KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2007年10月1日(月)の KCT TVニュースから]

きょうから郵政民営化

国営だった郵政事業が1日から全国一斉に民営・分社化され、日本郵政グループとして新たな一歩を踏み出しました。
このうち倉敷郵便局では、「JP・日本郵政グループ」のロゴの入った看板が掲げられました。日本郵政グループは、従来の郵便局業務を「郵便」・「郵便貯金」・「簡易保険」の3つに分社化したほか3つの業務全ての窓口業務を請け負う会社の合計4つの民営会社で組織されています。倉敷郵便局内の窓口は、業務別に色分けされ真新しい制服の従業員が訪れた人の対応にあたっていました。また県内では、岡山中央郵便局と倉敷郵便局にしかない「ゆうちょ銀行」直営の窓口も新設されました。従来の郵便貯金が銀行になることで振込みや口座間送金の手数料が一般銀行並みに値上がりしました。しかし、この部分以外に民営化による利用者への大きな変更点はなく、貯金通帳なども今までのものをそのまま利用できます。倉敷郵便局では、昨日、おとといの土日、休日返上で過去の書類の整理や窓口対応のリハーサルなどを行いきょうの日を迎えたということです。また、1日は、郵政民営化を記念した切手の販売も行われました。

赤い羽根共同募金はじまる

赤い羽根共同募金がスタートし、各地で街頭募金が行なわれました。
JR倉敷駅前では、岡山県共同募金会倉敷支会のメンバーなど31人が道行く人たちに「赤い羽根共同募金にご協力下さい」と呼びかけ、募金の協力者の胸に赤い羽根をつけていました。岡山県共同募金会倉敷支会の前年度の募金額は2561万円で、今年度は3756万円を募金目標にしています。集められた募金は、障害者の共同作業所などの備品の購入や建物の改装、ボランティアの活動費用として使われる予定です。赤い羽根共同募金は、年末の12月31日までの3ヶ月間行われます。

総社市長選挙懸垂幕設置(総社市)

市長の辞職に伴い行われる総社市長選挙の告示まで1週間をきり、総社市役所などに投票を呼びかける懸垂幕が設置されました。
懸垂幕は、総社市役所本庁のほか、山手・清音の支所の3箇所に設置されました。「明るい選挙あなたがつくるよい市政」と書かれているほか、10月14日の投票日が記載されています。総社市選挙管理委員会ではこの懸垂幕のほか、駅や公民館など市内8箇所に立て看板を設置し、市民に投票を呼びかけることにしています。平成17年に行われた前回の市長選挙では投票率は67.10%と前々回平成14年の市長選挙を9・35ポイント下回り、過去最低となりました。今回の選挙には、前総社市長の竹内洋二さんと元行革担当大臣秘書官の片岡聡一さんが出馬を表明しています。総社市長選挙は、今月7日に告示、14日に投開票されます。

JFE中途採用者入社式(倉敷市)

JFEスチール西日本製鉄所で中途採用の新入社員の入社式が行われました。
入社式には、64人の新入社員が臨みました。中途採用の採用数としては過去最多の人数です。ほとんどの人が製造業を中心に他の企業から転職した人です。JFEスチール西日本製鉄所の野村寛所長は「工場とは工夫する場です。即戦力の人材として新しい風を起こし職場の刺激につながることを期待します」と挨拶しました。これを受け新入社員を代表して井上泰利さんが「どんな困難にもくじけず高い目標に向かって精進したい」と抱負を述べました。JFEスチール西日本製鉄所は、単一の製鉄所としての粗鋼生産量が2006年度実績で2050万トンと世界第1位です。しかし、中国が急激に増産を続けており競争に勝つためには若い世代へのものづくり技術の伝承が急務となっています。入社した新入社員は研修をしたあと今月下旬にはそれぞれの職場に配属されます。

呉妹小児童がKCT見学(倉敷市)

倉敷市真備町の呉妹小学校の5年生がKCT情報センターを見学に訪れ、ケーブルテレビ局の仕事の一端を体験学習しました。
KCT情報センターを訪れたのは、倉敷市真備町にある呉妹小学校の5年生25人です。社会科で学ぶ「放送局の仕事」について前もって勉強するためです。この日の見学では、放送やインターネットなどケーブルテレビ局が行っている仕事の内容について説明を受けたあと、実際に番組が作られているスタジオなどを見て回りました。多くの放送機器が並ぶサブコントロールルーム。様々な映像や音声が集まる放送局の中枢です。KCT社員から説明を聞いた後カメラのリモコン操作を体験するなどしました。続いて見学したのは、情報番組「KCTワイド」でも使用しているスタジオです。子供達は、アナウンサー役とカメラマン役とに分かれて一日テレビマンの仕事を体験しました。カメラマンを体験した児童は、KCT社員の説明を受けながらカメラのモニターを興味深げに覗き込みアナウンサー役の友達を撮影していました。

姉妹都市提携記念式典(倉敷市)

倉敷市とオーストリア・サンクトペルテン市との姉妹都市提携50周年を記念した式典が、先月30日、倉敷市内のホテルで開かれました。
記念式典には、先月29日から倉敷市を訪れているサンクトペルテン市の市民訪問団をはじめ倉敷市の関係者らおよそ100人が出席しました。式では、古市健三倉敷市長が「倉敷市にとってサンクトペルテン市は姉妹都市第一号の都市で、これまで半世紀にわたって交流を培ってきました。今後も両市にとって実りある交流が生まれることを願っています」と挨拶しました。これを受け、サンクトペルテン市のマティアス・シュタードラー市長は「オーストリアには『離れるほどひきつけあう』という諺があります。この言葉はまさに地理的に遠い両市の友好関係を物語っている」と話しました。このあと、古市市長とシュタドラー市長により姉妹都市宣誓書のサインが行われ、今後の交流の発展を誓いました。倉敷市では、今月4日にサンクトペルテン市へ市民訪問団を派遣し、現地で交流を深めることにしています。

倉敷でサイエンスカフェ(倉敷市)

喫茶店で会話する感覚で、気軽に科学について語り合う「サイエンスカフェ」が倉敷市東町の夢空間はしまやで開かれ、参加した20人の天文ファンが、最先端の宇宙科学についての話を聞きました。
これは、倉敷科学センターと国立天文台岡山天体物理観測所が開いたものです。2回目の開催となる今回は、会津大学 助教で、惑星科学を専門としている寺薗 淳也さんを講師に招き、先月14日に打ち上げられた日本の月探査機「かぐや」の果たす役割や、今後、可能性が期待される人類の月面での生活についてなどの講義が行われました。寺薗さんは、「月の夜は14日間続き、温度もマイナス100℃以下になるため、人が長期間居住するためには月面でのエネルギー源の確保が不可欠」と説明しました。参加者は、アメリカのアポロ計画以来、およそ40年ぶりに日本が行う大規模な月探査の話を聞き、月の誕生の謎や、今後の探査計画についてなどの宇宙談義に花を咲かせていました。

(最終更新 10/01-19:18)

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