病院の実力、指標作り 循環器病センター2007年10月01日10時08分 病院の実力を正しくはかるために、国立循環器病センターは、約30の国立病院機構の病院に呼びかけ、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中の患者を対象にした新しい評価システムづくりを始める。手術の成功率や患者の死亡率では、重症患者が集まる病院ほど表面的な成績が下がる矛盾があった。約2年かけて重症度や治療内容など必要なデータを分析し、客観的な判断ができるように指標を絞り込む。 同センターと各病院をインターネットで結んだ患者登録システムをつくり、治療成績に影響する指標を探し出す。登録する項目は、患者の年齢や既往症、重症度を示す検査データ、投薬やカテーテル治療の有無、治療開始までの時間など約100項目にのぼる。10年3月までに治療を受ける心筋梗塞患者2000〜3000人、脳卒中患者4000〜5000人を対象にする。 PR情報この記事の関連情報暮らし
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