
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» 『シッコ』で描く医療の現実(上) [関係性]
[画像]
マイケル・ムーア監督の『シッコ』(SiCKO)(=“ビョウキ”)の全国上映が始まった。
ブッシュ政権はムーア監督に、取材でキューバへ不法入国容疑をかけ、上映中止のオドシをかけたので有名な作品である。
「医療保障の破滅によって崩壊し、粉々にされ、場合によっては絶たれてしまったごく普通のアメリカ人数名のプロファイルで幕をあける本作は、その危機的状況が、4700万人の無保険の市民たちだけでなく、官僚形式主義によってしばしば締め付けられながらも保険料を律儀に支払っている、その他数百万人の市民... [続きを読む]
受信: 2007年9月 4日 (火) 11時25分
» SiCKO [観劇レビュー&旅行記]
マイケル・ムーア監督の「シッコ」(SiCKO)を、日本公開の初日に見た。
アメリカの医療制度が日本よりも悪いと言う噂は聞いていたが、これほどまでとは。
もちろん、ムーア監督なりの『編集』の力量にもよるの... [続きを読む]
受信: 2007年9月 8日 (土) 10時43分
» ネットゴキの陰湿化と,「コメント欄」を掲示板と間違えるアホ [体調不良のため再掲載] [Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen]
今日のお花はビオラです.語源的にはラテン語(イタリア語)の viola d'amore ヴィオラ・ダ・モーレ から来ているらしいけど,viola da gamba ビオラ・ダ・ガンバ という言葉もある.要するにアルト記号 (alto clef) のついた,高音を出す楽器ということだ.気象学用語にも altocumulus 高積雲 というのがありますね(あくまでラテン語.英語のは宿題(笑)).
英語には altogether foolish notion という言葉がある.英和辞典には「全く馬... [続きを読む]
受信: 2007年9月 9日 (日) 15時16分
» 国会が始まりますね。 [とくらBlog]
まだまだ暑いけれど、もう空が秋ですねぇ~。
ずいぶんブログの更新をさぼっていましたが、今日から国会も始まり、注目したいと思います。安倍総理が、職責にはしがみつかない、と言われたことに、テレビのコメンテーターが「職席と勘違いされているのではないか。言葉づがいがおかしい。」とつっこみを入れていました。それでも、山口県では、安倍さん、かわいそー、という世論になるのでしょうか?
気がついてみると、仕事が山のようになっていました。まわるべきものもまわっていなくて、また仕事を始めたのですが、... [続きを読む]
受信: 2007年9月10日 (月) 09時11分
» 遅ればせながら「知られざる真実 拘留地にて」を読みました(また、政府管掌健保のことも思う) [Like a rolling bean (new) 出来事録]
病室で時間のある間にPCで仕事をしたりしていましたが、キーボードの音も病人にうるさいようなので、この週末はPCの持込みをやめ、植草一秀さんの『知られざる真実 拘留地にて
』(ようやく入手できました)を読み始めて、その後一気に読了しました。
名状しがたい思いにと... [続きを読む]
受信: 2007年9月11日 (火) 08時12分
コメント
「混合診療の解禁」
既にTBした記事かもしれませんが、関連記事としてTBさせていただきます。
投稿 harayosi-2 | 2007年9月 1日 (土) 09時36分
harayosi-2さん、ありがとうございます。
貴ブログいつも大変参考になります。
投稿 panta | 2007年9月 1日 (土) 13時40分
確かに無茶苦茶ですね.たまにトイレに起きたとき,派手に転んで傷口が裂けてしまい,救急車じゃ近所迷惑だからとタクシーで救急へ駆け込んだら,「そのくらい自分でやれ」(笑) どアホ,目が見えないから頼んでるんじゃ,ボケ,というと,対応した外科医がぜんぜん血液内科や血管内科つまり糖尿病の知識がない.こいつらに任せたら,傷口が腐るんとちゃうか,と思うことも.
あとは国保が高すぎますね.最近報道されてるホームレスやネット喫茶の問題も,結局国保が支払えないから,じゃないかと思ったりします.そして福祉はそういう彼らを「生活保護」扱いせずに,医療から遠ざけているのが現状です.救急の受付の人が一番頭を悩ませるのが,運ばれてくる急患のかなりの割合が国保さえ持っていないことです.
投稿 kaetzchen | 2007年9月 1日 (土) 20時23分
kaetzchenさん、おはようございます。
私の所のような一般診療所でも、昔はほとんどおられなかった国保の資格証明書持参の方や無保険の方が見受けられるようになってきています。
投稿 panta | 2007年9月 2日 (日) 06時26分
削除して結構です。
また患者がさも医者であるかのように書いていてそれにpanta氏がコメント…
本当にバカですね。このブログにもいい面がたくさんあるのにそれで汚いものに変わっています。
投稿 さまき隊 | 2007年9月 2日 (日) 13時27分
隊長さん、こんにちは。
もともと汚く、人目を引かぬブログです。(余談ながら私の服装や車もそうです。)
本の御執筆や御講演でお忙しい身でしょうから、どうぞ気になさらずお引き取り下さい。
投稿 panta | 2007年9月 2日 (日) 16時51分
そうですね。人間的に汚いというのが辛いですね。
少しまともかなと思ってたま~に覗いていました。
panta氏も表に出てこられない稼業なのでしょう。
Kaetzchenが「pantaさんは仲間」と言っていました。
投稿 さまき隊 | 2007年9月 2日 (日) 21時13分
なお一言言わせてもらうと米国的新自由主義、それに二大政党制は弱者切り捨てになります。「Sicko」の世界は民主党が政権をとっても近づくでしょう。自民も民主も政治、経済の政策は基本線として同じです(支持土台も)。
ぼくは貧しい民衆を支持土台にしている共産や公明(今は某氏を守るのに必死ですが)がかしこく政策を打ち出していくことを期待しています。
それではこれで汚いお仲間ブログはさようならします。
投稿 さまき隊 | 2007年9月 2日 (日) 22時10分
後期高齢者医療制度の電算処理を担当している現場の公務員のブログを見つけました。
ご参考まで。
# ブログ・タイトルは何ですが、書いていることはシッカリしています(笑)
公務員叩きに物申す!-現職公務員の妄言
http://genshoku.blog69.fc2.com/
投稿 ゴンベイ@AbEndフォーラム | 2007年9月 2日 (日) 22時58分
共産と公明はともに「貧しい民衆」を惑わす,全体主義のファシストですから,さまき隊さんにはぴったりでしょう(笑) これらは同じイデオロギーの表と裏に過ぎません.少し哲学もお勉強された方が宜しいでしょうね.
