前橋地裁は28日、飲酒運転で自損事故を起こしたとして、20代の男性事務官=群馬県安中市居住=を停職3カ月の懲戒処分にした。事務官は同日、辞職した。安中署は近く、道交法違反(酒気帯び)の疑いで、事務官を書類送検する方針。
事務官は「大変申し訳ない。なぜ乗ったのかよく覚えていない」と、話しているという。
地裁によると、事務官は19日夜、同県富岡市の飲食店2軒で、同僚の男性職員とビールジョッキ2杯、日本酒4、5合とカクテル数杯を飲んだ。
乗用車で帰宅途中の20日午前零時10分ごろ、道路脇の電柱に衝突、ひざなどに軽傷を負い、病院に搬送され入院した。
その際、通報で駆け付けた安中署員が飲酒検知し、呼気1リットル中0・55ミリグラムのアルコールが検出された。
地裁の大橋寛明所長は「職員は法を順守すべき立場であり、極めて遺憾。今後指導を徹底したい」とコメントした。
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