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2007年10月1日

▼ 地域医療研究センター設置


県と徳島大学が協定に基づいて、きょう、『地域医療研究センター』が、海部郡牟岐町の県立海部病院に設置されました。

地域医療研究センターは、医師不足の解消のための活動拠点として、産婦人科医をはじめとする医師不足がすでに起きている牟岐町の県立海部病院にきょう、設置されました。地域医療研究センターに勤務するのは、徳島大学大学院教授の谷憲治医師ら内科医2人です。谷医師は、毎週金曜日、もう1人の西條敦郎医師は、火曜から金曜まで勤務して、内科の診療をするとともに、地域密着型の臨床実習をおこなうために診療記録の蓄積などをおこないます。

きょうの開所式では、谷医師が、「地域医療への情熱と 総合診療をできる能力、そしてスタッフとの連携を大切にできる学生や研修医を育てられる成果を残したい」と決意を述べました。

県保健福祉部
佐野雄二次長
「魅力ある研修プログラムを開発してもらい全国の若い医者が海部病院で総合診療医として育ってもらいたい」
「全国から集まってもらうことで医師不足を解消してほしい」

徳島大学院 地域医療学分野
谷 憲司教授
「長期的な課題になると思うがやはり学生教育のカリキュラム作りが非常に重要」「具体的には来年1月から地域 医療に関する講義を始めるようにしているので地域医療に情熱を持つ医師がこれから育ってくることが期待できる」



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