子どもの心に配慮して
公明新聞:2007年9月27日
いじめ自殺取材でマスコミに協力を要請
池坊文科副大臣
子どもの心に配慮して――。いじめによる自殺の渦中にある学校へのマスコミの取材について、池坊保子文部科学副大臣(公明党)は、25日付で「マスコミの皆さま方へのお願い」と題して、生徒の心情に十分な配慮を要請した。
兵庫県神戸市で高校3年生の男子生徒が飛び降り自殺した事件に関して、生徒の中には、友人から自殺者や逮捕者が出たショックに加え、経験したことのないマスコミの取材に戸惑い、不登校になるケースが出てきた。このため、公明党の地元市議会や県会議員を通して、「何とか国が対応してほしい」との要望が寄せられ、池坊副大臣は、マスコミへの協力を呼び掛けた。
要請にあたって、池坊副大臣は、「生徒たちが、いち早く平常の学校生活を取り戻すためには、周囲の十分な配慮が欠かせない」と訴えるとともに、現場の声を真摯に受け止め、いじめ自殺の再発防止に尽力する決意を強調した。
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