yogurting ヨーグルティング

2007年09月

2007年09月25日

壊滅

 今回のプロジェクト始まって以来の壊滅的被害が発生した。

 昨日の昼間、パソコンの電源を入れたまま、私は外出した。外出といっても、せいぜい三十分ほどの短時間だ。だが、その間に事件は起こった。
 ふと、戻ってパソコンのディスプレイを見ると、真っ黒な画面になっている。スクリーンセーバーの作動など、普通の出来事でしかないので、気にしていなかった。ところが、よくみると、画面上部に何か、電気的な不規則なマークのようなものが映りこんでいる。
 はっとして、キーボードを叩いてみた。反応はない。再起動を入力したが、反応などない。結局、無理やり電源を落とすしかなかった。そしてそれ以降、二度とパソコンが立ち上がることはなかった。

 何が原因だったのか。新しいグラフィックカードのせい、ではないだろう。恐らく、CPUかマザーボードが壊れたのだ。しかし、それにしても。

 物品の破損と、それゆえの出費は、まぁ、仕方がない。しかし、最も恐れていた事態が、ついに発生してしまったのだ。

 Dドライブに溜め込んでおいたデータ。まだ、正式にバックアップを取っていないデータの一部が、破損していた。ファイルだけならば、あるのだ。しかし、何をしようとも正しく読み込まれることはない。さながら、過去のファイルの亡霊がそこにいるかのようだ。
 開発データにダメージが及ぶとは、最悪の状況だ。しかも、一部はバックアップ前のものだから、これはもう、声優様や絵師様に呼びかけて、データの回収に努めるほかない。

 ・・・なんとか、この状況から立ち直らなくては・・・。

sangedou at 00:38|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2007年09月21日

イライラ、寝る暇なし

 真夜中の2時を過ぎたのに、やることがありすぎて寝られない。ああ、もう・・・。

 派遣社員などになるものではない。今日、脅迫された。

「○×さん(私)に、お客様も期待してくださっていて、評価していただけていて、間に入った△□社さんの方も、勤務時間二百時間以上で残業代のところを、百八十時間から先は自前で出すとおっしゃっていますし、私も契約形態で努力して、少しでも○×さんの給与をあげようと努力しているわけで・・・これで受けていただけないとなると、今後のお仕事の紹介の際にも、○×さんはちょっと信用できないかな、という判断をせざるを得ないですねぇ・・・。」

 婉曲な言い方だが、これはれっきとした脅迫だ。
 この仕事、私のスキルや職歴には、ぴったりとはこない。要求されている業務内容について、自分の経験が浅いことを知っているので、断ろうとしたのだ。それに対する言葉が、これだ。
 受けないなら、つまり、今後はいい仕事は出してやらない、まともな仕事につけると思うなよ、という・・・まったく、なんということを言ってくれるものか。
 普通は、逆だろう。今回は少し無理を申しますが、受けていただきたい、もしやっていただけるなら、次こそもっといいお仕事を見つけさせていただきます。
 こんな、強圧的な態度を取られて、気持ちがいいはずがない。ナメるな、とは思う。思うが、こちらは放り出されれば無職の身。その弱みをつけると思ったか。
 人伝に職場を見せられて、たった二日でこの言葉だ。相手を急かす、というのは、派遣会社共通の説得技術なのか。馬鹿にするにもほどがある。

 そういうわけで、ここのところ、まともに寝られないでいる。次の仕事を探すために、生活が圧迫されているのだ。
 だが、その合間を縫ってでも、制作作業は進めなくてはいけない。これから、メールを何通書けばいいのか・・・でも、ここで手を抜くわけにはいかない。仕事の立ち上がりの段階で、どんどんメールを出して、絵師様のモチベーションをあげていかないと、ここまでの努力が水の泡になってしまいかねない。

 まったく・・・まったくまったく・・・。
 忙しいだけでなく、イライラし過ぎて、眠れそうにない。

sangedou at 02:12|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2007年09月19日