彼が御用学者として,ひたすらカネのために政府のいいなりになっているのは可哀想だと同情します.しかし「汚いお仲間」と吐き捨てる所は哀れとしか言い様がありません.ごたごたと他人の悪口を並べ立てることよりも,自分の仕事をきちんとされること,特に著書の実験書で多数の子供たちに怪我を負わせた責任をとることが先決でしょう.(詳細は拙ブログ)
ちなみに彼は私が山口県在住と申してますが滋賀県在住で,戸籍謄本つまり苗字も換えてます.たまには宝くじを買ってみるものですけど,お金があれば幸せになれるとは限りません.
ということで,この件に関してはこれでおしまいにします.
投稿 kaetzchen | 2007年9月 3日 (月) 12時00分
隊長さんへ、
後の方のコメントの御意見は、私も同じ考えです。御機嫌を損ねさせて申し訳ありませんが、気が向いたらまたお立ち寄り下さい。私のエントリーに対する御意見、御批判なら大歓迎です。
kaetzchenさんへ、
おわかりでしょうけど、コメント欄で元気を出してくださると結局私は苦労性なもので一苦労も二苦労もしてしまいます。あなたの蘊蓄は楽しく読ませていただいているのですが、それが個人攻撃に向かうと気持ちが引けてしまうのが正直なところです。この際どちらが先に言った言わないは別にして、そのあたりを御配慮下さい。どのような御意見の方も私にとっては大事なお客さんです。
私の妻の口癖ですが、「気が弱いとか、何も言えないとか、汚いとかで、あの人は取るに足らない、何言っても反論できない、どうにでもできる人だと思われている人でも、みんなこころがあり、怒りや悲しさ、口惜しさや怨念をそのこころのなかに燃やし続けている」のだと思います。
投稿 panta | 2007年9月 4日 (火) 07時56分
panta さんへ.難しいところですねぇ.別に個人攻撃をしたという意識はなくて,朝日新聞で全国的に報道されたことですから,むしろ「常識」だと私は思っていたのですけれど.ペットボトル中のドライアイスの爆発事件なんかも,主要マスコミはあえて出版社名を公表せずに報じてますけれど,根っこは同じです.別に悔しさや怨念で書いてる訳でなくて,事実を書いたに過ぎません.云わば,精神科医がカルテに患者の言い分を書きつづっている,その程度のものです.
いまうちの病院でも,大学病院の助教授をクビになって飛ばされて来た「部長先生」がとっても困ったチャンなんです.医者はサービス業だという根本が分かっていない.まだ30代後半で出世できたものだから,頭に乗っているのかなと思ったり,実際に診察されてみると無知の塊だったり.エライ先生にあの人何とかしてよと頼んだら,来年にはどっかへ出ていくさ,と笑ってました.
投稿 kaetzchen | 2007年9月 4日 (火) 21時21分
ゴンベイさん、おはようございます。
御返事が遅くなって申し訳ありません。御紹介いただいたブログ少々読ませていただきました。どちらかというと私が今まで敬遠してきた分野なのですが、そうも言っていられません。しっかり参考にさせていただこうと思います。
投稿 panta | 2007年9月 5日 (水) 07時50分
kaetzchenさん、おはようございます。
妻の口癖のくだりはふと頭をよぎったことを書いてしまっただけですので気にされないでください。
投稿 panta | 2007年9月 5日 (水) 07時52分
真に…
投稿 HF | 2007年9月 6日 (木) 00時05分
HFさん、おそらくこのコメント欄の私以外の方に対する悪口だと思いますので勝手に削除させていただきました。悪く思わないで下さい。
投稿 panta | 2007年9月 6日 (木) 07時16分
医療のどこらへんがサービス業なんですかね。
投稿 範魔素死 | 2007年9月 6日 (木) 22時37分
削除やむなしな内容なのでpantaさんを恨むような事は決していたしません。ただ、一つお伺いしたいのは同様に誹謗中傷を重ねている人物を放置している理由です。ありもしない説明責任などを声高に叫ぶつもりはありませんが。何かしらの温情なり博愛精神のようなものでそのようになさっているのならばそれは誤っていると思います。そうすることにより奴をつけあがらせているのであり、まわりまわっては奴へのダメージになっているのです。
投稿 HF | 2007年9月 7日 (金) 00時24分
この映画に関してはランセットにすら記事が載ったように、英米の業界には少なからぬ反響があるようですね。「~国の医療はこんなに腐っている、翻って…国の医療は云々」といった10年ぐらい前の日本のマスコミが好んで使った無意味なロジックをわざわざ映画にしたような作品だとは思いますが。
不確実な部分の多い医療につき最大限の効果を上げようと思ったら、それによるコスト増についても無視はできません。ところがそれに見合うコストを支払えなければどこかで無理が生じて、SickOに描かれているようなグロテスクな現実に至る。それだけのことですよ。
投稿 HF | 2007年9月 7日 (金) 00時32分
耐震強度偽装問題でアパの情報を集めていたときに
ドクピラ・ブログ :: Dr.PIRANO BLOG
訪問診療つれづれ日記
http://pirano.homeon.jp/
というのを見つけましたが、医師や看護婦など医療関係者のブログリンク集というのはあるものなのでしょうか?
