天引き問題、グッドウィル側は争う姿勢
大手人材派遣会社「グッドウィル」を相手に、派遣労働者が、天引きされた給与の返還を求めた裁判で、グッドウィル側は、1日の第一回口頭弁論で全面的に争う姿勢を示しました。 この裁判は、「グッドウィル」の派遣労働者26人が、給料から1回の勤務につき200円を、「データ装備費」の名目で天引きされたことについて、法的な根拠もなく金の使い道も不明だとして、グッドウィルに対し、あわせて、およそ450万円の返還を求めているものです。 この日の第一回口頭弁論で、原告側は「1回につき200円とはいえ、月にすると5000円、5日間の生活費になる。取られることを希望すると思いますか」と訴えました。 一方、グッドウィル側は、天引きを認めた上で「違法性はなかった」と全面的に争う姿勢を示しました。(01日14:55)
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