余裕があんまり

 何もなかったわけではないが、昨日などは特に、多忙すぎて、ブログを書いている余裕がなかった。

 ひどいものだった。結局転職することにはなったのだが、どこに転職するかは、まだ宙に浮いたまま。話は一つ、既に内定しているのだが、それは自分の希望する条件に合っているとは言いがたい。仕事の多いこの時期だというのに、頼みの営業さんは、見当違いな仕事ばかり取ってくる。
 プライベートがそんな状態で、制作作業に集中しきれるわけもなく・・・。

 それでも、ついにキャラクター系、カード系の描画担当者が決まった。今日、挨拶がやり取りされたところだ。早速、カード系の担当者には、資料を送る必要がある。
 一方で、問題も起きている。ここ数日、連絡の取れないままになっている声優様、それに絵師が出ている。条件を示した上で「やります」と明言し、こちらから相手の質問にも答えて、資料まで送りつけたのに、ここ数日、返事もない。またか・・・という感じだ。
 この繰り返し、いつまで続くのだろう?

 いい人に恵まれる、ということがあれば、こういうことにはならなかった。
 仕事の営業も、こちらの作業についても、人の問題でつまづいてばかりいる。そして、ますます神経がまいってしまって、人嫌いにもなる。悪循環だ。

 今度の三連休で、どこまで体制を整えられるだろうか。なかなか状況は難しい。

sangedou at 23:12|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2007年09月11日

わかる言語を行使せよ

 システム画像担当の絵師様から、困っているとのメールをいただいた。
 どんな感じに描けば、ゲームのイメージに沿うのかが、いまいち想像できないという。

 実は、結構いろいろな問題があって、難しいのだ。

 まず、メインの絵師が決まっていないこと。カード画像だけでなく、キャラクター系画像が決まらないと、どうにもゲーム全体の画風が決まらない。だから、どう描いたらいいか、とても判断しにくいのだ。
 この点では、今、一名ほど対応中の絵師様がいらっしゃって、うまく交渉が進めば、これで画風確定ということになる。その時点で、各絵師様それぞれ同士をご紹介して、連携して作業していただくようにもできるだろう。

 しかし、難しいのはそれだけではない。
 肝腎要となるのは、半透明部分の処理なのだが、実はシステム系画像というのは、そのまま表示されるとは限らない。ものによっては、上塗り上書きで表示するのではなく、半透明的に表示される場合がある。
 だが、そこが実は厄介なモノになっていて・・・。

 プログラムを記述する時、本当の半透明処理を実装するのは避けたのだ。Windows2000から先には、一応、半透明を描画するための命令(API)は存在している。だからそれを使えばいいのはわかっていたのだが、そうすると、描画速度が遅くなるし・・・。
 それに、動作信用がおけなかったのもある。今時、Windows98でプレイする人などいないとは思うが、こういう新入りの処理を組み込むと、後でどうなるかわからない。つまり、XPやVistaでその部分の描画系の仕様変更があったとすると、もうどうしようもなくなってしまう。
 そういうわけで、まったく伝統的に、BitBlt命令の乗算処理でごまかしておいたのだ。これは、正しくは半透明ではない。色を混ぜ込んでしまうだけだ。

 だから、どういうことかと結論を述べると、絵師様がイメージした通りの色で半透明になるわけではない、ということだ。これは、きっと絵師様も想像はしていない部分だろうから、説明はしないといけない。でも、言葉ではきっと通じないだろう。
 では、どうするか。

 結局、スクリーンショットを十枚以上準備して、送って渡した。こういう色合いの画像を使用すると、こういう感じになりますよ、と絵で示すのが、一番の近道というわけだ。
 自分で試行錯誤してもらってもいいのだが、こんなところで根気を使い果たされても仕方がないし・・・。

 さてさて、これでうまくいくといいが。

sangedou at 22:46|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2007年09月09日