ふと思った疑問です。
投稿 ゴンベイ | 2007年9月 7日 (金) 10時16分
マイケルムーアの映画の初期のころのロジャーアンドミーの頃に比べると、たしかに問題提起するにあたっての手法はさすがですが、作品の客観性はおちてます。
ボーリングフォーコロンバインの手法は華氏911の時などはブッシュ一族を徹底してたたくことで、ブッシュを選挙からおろそうとするプロパガンダ的な思想信条手法よりはまあマシですが・・
日本の医療制度は取り上げてませんでしたが、別の国の医療制度を取り上げて都合いいように解釈する。各国の医療の財政はどうなっているのか、そこにはふたをしていたことに残念でならないと思いました。
投稿 ソクラテス | 2007年9月 7日 (金) 11時05分
HFさん、こんばんは。
”K"の字を見るだけでも虫酸が走ると言うことですか。私のブログのコメント欄では偽善でよいですから穏やかに願います。私にもおおいに反省するところがあります。公平にしなくてはいけないですよね。でも売り言葉に買い言葉なら子供の喧嘩でしょう。私のように日頃とても大人げないことが多い男でも、ネット上なら鷹揚に振る舞う振りもできますよ。是非お試し下さい。
さてSickoの世界は”コスト増に見合う支払いができなければ当然至る、それだけのこと”とのことですが、もう若くもなく以前には思いもしなかったような病気への不安を少なからず感じている私にとっては、なかなか簡単に”それだけのこと”と切り捨てられません。とくに介護保険の現状や来年からの後期高齢者医療保険制度で起こるであろう混乱のことを考えると、どういう国を目指すのか(高福祉高負担か低福祉低負担か)という選択は待ったなしだと思います。とてもじゃないけど戦争の準備なんかをする余裕は無いと思います。
投稿 panta | 2007年9月 7日 (金) 22時40分
ゴンベイさん、またまた興味深いサイトを御紹介いただき本当に有り難うございます。
いっきに見させていただきました。私のところでも月に1回の定期の往診に伺っている患者さんが6人ほどおられますが、そういう方々がいよいよと言うときにはいつも大変頭を悩ませます。救急車で高度医療の可能な病院に搬送して貰うか、最小限の点滴をしつつ静かに看取るか、患者さんの病態や年齢、家族の意向(といっても家族全員が同じ意向とは限りません)などさまざまな要素が絡んできます。静かに看取ると言っても深夜や、休日の対応は大変ですし、逆に診療時間内の時も院内に具合の悪い人がいればすぐに対応できないこともあります。この平野先生の場合開業時に決断することができたのがよかったのでしょう。とにかく大変参考になりまた勉強になるサイトです。ゴンベイさん、有り難うございます。
それと”医療関係者のブログリンク集”、あるのかもしれませんが私は知りません。
投稿 panta | 2007年9月 7日 (金) 22時42分
ソクラテスさん、お久しぶりです。
ロジャーアンドミーはおろか、ボーリングフォーコロンバインも華氏911も観たことがない私ですので、映画そのものの批評に関しては何も言えません。しかし医療財政ということで言えば、アメリカの場合は戦争経済に雁字搦めにされてしまっていることは経済音痴の私にさえ自明のことに思われますが、如何でしょうか。
投稿 panta | 2007年9月 7日 (金) 22時43分
pantaさん、ご配慮痛み入りますが、件の人の暴言を肯定するわけには参りません。特に医療関係者を騙る或いはそれを匂わせながらいい加減なコメントを書き散らすのが許せないのです。本来あんな人間には関わりたくもありませんが。
さて、ご自身の健康不安もあってSickOは身に沁みたとあるのは想像力に乏しい私にも理解できます。けど、結局は社会がいかに医療や福祉にコストを支払うかどうかでその質はおのずから規定されるものだと考えます。なぜコムスンはグレイゾーンに手を染め違法な請求をしたのか?その破綻後の受け皿として、介護部門に大手企業が手を挙げないのか?なぜ介護職の離職率は高いのか?
それは目先の介護負担を減らすためその報酬を無謀にも引き下げたからです。結局は金の問題です。
具体的に命が関わる医療の現場は輪をかけて悲惨ですよ。
投稿 HF | 2007年9月 8日 (土) 00時57分
”K"の字を見るだけでも虫酸が走る,ハンドル名を換えただけの卑怯者はどっかへ去った方が宜しいんじゃないでしょうか(笑) 犯罪人として生きる道をあなたは選んだのですから.
それから「医師や看護婦など医療関係者のブログリンク集」は危険なので一般の方には公開していないのが普通です.医療関係者が愚痴を垂れるブログや Webページは存在してますけどね.つまり,厚生省へ登録した番号がないと,製薬会社などへの Webページには入れない仕組みになっています.
とにかく,私のことで文句があるのなら,堂々と kaetzchen@mail.goo.ne.jp へメールすれば良いじゃないですか! 他人のブログを「汚物で汚染」するのが趣味ですか?
投稿 kaetzchen | 2007年9月 8日 (土) 13時01分
先ほどの追伸です.「売り言葉に買い言葉なら子供の喧嘩でしょう」という panta さんの言葉はコメント欄の最低限のマナーでしょうね.私は少なくとも HF さんが「医療関係者」ではない,と見ています.つまり「さまき隊」さんの分身.これでこの話はおしまいにします.卑怯なネットゴキは無視するが一番.
投稿 kaetzchen | 2007年9月 8日 (土) 13時12分
基地の外の人とつるむブログは何を言っても薄汚れて見えますよん
投稿 みずたに | 2007年9月 8日 (土) 16時14分
>厚生省へ登録した番号がないと,製薬会社などへの Webページには入れない仕組みになっています.
え!? 厚生省が民間企業に登録データを渡し、その会社のWebページのユーザー認証に使わせているいるということですか?
まさかそんなことないと思うのですが…
kaetzchenさんってホントに医療関係者ですか?
投稿 K30412 | 2007年9月 8日 (土) 19時45分
みずたにさん、こんばんは。
さまき隊長さんへの御返事にも書きましたが、私はあまり外見が気にならない方で服装も車も薄汚れています。歳をとってからこの傾向に拍車がかかり、まだ使えるのにもったいないと思う気持ちがより強くなっています。
前置きが長くなりましたが、そんな私ですので自信はありませんが、どこが薄汚れているのかなとコメント欄をあらためて最初から読み直してみました。若干一名元気のよすぎる人もいますが、それでもみなさん私のエントリーに対して真摯にコメントをくれたり、私のコメントに折り目正しく再コメントしてくれたりしている分には汚いとは感じませんでした。むしろ(生意気を言って本当に恐縮ですが)みずたにさん、あなたのコメントによって何か汚されてしまっているようなそんな印象を受けてしまうのですが、私のひとりよがりでしょうか。みずたにさんも怒らずに、憎しみや蔑みの心を棄てて、もう一度このコメント欄を最初から読んでいただけないですか。どうですか、あなたのコメントは美しいですか?
