給食費支援実現を求め署名を集めることを再確認した県保育向上推進協議会=30日、宜野湾市中央公民館 |
【宜野湾】約80の認可外保育園で構成する県保育向上推進協議会(伊集唯行会長)は30日、宜野湾市中央公民館で「認可外保育園の児童への給食費支援をめざす学習決起集会」を開き、県知事や自治体首長に給食費支援実現を求める署名を集めることを再確認した。
06年度当初予算で算出すると、認可外保育園の児童1人当たりの公的助成金は、法人の認可保育園の1人当たりの助成金の約1・04%しかない現状がある。
県内449カ所、1万8036人(2007年4月現在)の認可外保育園に通う児童の給食費を1食300円で試算した場合、年間約13億円の費用になるという。
協議会は、県議会6月定例会の少子・高齢対策特別委員会での福祉保健部長の支援検討の答弁などから、給食費支援の実現性が高いと判断、8月の総会で署名を集めることを決めていた。
集会では、10月21日に署名を集約し、26日以降に県に要請していくことを決めた。
伊集会長は「県内の子どもを取り巻く大きな問題を何とか解決しようという動きが出ている。保育園、保護者の団結した取り組みが重要になってくる」と呼び掛けた。
協議会事務局連絡先は098(898)6602。
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