8月の生鮮野菜の輸入量が、単月では2000年以降、最低水準となったことが財務省が28日発表した貿易統計(速報値)で分かった。輸入量は4万2542トンと前年同月に比べ36%減と大幅に落ち込んだ。世界各地で安全性問題を引き起こしている中国産への消費者の不信感から、業者が軒並み扱いを手控えたことが要因だ。
中国産を主力とする品目は、ニンジン、カブが前年同月比7割減、生シイタケ、サトイモ、ショウガがいずれも同6割減。中国産は重量野菜が多いため、全体量の減少に大きく影響した。
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