投稿 panta | 2007年9月 8日 (土) 20時51分
>売り言葉に買い言葉なら子供の喧嘩
とpantaさんはおっしゃるがネットゴキだの全体主義のファシストだのという誹謗中傷を一方的に繰り返しているのは誰なんでしょうね?それを放置して私には
「穏当にしろ」という。全く意味がわかりません。
それと、糖尿病の知識=血液内科だの血管内科(これは造語だと思います)なんて素人丸出しの発言をしているあんたもあんまり「図」に乗らないようにね。
ま、それはそうとして。一度上げてしまった医療水準はもう後戻りできない上に投入できる医療資源にも限りはあるときている。となればどこかで切れるところを切っていかなければならない。考え方一つ変えればどうにかなる部分は実はまだあるので、もう少しスリム化を図ることは可能だと思います。大部分の前立腺癌に対する「根治的治療」をやめて、有症状患者に対するBSCに切り替えたり、せいぜいPFSが数ヶ月伸びる程度のケモは自費にするようにしたり。こういった見た目にはわかりにくい部分を節約していったとしても、そんなにひどいことにはならないでしょう。
投稿 HF | 2007年9月 8日 (土) 21時35分
追伸)"Vascular medicine" というタームはありますがそれに対して「血管内科」という訳語を当てることはオーソライズされていませんので、そういう意味で「造語」としました。愚にもつかないような言い訳で強弁するのは常套手段でしょうから、予め申し上げておきます。
投稿 HF | 2007年9月 8日 (土) 21時41分
HFさん、こんにちは。
制癌剤などによる化学療法の場合、たまに著効する人もいますので、切れるところを切ってといっても切られた人はなかなか納得がいかないのではないでしょうか。その著効がたとえ癌からの生還に結びつかない束の間のものだったとしても、統計上はその療法の治療成績に何の影響も及ばさないようなものだったとしても、患者さんや御家族にとっては何物にも代え難い貴重な時間だと思います。数ヶ月の延命が意味のあることがどうかを他人に決める権利はないと思うのです。あと数ヶ月だからこそ納得のいく治療いや、医療を誰もが平等に受けられる、選択できる権利を失わせたくないと思います。
治療の合理性とか、統計学的な根拠のみで、一律に治療方針やその保険給付を決めてしまう(言葉足らずで誤解を受けそうですが)場合には、よほど人々の理解と納得が得られていなければ、不公平感が拡がるばかりではないでしょうか。テレビ番組やCMで、やれ”神の手”だとか、”脅威の治療効果”とか、”階段を駆け上れるようになった”だとか、「世の中には自分には知らされてなかったもっと上等の医者や治療が存在するんだ、それなら自分も何としてでもそれを受けたい」といういわば欲望に一方で火を付けられている人々に、納得して貰うのはなかなか大変なことだと思います。しかし、逆に言えば地味なことではありますが政府や医療関係者が粘り強く人々を啓蒙していくことも、医療費削減の大きな効果になると思います。今のところ野放しのCMや番組を見る限りでは、その当たりの努力は足りてない気がします。評価の定まらない治療や、エビデンス(治療効果の根拠)のあやふやな健康食品でも経済を回してくれるかぎりは何でもOKというわけではないでしょうが…。
それから揚げ足を取るようで申し訳ありませんが、HFさんにとっては言わずもがなだとしても専門用語にはちょっとした注釈を付けていただければ大変ありがたいです。私は恥ずかしながらBSCの意味が対症療法とは最初わからずに焦りました。「根治的治療」との対比から類推できたはずなのにこの様です。Best Supportive Careの略でよいですね。それからPFSは無進行生存Progression-Free Survivalでよいですか。私の頭の中には制癌剤の判定基準のCRとかPDとかの語彙しか浮かんでこずこれもまた焦りました。
何か相当長くなってしまいました。読むの面倒くさいでしょうね。
投稿 panta | 2007年9月 9日 (日) 16時51分
「Sicko」をいち早く紹介した「暗いニュースリンク」
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2007/09/post_7c04.html
医療問題カテゴリーも参考になるのではないかと思います。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/cat5993533/index.html
投稿 ゴンベイ | 2007年9月10日 (月) 05時16分
こちらでの話題に沿った本があるようですね。
米山公啓著「医学は科学ではない」(ちくま新書)
<参考書評>書名不当表示?=羊頭狗肉論1(「医学は科学ではない」)-タカマサのきまぐれ時評
http://tactac.blog.drecom.jp/archive/1460
投稿 ゴンベイ | 2007年9月10日 (月) 05時22分
後期高齢者医療/保険料 年15万円のケースも/分科会で問題次つぎ/中央社会保障学校2日目
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-09-08/2007090805_01_0.html
現代版姥捨て山ともいうべき話。
75歳になったらポックリ様に詣でなければならない。
投稿 ゴンベイ | 2007年9月10日 (月) 08時23分
どうも HF さんはラテン語がおできにならないようですよ.< panta さん
英語の専門用語しか知らないから,知ったかぶりで突っ込んでくる.かえって無知を晒していることが自分自身分かっていないのですよ.一種の人格障害ですかねぇ.
投稿 kaetzchen | 2007年9月10日 (月) 19時26分
kaetzchenさん、申し訳ないけど個人攻撃は御遠慮下さい。あなたも含めてコメントを下さる方は皆私にとって大切な方々です。
それよりももう半年先に迫っている後期高齢者医療保険制度、肝腎の後期高齢者は知らない(知らされてない?)人がほとんどです。そんな方々に広く知ってもらう良い知恵はないですかね? これが導入されるとゴンベイさんが言われるように本当に現代版姥捨て山になりかねないと思います。
投稿 panta | 2007年9月10日 (月) 20時51分
医学的に妥当なのとそれに医療資源を投入できるか否かというのは別の話です。例えば、はやりのFOLFOX+アバスチンなんて薬剤だけで軽く月百万円は超えますがが、末梢神経障害出ますが、それでも使い続けられる限りはかなり持ちます。これらの薬剤が出現以前にはとっくに亡くなっていたと思える群に於てもです。限りなくお金を費やせるのならばそれも可能でしょうけど、現実的にはそれらすべてを保険でまかなうのは無理だと思います。また、普通ならあきらめる局所進行病変に対しても陽子線なり重粒子線治療なりはそれなりの治療効果をもたらします。数百万円はしますが。これらのそれなりにエビデンスのある治療についての負担は誰がどのように負担するのですか?またpantaさんは十分に効くという科学的な根拠がなくても患者さんが納得できなければ怪しげな代替医療を、しかも保険でまかなうべきだとお考えなのですか?
>K
ラテン語なんて、いまどきの論文にはせいぜい定型句にしか出てきませんが何か?ところで自称ラテン語に詳しいあんたに聞きたいんだが
1.「~ならば…」のとき、…を表すラテン語ってあったよな?それは今でも英語論文でみかけるが、当然あんたならわかってるはずだよな?
2.「同じように処方する』という意味のラテン語由来の略語は?電カル全盛になってからは消滅しかかってるけど。
3.これも英論文で時々みかける表現だが「真に」
という意味で使われるラテン語は?
4.「イノミネート」動脈の解剖学名
5.リネア・アルバはラテン語由来の解剖学名だが、どこをさす?
ついでにもう一個詐称喚問しておきたいんだが
あんた、自分のブログを胡散臭いドイツ語名にしてるぐらいだし、年齢から言っても当然知ってるはずの病名についてね。バオホツモルってなに?
