2007年04月27日

VMware+CentOS5にXen+CentOS5を構築(2)

VMware+CentOS5にXen+CentOS5を構築(1)で準備が整ったら、
Xenの仮想端末の作成とCentOS5のインストールをします。


〜仮想端末の作成〜
CentOS5では「仮想マシンマネージャ」というものがあり、これを使うことで
簡単に仮想端末が作成できます。

アプリケーション→システムツール→Virtual Machine Managerを立ち上げます。
ローカル Xen ホストを選択し、接続。
ファイル→新規のマシン
システム名を入力します。お好きな名前をどうぞ。
準仮想化を選択し、進む。
メディアのURLにhttp://localhost/isoと入力し、進む。
ストレージの領域を割り当てでは、シンプルファイルを選択。
ファイルの場所では、ここで指定した場所に仮想端末のファイルが作成されます。
ファイルサイズはお好みで。
メモリの割り当ては、大きすぎるとエラーがでてうまく行かなかったので、
ちょと少なめに割り当てます。
インストールの準備完了でOKを押すと、仮想端末のファイルが作成されて、
仮想端末が立ち上がります。ちょいと時間がかかります。

X4.jpgX5.jpgX6.jpg
X7.jpgX8.jpgX9.jpg
X10.jpgX11.jpgX12.jpg


■追記■
コマンドからでも作成できます。こっちのほうが楽かも?
virt-install \
     -n vm_CentOs \
     -r 256 \
     -f /xen/vm_CentOS \
     -s 10 \
     -l http://localhost/iso

-n:ゲストOS名
-r:割り当てるメモリの容量
-f:仮想ファイルの保存場所
-s:仮想ファイルの容量(GB)
-l:インストールソースのURL
CUIのみでやる場合は以下のオプションも追加    
--nographics \

〜CentOS5のインストール〜
インストールはcuiモードで立ち上がります。
1、Japaneseを選択し、OK。
2、jp106を選択し、OK。
3、Enable IPv4 supportはDHCPかManual configurationを選択。
Enable IPv6はチェックを外します。
4、固定IPを選択した場合は、IPの設定を行います。
5、インストールメディアがないと表示されます。OKをクリック。
6、WEB site nameにVMware上で動いているCentOSのIPアドレスを
入力します。DHCPの方は下記コマンドで確認できます。
#ifconfig eth0X19.jpg
CentOS directoryは、CDドライブのマウントポイントを入力します。

X13.jpgX14.jpgX15.jpg
X17.jpgX18.jpg


7、メディアが見つかるとインストーラが立ち上がります。
8、パーティションを削除するけどいい?と聞いてきます。YESで。
*仮想HDDの仮想HDD(ややこしい!)のパーティションが消えるだけなので
ご安心を。

9、その後はOK、YESを押していけば進めると思います。


〜インストール後〜
インストールが完了すると、リブートします。
すると仮想端末のwindowが閉じてしまい、仮想マシンマネージャの
一覧からも消えてしまいます。
仮想端末の起動はコマンドで行います。
# xm create -c 仮想端末名
すると仮想マシンマネージャの一覧に表示されます。

X20.jpg
仮想端末をダブルクリックするとwindowが表示されます。

cuiで立ち上がった場合は
#startx
でguiが立ち上がります。

X21.jpg
これでXenにCentOSの構築が完了しました。

チャレンジャーな人は仮想化に仮想化、仮想化、仮想化、、(略)してみてください、hehe:)
オツカレサマデシタ

 

タグ:Linux Xen CentOS VMware
posted by less at 18:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | Linux
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