まだまだ決着せず

 万事、展開が鈍い。停滞気味だ。

 絵師様の募集には、今のところ、一名様しか応答がない。それも、しばらく前にこちらからメールをお送りしたのに、返事がずっともらえなかったので、これはもう駄目かな、と思ったのだが・・・昨夜、やっと返事があった。週明けに、過去の作品を見せていただけるという話になった。
 作業再開を約束した、他の絵師様に関しても、問い合わせに返事のメールを書いたが、あれ以来、返事がない。私の回答内容では、作業を進められないのだろうか。それにしても、何か一言欲しいところだが・・・。
 声優様の件では、進展があった。ある役柄の声優様は、ほとんど仕事を済ませてくださった。あと一息で、また一つ、枠が埋まる。喜ばしいことだ。

 そして、私個人の懸案事項もある。転職だ。
 今度の月曜日に、ある程度の目処がつく、と派遣会社の営業が言っていた。果たして、その通りになるだろうか。
 実は、先週金曜日の段階で、上流工程の仕事はあったのだ。サブリーダーで、開発の一線に立つというよりは、それを統括する側の仕事なのだそうだが・・・仕事内容は問題ないのだが、九月中に現場にきてくれというのは難しい。今の契約を無視も出来ない。
 派遣社員はどうしても、一週間くらい前とか、直前に仕事が湧いてくることが多い。逆を言えば、呼ばれたらすぐこい、ということだ。十月一日から、という話なのに、そんな都合など、誰も聞いてくれない。
 こういう状況なので、十月以降の仕事を確保してやめる、というのが、かなり難しい状態だ。これを打開できればいいのだが・・・。

 とりあえず、二日間で多少の休養にはなった。それだけは救いだ。
 来週以降、色々な決断が待っている。きれいな決着がつけられればいいが・・・。

sangedou at 18:25|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2007年09月05日

さて、再募集

 ドット絵師のコミュニティーで、募集をかけた。これまではイラストレーターのサイトでばかり人を探したのだが、今度はドット絵師、よりゲームの世界に近い人間が多いだろう。応募してきてくれればいいが・・・。

 データ入力作業を自前でやってみて、よくわかったが、これは慣れないとかなり苦しい。量が多いと、それだけでへとへとにもなる。といって、楽する手段があるわけでもなさそうだ。

 転職の件は、まだガタついている。今の職場は、先週までは2550円までしか出さないといっていたのに、今週になってやめると明言すると、2800円は出すと言い始めた。私の能力をかってくれているわけでもないみたいなので、何か人数その他の問題でもあるのだろう。
 もう一箇所の、これからまさに転職するかも、という場所の側は、こちらはこちらで、まだ案件が出揃っていないらしい。なんとも落ち着かない・・・。

 今夜の残った時間、若干でもデータ入力をしておこうと思う。オープニングシーンくらい、原作者の手で仕上げなくては・・・。

sangedou at 23:31|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2007年09月01日

嚆矢

 データ入力を開始してみた。自分の作ったプログラムで、正式なイベントデータを。まずはオープニングシーンから、入力している。
 なかなか大変だ。分量が多い。それだけならいいのだが、問題は・・・小さなバグが見つかっている。
 原因はわからないし、他のPCでは起きないのかもしれないが、たまに描画のタイミングが狂うケースがある。補正のための手段を考えなくてはならない。
 もう一つ、台詞の入力部分に、一部仕様漏れがあった。これも直そう。
 プログラムというものは、正式運用すると、えてしてこういう問題が発覚するものだ。一通りの作業を通して、手直しを進めていければと思う。

 この入力作業とともに、これから、現時点で作業をお願いしている皆様に、メールをお送りする。作業復帰を促すためだ。どれだけ戻ってくるだろうか。今から胃袋がずっしりと重い。胃薬を飲まないと、今夜は寝られそうにない。

 さて・・・では、作業を片付けてしまおう。

sangedou at 23:20|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)