保育料の滞納増加を受け、広島市が保育園の入園を認める判断基準として、滞納があるかどうかを来年度から加える方針を保護者に通知した。滞納しているのに納付相談にも応じない悪質な場合は退園させて待機児童を入れたり、きょうだいの入園を認めなかったりすることもありうるという。滞納を減らす苦肉の策だが、厚生労働省は「親の都合で子どもの処遇を左右するのは好ましくない」と指摘している。