ROUND.4
[ 2007. 6.9 〜 6.10 ] Switch
Korean |
Driver
立川 祐路 Driver 佐々木 孝太
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■岡山はフォーミュラ・ニッポン初開催
フォーミュラ・ニッポン第4戦が、6月9日、10日に「岡山国際サーキット」で開催されました。
レースウィークは晴れたり曇ったり、突然雨が降ったりと、不安定な天候となりましたが、同サーキットでのフォーミュラ・ニッポンの開催は、初めてということで中国地区、関西地区、西日本地区から多くのファンが、日本トップカテゴリーのエキサイティングなレースを一目見ようと集結しました。 |
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■予選は、7位と9位のシングルグリッドに
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土曜日の予選日。天候は曇空から太陽が顔をだしてきて、気温も上昇。しかし前日の夜から降った雨の影響でコース上はまだウエット状態で予選1回目がスタート。
各チームは、路面状況の回復を見越してピットで待機していました。予選残り15分のところで、路面は乾いてドライに状態になり、各チームがコースイン。立川はニュータイヤを装着しタイムアタックに挑み、計測3周目に1分18秒186をマークして3位に浮上。
一方、12号車の佐々木は残り10分でアタックに挑み、1分18秒326をマーク。続いてセッション残り5分、立川はニュータイヤ2セット目を投入。1分17秒833を叩き出し、上位に食い込みましたが、黄旗中のタイム更新だったため、タイムが抹消され、立川は7位、佐々木は9位で予選1回目を終えました。
午後の予選2回目。開始直前に雨が降り始めコースは一転してウエット状態に。定刻通り予選2回目がスタートしたものの、ピットアウトするマシンは、わずか6台。完全にウエットとなった路面により、どのマシンも予選1回目のタイムを上回ることができず、他のチームはピットで待機状態に。残り15分を切ると、立川、佐々木、2台ともにコースインし、路面コンディションを確認しながらマシンのフィーリングを確かめ、タイムアタックすることなく予選2回目を終了しました。
今回は予選一回目のタイムが明暗を分けた形となり、我々は、立川が7番、佐々木が9番グリッドというシングルグリッドから決勝に挑むこととなりました。
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■立川はスタートを決め、佐々木はクラッシュに巻き込まれ
日曜日の決勝日。朝から晴れ間が広がり、絶好のレース日和だと思いきや、正午あたりに突然雨が降り出してコースは一転してウェット状態に。ところが、スタート前の14時を回ると、その雨も止み晴れ間が出てきて、コースは完全に乾いたドライコンディションでの決勝レースがスタートしました。
7番グリッドからスタートした11号車の立川はスタートをうまく決め、オープニングラップ5位で通過。一方、9番グリッドからスタートした12号車の佐々木はスタートで失敗してしまい、大幅にポジションダウンしてしまいました。
ここで予期せぬアクシデントが発生。1周目、バックストレート先のヘアピンで多重クラッシュが発生し、これに佐々木が巻き込まれて接触コースアウト。
マシンにもダメージを受けてしまいました。この多重クラッシュにより、セーフティーカーが導入され、我々は当初の予定を変更して、立川をセーフティーカー導入中にピットインさせて、タイヤ交換と給油作業を済ませコースに復帰させました。
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■佐々木は除々にポジションアップするが・・・
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佐々木のマシンは、カウルを支えているロットが折れてしまい、そのロットがリヤタイヤの前にぶら下がってしまったため、タイヤのバーストを防ぐため、急遽、ピットイン。立川はチームの作戦が功を奏し、じわじわと順位を上げて行き、順調にラップを刻み、49周目には6位にまでジャンプアップ。佐々木は接触の影響でアライメントのずれたマシンを懸命に操っていましたが周回遅れとなってしまいました。
立川は途中、ブレーキにトラブルを抱えてしまいましたが、最終ラップまで何とか持ちこたえ、6位でフィニッシュし入賞を果たしました。一方の佐々木は多重クラッシュに巻き込まれたことが、最後まで尾を引いて18位でチェッカーを受けました。
今回は2台ともにシングルグリッドからのスタートで、表彰台こそ逃しましたが、確実にレベルアップをしています。次回こそは2台ともに入賞、そして表彰台の獲得を狙います。
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■Formula Nippon
Round.4 Photo Gallery
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