投稿 HF | 2007年9月11日 (火) 00時21分
あ、ついでに言っておくと、グーグルで調べたらどうなるか検証した上で上記の問いを発してるからね。そうそうすぐにネット検索しても答えは出ないと思うよ。あんた程度のは私学出身者ならいなくもないが、それでも彼らは真にライセンスを持ってるし曲がりなりにも日常診療をこなしている。自分の惨めな欲望に負けて、嘘を重ねてるあんたよりは100倍尊いよ。
投稿 HF | 2007年9月11日 (火) 00時26分
pantaさん、はじめまして。
ゴンベイさんのコメントで貴エントリーのことをお知らせいただき拝読して、政府管掌健保に関するエントリーのTBを送らせていただきました。
まさに後期高齢者(末期患者)を家族に持つ者として、そして親族に医療関係者を持つ者として、本来市場セクターにあるべきでない医療の世界への市場原理導入は、積極的に「患者に目隠しをして」進めらていると感じています。
投稿 Rolling Bean | 2007年9月11日 (火) 08時33分
きょうも歩く: 9/10 介護保険制度の理念がなくなっている
http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2007/09/910_84c7.html
なお、筆者は自治労政治部関連の活動家です。
投稿 ゴンベイ | 2007年9月11日 (火) 19時15分
HFさん、コメント有り難うございます。
私などはFOLFOXといわれて新しい制癌剤の名前かと思ってしまいましたが、多剤併用療法の名称なのですね。私は平成の初めにに開業するまでは消化器外科医でしたが、この中では5-FUしか知りません。浦島太郎ですね。あなたの仰る「詐称喚問」も残念ながら3つしか回答できません。いや、バウハツモールもわかったぞ、って、消化器外科をかじったものがわからなかったらどうしようもないですね。
あなたが今どんな医療現場にいるか大体想像できましたし、そういうところから見おろすと先のコメントのような言い回しになるのでしょう。あなたの言っていることは間違ってないと思います。何故か大人げなく私は反発を感じて、あなたから”怪しげな代替医療を、しかも保険でまかなうべきだと…”と突っ込みを入れられるような文章になってしまいました。
すごく頭の切れそうな方ですので、是非とも医学の発展のために頑張られてください。”曲がりなりにも日常診療をこなしている”全国の開業医も期待しています。私は今のところ大丈夫ですが、いつ悪性疾患が出ても不思議ではない年齢になってきました。その際は心冷たくない主治医を捜そうと思います。
投稿 panta | 2007年9月11日 (火) 20時24分
ゴンベイさん、こんばんは。
次々と御紹介有り難うございます。なかなかすぐに見に行けないのですが、どれもこれも大変参考になりましたし、とても考えさせられました。これからも宜しく御願いします。
投稿 panta | 2007年9月11日 (火) 20時34分
私の書き方が個人攻撃かどうかは別として,少なくとも臨床現場を知らない方ではあるようですね(笑) オーソライズされていようといまいと,5月下旬にあった日本糖尿病学会では,さまざまな診療科の言い方がなされていましたよ.研究現場ばかりにいる人には,少なからずこういう屁理屈を述べる人がいるようで,私も「患者の立場として」よくからかっています(笑) 「それがどーした,俺はもっと知ってるぞ」とやると,大ていの研究医は泣きながら診察室を飛び出していきますけどね.
つまり,HF さんはその程度の「左脳と右脳に別れた」人のようです.panta さんもこれが個人攻撃になるかどうか,よく考えてから削除するなり警告するなりするべきでしょう.要するにさまき隊(まさに軍隊!)の一部の操り人形に過ぎません.彼の書いてる程度のことは専門書やネットを操れば(学会費払えばもらえる ID とパスワードで)見れる程度の話で,何の珍しい話ではありません.以上.彼の暴論には一切手を付けない方がこのコメント欄の名誉に繋がると思いますよ.
投稿 kaetzchen | 2007年9月11日 (火) 20時42分
Rolling Beanさん、TBとコメント有り難うございます。
私の両親も後期高齢者です。この問題は私たちのすぐ身近にせまりつつある、静かにしかし確実にこの国を荒んだものにする脅威そのものです。”何とか”との戦いなんて言っている国に油を売ってる(間違い、タダであげてるんですね)場合ではないですね。
投稿 panta | 2007年9月11日 (火) 20時49分
社会保障制度関係ニュースリンクを作ろうかと、大手各紙を調べたところ、該当するのは読売と日経だけ。
■年金改革 : 特集 : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/43/kaikaku_top.htm
- 年金Q&A
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/43/kaikaku_top.htm#qa
■医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/
■NIKKEI NET いきいき健康 医療制度改革
http://health.nikkei.co.jp/isk/
やはり参考になるのは赤旗ですかね。
投稿 ゴンベイ | 2007年9月11日 (火) 20時59分
がっかりだなあ、Kさん。どんな電波コメントを下さるのかと思ってわくわくしてたのに、その程度ですか。まあ答えられないのはしょうがないとして、その言い訳に「専門書やネットを操れば」はあんまりじゃない?手繰ればすぐ出るようなことすら答えられないって自分で証明しちゃってるじゃあないですか。それと、臨床科名についてですが、「血管内科」なる語は完全にあんたのオリジナルです。糖尿病学会会場のどこのなんていうセッションに参加したのか知りませんが、標榜科名にもなければ関連学会で正式に決めたわけでもなく、まして医者同士の「口語」でも使われることは無いと断言できます。つまり、そのような用語が臨床で使われていると主張すること自体が、自分が偽者だと告白しているようなものです。ついでにいうと、「医学部卒業」は主張しても医師であるとは決して明言してないですよね?どうしてですか?医師法違反になるのを恐れてるんですか?それと4月から臨床研修に混じるそうですが、マッチングはどうやって済ませたんですか?巷の教育病院は新人たちの教育でも手一杯ですよ?そんな中よくもぐりこめましたね?
投稿 HF | 2007年9月11日 (火) 21時38分
HFさん、ラテン語の宿題の答えを猫さんに教えてあげたらどうです?
1週間もしたらどっか他のブログで得々とその知識をひけらかす猫さんが見学できますよ。
投稿 ちなみに | 2007年9月11日 (火) 21時41分
>pantaさん
個人的には「高額だけど使っている限りは効く」という悪魔の誘惑のようなケモがこれから増えていくような予感がしています。イレッサに限らず分子標的薬は「花形」でASCOなんかでも華々しい成果がこれでもかと発表されています。我々に関連するところで言えばアジア人のHCCにソラフェニブがとてもよく効くことが判明して、臨床試験が中止になりました。従来なら5FU飲ませて効けばラッキー程度の薬剤しかオプションが無かったのに(それでも時折ビックリするほど効く人がいるのはご経験済みでしょう)、「お金さえ出せばもう少し生き続けられる選択枝」を提示するというある意味過酷な場面も予想されます。
だから、医療費削減圧力の中でやっていくのならばどこかで折り合いをつけなければならないのだと思います。ちょっと元エントリの主題とはずれてますが、SickOも高額抗癌剤も根っこには「政治とカネ」ならぬ「医療とカネ」の深く冷たい問題があります。
「政治家や官僚が自らの失敗を認めず、責任も負わないままドラスティックな解決を先送りにして破局を迎える」構造はかつての戦争の失敗の原因の一つだと私は考えています。同じようなことが62年たった今でも各分野で噴出していて、その一つがこの「医療とカネ」の問題なのではないでしょうか。戦前の軍需省がカンバン架け替えて戦後もほとんどそのまま生き残ったように、日本の官僚のあり方や文化は、連綿と続き今も生き延びているということを思い知らされます。
投稿 HF | 2007年9月11日 (火) 21時57分
>ゴンベイさんへ
ちょっと遅れた返事となってしまいますが・・・
医師や看護師のブログのリンク集はないか?との件についてですが,医師のブログであればm3.comというサイトのブログの一つからリンクを辿ってみてはいかがでしょうか?コメディカルはあまり見つけられないかと思いますが.
