2007年 10月 1日
日本郵政グループ発足
日本郵政公社が1日、民営・分社化され社員数24万人の国内最大規模の企業グループ日本郵政グループが発足しました。岡山市の岡山中央郵便局では民営化を記念した切手を販売するため郵便事業会社の開業時刻を30分早め、午前8時半から業務をスタートさせました。今回、販売される記念切手は10枚1シートの80円切手2種類でオープンと同時に窓口には切手ファンが列を作り、次々に買い求めていました。「日本郵政グループ」は、郵便、銀行、生命保険、郵便局窓口の4つの事業会社と持ち株会社からなります。民営化されても郵便、貯金、保険で全国一律のサービスが提供されますが、振込み手数料の変更などもあり、注意が必要です。

気象庁の緊急地震速報始まる
強い揺れを伴う地震を事前に警告する気象庁の緊急地震速報の一般への提供が1日から始まりました。緊急地震速報は最大震度5弱以上の地震が予想された場合に、気象庁が震度4以上のエリアに対して、警戒を呼びかけるものです。OHKではテロップで気象庁が発表する緊急地震速報をお伝えする事にしていて、強い揺れが予想される地域を視聴者の皆さんにお知らせします。震源から離れた場所では揺れがくる数秒から数十秒前に情報が届くと予想されています。気象庁では予想される地域に地震がなかった場合は即座に、取り消しの情報を提供する事にしています。

倉敷市で火事相次ぐ、放火の疑い?
31日深夜から1日未明にかけて倉敷市で倉庫などを焼く3件の火事が相次ぎました。警察では連続放火の可能性もあると見て調べを進めています。31日午後10時45分ごろ倉敷市四十瀬の倉敷山商の倉庫から煙が上がっているのを通行人が見つけ119番通報しました。消防で消火活動にあたった結果火は約1時間後に消し止められましたが鉄骨スレート葺き2階建ての倉庫約500平方bを全焼しました。また2時間後の1日午前0時45分ごろには最初の火事現場から約2`離れた倉敷市稲荷町でマンションの建設現場で休憩所の一部を焼く火事があったほか、午前2時半ごろには、倉敷市阿知で車庫と車4台を焼く火事がありました。いずれの火事もけが人はいませんでした。3件とも火の気のない場所から出火していることや、現場が半径3`圏内に集中していることなどから警察では連続放火の可能性もあると見て調べを進めています。

岡山市で路面電車と軽乗用車が接触
1日昼前、岡山市で路面電車と軽乗用車が接触する事故があり、1人が軽いケガをしました。事故があったのは岡山市清輝本町の清輝橋北交差点です。1日、午前11時40分ごろ岡山市の28歳の女性が運転する軽乗用車が線路をまたいで右折しようとしたところ後ろから走ってきた路面電車と接触しました。この事故で軽乗用車を運転していた女性が右肩打つ軽いケガをしました。路面電車には乗客はおらず、運転士にもケガはありませんでした。警察では軽乗用車を運転していた女性が無理に右折しようとしたのが事故の原因と見て調べを進めています。

JR四国がアルコール検知器
JR四国は列車の乗務員全てを対象にアルコール検知器の使用を1日から義務付けました。アルコール検知器の使用義務付けは列車の安全な運行を徹底するため、決めたものです。対象となるのは乗務前の運転士と車掌全員でこのうち高松運転所では運転士がアルコール検知器に息を吐きかけアルコールをチェックしていました。これまでJR四国では確認点呼の際飲酒が疑われる場合のみアルコール検知器を使用していました。しかし飲酒による事故が社会問題となっていることからより厳しい姿勢で臨もうと導入を決めたものです。アルコール検知器の使用を義務づけたのはJRグループでは5番目ということです。

岡山空港利用促進ローラー作戦
岡山空港の利用客増加を図ろうと岡山県などが1日から県内外の企業約150社に対して利用促進を働きかけるローラー作戦を始めました。今回の作戦は韓国や中国など岡山空港の国際線就航先に進出している企業などを対象に行ったものです。企業側からは岡山・上海便について午前に岡山空港を出発できる飛行機のナイトステイを実現してほしいなどの要望が出されていました。

赤い羽根共同募金スタート
赤い羽根共同募金が1日、全国一斉にスタートし、JR岡山駅前では募金の開始式が行われました。大学生やボランティア団体の職員ら約200人が集まり、道行く人たちに募金を呼びかけていました。赤い羽根共同募金は1日から12月31日まで行われ、岡山県では4億3千万円、香川県では約2億8千万円を目標にしています。集められた浄財は社会福祉施設の施設整備などに役立てられます。