社保庁 自主返納額は15億円
これは、1日に社会保険庁が記者会見して明らかにしたものです。それによりますと、社会保険庁は、職員1万6694人全員に対し、役職に応じてこの夏に支給されたボーナスの50%から5%を自主的に国庫へ返納するよう求めました。その結果、ことし8月末現在で、職員全体の93%に当たる1万5571人から返納の申し出がありました。返納を申し出た職員の中には、家計の状況などで分割で支払う人も含まれていますが、今年度末までに10億5899万円が国庫に返納される見通しです。また、社会保険庁では、発足した昭和37年からことし6月までの間に本庁で課長以上の役職を務めた元職員など4541人にも、現役の職員と同じ程度の金額を国庫に返納するよう求めていましたが、ことし8月末現在で返納の申し出をしたのは全体の51%に当たる2335人で、金額にして4億3642万8000円でした。現職とOBを合わせた国庫への返納額は14億9541万8000円で、今年度末までに年金関係の特別会計に繰り入れられることになっています。 |
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