どれほど信用が置けるものかは判りませんが,加入時に現在所属している医療機関名及び,本名などを記入しなければならないため,ある程度医師であることは確実かと思われます.
>HFさん
ラテン語の問題に関してですが,正直勉強不足で半分も判りませんでした^^;畑違いと言うことで逃げたい所ですw
回答ぐらいして頂ければ良いのに・・・とちょっぴり思いました.
投稿 アルよし | 2007年9月12日 (水) 00時49分
ラテン語なんてせいぜい解剖学のとき少し触れるぐらいなのに、なんで子猫さんはこだわるんだろう。どうせ呼んだこともない書籍Aを挙げて「反論するならAを読んでからにして下さいね、私はAを原語で読みました」っつーのは子猫さんがよくやるレスだけれど。
よもやそのAに通じている人が聴衆の中に混じっているとは少しも考えが及ばないんでしょうね。もうニューロパチーどころかエンセファロパチーに至っている
ような希ガス。。。。。。
投稿 愛猫家2 | 2007年9月12日 (水) 01時05分
kaetchen大先生へ
インスリン製剤の分類は勉強しましたか(笑)
追い詰められると文章の脈絡が滅茶苦茶になるところは以前と全く同じですね(笑)
pantaさんへ
「カナダde日本語」というブログのコメント欄でこのようなものを見つけました。
>HIRO さんへ
まさしく,その通り,これは性犯罪です.しかし,あなたの立つべき立場と,私の立つ立場は正反対です.
>私はある人から,本村氏が広大時代によく通ってたビデオ店での個人情報を手に入れています.それを見ると全んどが強姦・死姦の異常性欲ビデオなのです.
>つまり,この事実が正当な手段で入手されたものならば,本当の犯人は本村氏であって,自作自演である可能性が非常に高くなってくる訳です.
>新日鉄も地元広大から入社させたエリート社員からスキャンダルを出させる訳にいかず,知能程度の低い下請けの少年をスケープゴートにしただけ,というのが真実ではないでしょうか?
>P.S. この書き込みに対するコメントは,ここには書かないようお願いします.必ず kaetzchen@mail.goo.ne.jp へメールして下さい.私が意見を書くと,そのブログを潰してしまう悪質なネットゴキが多すぎます(昨晩も津久井さんの所で騒がれたようですが(笑)).
>kaetzchen URL at 2007.09.08 00:32 [編集]
いかがでしょう。このような人間をいつまでのさばらせておくおつもりですか? まさにあなたの良識が問われています。
投稿 PACMAN2 | 2007年9月13日 (木) 01時09分
みなさん、コメント有り難うございます。
しかしkaetzchenさんが、コメントを下さるとコメント欄は花盛りですね。(いや花ではないかな…)
私に問われるほどの良識があるかどうかわかりませんが、無い頭を絞って努力してみましょう。
投稿 panta | 2007年9月13日 (木) 08時07分
団塊大量退職の影響が健保財政にでてきましたね。
東京新聞:06年度の黒字587億円減 健保組合、団塊大量退職で:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007091301000488.html
平成18 年度健保組合決算見込の概要
平成19 年 9 月6 日
健康保険組合連合会
http://www.kenporen.com/press/pdf/20070906180530-0.pdf
投稿 ゴンベイ | 2007年9月13日 (木) 18時54分
次のブログでも「後期高齢者医療制度」 に関する記事・情報量はまだまだ少ないです。
医療制度改革批判と社会保障と憲法
9条のみならず、25条も危機的な状況にあります。その現状批判を、硬い文章ですが、発信します。
http://blog.goo.ne.jp/harayosi-2/
投稿 ゴンベイ | 2007年9月16日 (日) 10時58分
以前紹介した「公務員叩きに物申す!-現職公務員の妄言」に
後期高齢者医療制度関連リンク集
http://genshoku.blog69.fc2.com/blog-entry-118.html
がありました。政府関連ばかりですが。
投稿 ゴンベイ | 2007年9月16日 (日) 18時32分
法学館憲法研究所
憲法情報Now<シネマ・DE・憲法>
映画『シッコ』
http://www.jicl.jp/now/cinema/backnumber/20070903.html
投稿 ゴンベイ | 2007年9月16日 (日) 19時25分
★宮内オリックスが民営化病院院長に賄賂!★
▽きょうも歩く: 9/16 オリックスが民営化病院の院長に賄賂
http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2007/09/916_5fcd.html
見出しには入っていないので分かりませんが、記事本文で「オリックス」の名前を出しているのは次のニュース。
asahi.com:前高知医療センター院長を収賄容疑で逮捕 業者から家具 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0916/TKY200709160112.html
業者から家電や家具、高知医療センター前院長を逮捕 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070916i413.htm
東京新聞:院長時、『PFI』で収賄容疑 同志社大教授を逮捕:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007091702049413.html
同大教授を収賄容疑で逮捕──高知医療センター勤務時にPFI事業で便宜 | 日経ネット関西版
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news003576.html
TBS News-i:高知医療センター前院長、収賄で逮捕
http://news.tbs.co.jp/top_news/top_news3659281.html
投稿 ゴンベイ | 2007年9月17日 (月) 09時30分
なる♪ママ
http://blog.livedoor.jp/naru153/archives/51054584.html
>ワンバランスのココロさん
http://wanbalance.blog75.fc2.com/blog-entry-318.html
と辿って、後期高齢者医療制度の資料を充実させている、赤松クリニックという整形外科医のブログ「スクラップブック」のを見つけました。
スクラップブック:
http://akamatsu-clinic.cocolog-nifty.com/
投稿 ゴンベイ | 2007年9月17日 (月) 18時44分
pantaさん
こんばんは。はじめてコメントします。^^
>とてもじゃないけど戦争の準備なんかをする余裕は無いと思います。‥
ほんとにそのとおりですね。日本は、これからどうなっちゃうんでしょうか?現実に住みにくくなっているのは確かです。‥ということは、他の政党はどうであれ、今の政権は良くないということですね。
それにしても、コメント欄、花盛りですね。頭の出来の差が露呈する前に退散しますが(爆)、しかし、これぞ民主主義‥ですかねぇ(笑)。pantaさんの対処の仕方には感服いたします。冷静沈着を旨とするべきですね。私は、疲れ果てて承認制にしてしまいましたが、本当はそういうことはしたくありません。もっと勉強しなければ‥(苦笑)。
ゴンベイさんに教えられて参りました。^^ゴンベイさんありがとう。
投稿 ココロ | 2007年9月20日 (木) 00時36分
いやー,PACMAN2 さんの脈絡のない無茶苦茶な引用を見ていると,大笑いですね(笑)
他人のブログでの発言を拾ってきて,さも私に人権感覚がないように見せかける,元少年をどうしても死刑にしたいバカどもの頭の程度がこれで分かるというもんです.
