◇藤岡
県警は県内で初の試みとなる「スタントマンによる事故実演を伴う交通安全教室」を12日、藤岡市立石のかぶら自動車教習所で開いた。中高校生に自転車と自動車の交通事故を疑似体験し、安全意識を高めてもらうのが狙い。
同教室には県立高崎工業高校1年生40人と吉井町立入野中学校1年生59人が招待され、事故の実演を驚きの表情で見つめた。スタントマンは自転車に多い道路の斜め横断や曲がる車への巻き込みなどの事故を実演。生徒らは自動車に乗り、事故を疑似体験した。同中1年の小針和也さん(12)は「車内から人がはねられるのを見て、改めて事故の怖さを実感した」と話していた。【鳥井真平】
毎日新聞 2007年9月13日