
女優L・マクスウェルさん死去 007のマネーペニー役
2007.10.01
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15:48
 JST
- CNN/AP
ロンドン──映画「007」シリーズでジェームズ・ボンドの上司Mの秘書「ミス・マネーペニー」を演じた女優ロイス・マクスウェルさんが9月29日、入院先のオーストラリア・パース市内の病院で死去した。80歳だった。BBCが30日伝えた。
カナダ・オンタリオ出身。ラジオドラマで芸能界入りし、15歳でカナダ軍芸能部門の一員として渡英した。1940年代後半にハリウッドに移り、シャーリー・テンプル主演作「That Hagen Girl」への出演でゴールデン・グローブ賞を獲得。イタリアを経て、50年代に英国に戻った。
「ドクター・ノオ」(62)から「美しき獲物たち」(85)まで、007シリーズ14作にマネーペニー役で出演。スタンリー・キューブリック監督の映画「ロリータ」やテレビ番組にも出演した。遺作は「フォース・エンジェル」(2001)。
ボンドを演じた俳優ロジャー・ムーアさんによると、マクスウェルさんはがんを患っていた。