# あー,こういう言い方をするから「花が咲く」のかな(笑)
投稿 kaetzchen | 2007年9月20日 (木) 21時51分
>愛猫家2さんへ
>ラテン語なんてせいぜい解剖学のとき少し触れるぐらいなのに
あのねー,それって教養の程度が知れるってものですよ.私は大学1年の教養でラテン語やギリシア語を選択しました.第1はロシア語です.なぜなら,ドイツ語は既に高校時代に習得して(ロシア語もモスクワ放送のテキストで齧ってた),ドイツ語で受験したからです.大学に入ってから,他にフランス語や中国語(幸いに寮の同室の奴が数学科志望だったのでフランス語と中国語を教えてくれた)なんかを学んでいきました.
逆に言うと,愛猫家さんは学部の解剖学の時に,初めてラテン語の書かれた教科書と遺体に突き刺された「旗」(お子様ランチのような旗に解剖学の小テスト用の名前が書いてある)をご覧になった訳ですね! 大学に入られた頃には,さぞ優越感丸出しでお遊びになられたことが,よーく分かります.もしかして,ドイツ語に触れられたのも,大学に入って初めてだったんじゃないでしょうか(笑) 最近はその程度の人でも医者になれるんですねー.
私がラテン語にこだわるのは他でもない,大学の学問の基礎はラテン語であるという事実にこだわるからです.だから,教養の頃には科学史・科学哲学・科学思想史のゼミにも出入りして,ラテン語を鍛えられました(専門は3年から).ついでにクリスチャンなので,ラテン語やギリシア語の聖書も当然読むように指導されました.英語の聖書 (Today's English Version) ならその辺の洋書店に置いてあるので,手に取られてみては如何でしょう.近代科学がラテン語(正確にはギリシア語コイネー方言)とキリスト教から出発した以上,それを否定することはできません.年をとるごとに,それをつくづく感じさせられますね.
投稿 kaetzchen | 2007年9月20日 (木) 22時09分
がっかりだなぁ(笑) HF さんって,回りが専門家でないと思って,デタラメばかり言い回ってる.こういう人は蟲ですね.無視が一番.ということで,医師法違反の HF さんには退場勧告を panta さんにお願いしましょう(笑)
投稿 kaetzchen | 2007年9月20日 (木) 22時14分
>kaetzchenさんへ
色々とかかれていらっしゃるのはいつもどおりだと思いますが、それだけ語学に関して熱弁をふるわれるのであれば、HFさんの質問にお答えになっては如何でしょうか?
それが一番効果的な反撃(?)になるかと思います。
わからない場合はわからない、素直に認める器量も医師には必要かと思います。
投稿 アルよし | 2007年9月21日 (金) 00時50分
>アルよしさん
>わからない場合はわからない、素直に認める器量も
というのは HF さんの方ですよ(笑) 別に語学も熱弁を振るった訳じゃないです.ごくフツーの常識を書いたまでで.そもそも,HF さんの「質問」って,どこへ吹っ飛んでしまったか,私の視力ではスクロール画面が見えづらいので分かりません.そういうことで,無視ということで宜しいですか?
投稿 kaetzchen | 2007年9月21日 (金) 16時40分
Kaetzchen 水谷英樹 の大嘘満開や
中学レベルの語学だから逃げるだけや
語学が本当にできればニセ医者をする必要もないし、保護を受ける必要もない
投稿 薄汚れブログ | 2007年9月21日 (金) 16時51分
>kaetzchenさん
私自身も6個中2個しかわからなかったこともありますが^^;答えを知りたいと思うところもあり、上の質問をコピーして持ってきました。是非解答を示していただければ・・・
ラテン語なんて、いまどきの論文にはせいぜい定型句にしか出てきませんが何か?ところで自称ラテン語に詳しいあんたに聞きたいんだが
1.「~ならば…」のとき、…を表すラテン語ってあったよな?それは今でも英語論文でみかけるが、当然あんたならわかってるはずだよな?
2.「同じように処方する』という意味のラテン語由来の略語は?電カル全盛になってからは消滅しかかってるけど。
3.これも英論文で時々みかける表現だが「真に」
という意味で使われるラテン語は?
4.「イノミネート」動脈の解剖学名
5.リネア・アルバはラテン語由来の解剖学名だが、どこをさす?
ついでにもう一個詐称喚問しておきたいんだが
あんた、自分のブログを胡散臭いドイツ語名にしてるぐらいだし、年齢から言っても当然知ってるはずの病名についてね。バオホツモルってなに?
投稿 アルよし | 2007年9月21日 (金) 17時10分
みなさん、子供のけんかですよ。
記事の内容について話し合いましょう。
けんかならけんか専用のブログを作ってください。
投稿 mmm | 2007年9月22日 (土) 15時10分
>>mmm
そもそもたかがラテン語ごときで「子供のケンカ」
をふっかけてきたのは他でもないkさんです。
あなたが説得するべきなのはKさんに他なりません。
>大学の学問の基礎はラテン語であるという事実にこだわるから
そこまで重視しつつも、簡単な問題にすらあんたは答えられていない。しかも、単なる Nomina anatomica すらわからないと言うことを明らかにしている。ということは、あんたは既に自分の駄目さ加減を証明しているといえる。そこに有効な反論をしない限り、偽物が虚勢を張っていると断定されてしまうわけですよ。
投稿 HF | 2007年9月23日 (日) 21時22分
せめて2番の問題くらい答えて欲しかった(笑)
投稿 PACMAN2 | 2007年9月25日 (火) 14時24分
ゴンベイさん、次々と参考になるコメント有り難うございます。
最近時間が無くて御礼もできずすみません。なるべく御紹介いただいたサイトやブログは拝見するようにしていますが、東京新聞の記事はリンク切れになってしまっていて見逃してしまいました。それにしても知らないところで皆さんがさまざまな声を挙げているのに勇気づけられます。これからも宜しく御願いします。
投稿 panta | 2007年9月27日 (木) 20時08分
ココロさん、時々ブログ拝見してTB勝手に送らせていただいています。
エントリーの内容に関するコメントをいただき感謝しています。コメント欄がある方向に流れてしまっている感は否めないのですが、なかなか時間が無くうまく対処できないというのが正直なところです。今のところは時間のあるときにじっくり読んで何とか御返事していこうと考えていますが。
道標 「75 歳を迎えられるみなさまへ 」はプリントアウトして待合室においておこうかと思っています。
投稿 panta | 2007年9月27日 (木) 20時09分
HFさん、さかんにコメントいただき有り難うございます。
あなた方はある人を偽医者だといい、目の敵にしている。医者に限らず何らかの職業を騙るとしたら、それは憐れなことです。ふと我に返ったとき、当の本人が一番やりきれないことでしょう。なにせどんなに上手に仮面を被ったとしても仮面は仮面、逆立ちしても本物にはなれないのですから。そしてたいていの場合仮面はしまいには剥がれてしまいます。頭のよいあなた方がそれを見破るのはたやすいことかもしれません。でもその場合重大な誤謬があればそれを指摘し専門的な立場から訂正するだけで他の賢明なブログ読者には十分なことではないかと私は考えます。状況がわかった読者は憐憫の情も含めて様々な思いを巡らせるでしょう。どうしてそこで留めておけないのでしょうか。あなた方が鬼の首を取ったようにはしゃぎまくっていると感じるのは私だけでしょうか。挙げ句の果てにはやれ”詐称喚問”だとか称して、まるでどこぞの進学塾の鼻持ちならない小僧っ子がするような知識の品定めをする。mmmさんや私から”子供の喧嘩”と言われる所以です。そこには「医者でもないものが畏れ多くも医者の振りをするとは…」という優越意識が垣間見えるといったら言い過ぎでしょうか。
もちろんそんな自分の仮面を恥じ入る殊勝な人間ばかりではないのかも知れません。とくに匿名性の高いネットの世界では嘘いつわりを屁とも思わない図々しい人間も多いことでしょう。でもそうであれば、あなた方が大騒ぎして過敏に反応するのはまさに思うつぼだと私は思うのですがどうでしょうか。それこそ釣られてしまっているのだと思います。釣る方の立場になって考えてみると、ほとぼりが冷める頃を見計らっては誰かのかんに障るようなコメントを投じておけば、また大賑わいです。それは面白いでしょう。
投稿 panta | 2007年9月27日 (木) 20時11分
kaetzchenさん、いつもコメントいただき有り難うございます。
私はあなたの職業などに関係なく、あなたのブログに興味があってそれでTBさせていただいたりコメントにお答えしたりしています。HFさんたちのように優秀な方々は違うかも知れませんが、私には逆立ちしてもあなたのようなブログは作れないなと思っています(但し少女マンガに関しては私は萩尾望都の「11人いる!」と「ポーの一族」で凄いなと思ったきり以後まったく接触はないのですが…)。
ところが、いざコメントを戴くと、とくに他の方との掛け合いになると途端に別な顔のkaetzchenさんになってしまう。折角のあなたのブログが台無しです。医者であるとか無いとか、そんなことは匿名であるかぎり証明のしようもないし、またそれがあなたやあなたのブログの価値を決めるものでは無いはずです。些細なことにいちいち反応せずに、ブログ同様蘊蓄に富んだコメントを期待しています。
投稿 panta | 2007年9月27日 (木) 20時12分
pantaさんへ
>状況がわかった読者は憐憫の情も含めて様々な思いを巡らせるでしょう。どうしてそこで留めておけないのでしょうか。
彼が単に医師を詐称しているだけならそういう選択もありうるでしょう。しかし彼はそれに留まらず、本村氏や北朝鮮による拉致被害者に対する全く根拠の無いデマを流したり批判者に対して実に品格の無い罵詈雑言を浴びせたりしているのです。そして残念ながらあなたはそうした行為に対してほとんど放置、あるいは事なかれ主義的な対応しかされてきませんでした。私自身も左巻先生のブログを拝見したなかで、彼が糖尿病合併症や精神疾患で加療中であること、またおかれている社会的経済的状況を知るにつれ一片なりとも「憐憫の情」を感じるようになったことは事実です。しかし彼のおかれている憐れな境遇を差し引いても彼のしている他者への言われ無き誹謗中傷は到底許容出来るものではありません。彼の境遇を慮ることも結構ですが彼によって傷つけられた多くの人の名誉、人権に関してはどのように配慮されていますか?私は無条件に人を受け容れることがその人のためになることとは思いません。場合によっては突き放す事がその人にとって立ち直るきっかけになることもあるでしょう。あなたのとっている態度は本当に彼のためになっているのでしょうか?
投稿 PACMAN2 | 2007年9月28日 (金) 20時36分
「公務員叩きに物申す!-現職公務員の妄言」の最新記事「魔法のスクリプト」で、
http://genshoku.blog69.fc2.com/blog-entry-169.html
現状でも 後期高齢者医療制度のシステム構築が間に合わず来年4月実施で大混乱をきたすであろうに、政局がらみでの自民の「一時」凍結論とはと、そのいい加減さに怒っています。
彼が「高齢者医療負担凍結関連リンク集(はてな)」を作っています。
はてなブックマーク - genshokuのブックマーク / *高齢者医療負担凍結
http://b.hatena.ne.jp/genshoku/%2a%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85%e5%8c%bb%e7%99%82%e8%b2%a0%e6%8b%85%e5%87%8d%e7%b5%90/
投稿 ゴンベイ@オルタナティブ道具箱 | 2007年9月29日 (土) 20時22分
PACMAN2さん、いつもコメントいただき有り難うございます。
頭がよろしい分、尤もらしい書き方をされていますが、簡単に言えばkaetzchenさんのことが嫌いなだけで、そこにTBしたり彼がコメントよせるブログも気に入らないということだと思っていました。でも”場合によっては突き放すことがその人にとって立ち直るきっかけになる”って、心根はずいぶんとお優しい方なんですね。失礼しました。ならば私にあれこれ言わずに直接御本人を気遣ってあげてください。他のどなたかは実名?を挙げているし、あなたは彼の病気のことまでよく御存知のようで堂々と書かれている。私なんかよりも余程深い関わりを持っているのではないかと思います。
投稿 panta | 2007年10月 1日 (月) 21時18分
ゴンベイさん、こんばんは。
先日、敬老会でお話をする機会があったのですが、「後期高齢者医療制度」そのものの名称は既に御存知の方がけっこう多かったです。ただ詳しい内容となると皆さん知らないようでした。
対象となる方々に内容をよく知ってもらうことが一番の反対運動になりそうです。
投稿 panta | 2007年10月 1日 (月) 21時25分