細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏。テクノポップを引っさげて世界の音楽に影響を与えながら、83年に散開(解散)したイエロー・マジック・オーケストラ。この夏行われたLIVE EARTHで彼らは、イエロー・マジック・オーケストラの名で久しぶりにステージに上がり話題になりました。これに先立つ今年初めには、YMOのアンセムとも言うべき「RYDEEN」のセルフカバーを発表していた3人。“伝説の名”が使われるのは、93年の再生以来14年ぶりのことです。
ここ3年ほどはHUMAN AUDIO SPONGE(HAS、ヒューマン・オーディオ・スポンジ)の名で、ときどき活動をともにしてきた3人。この8月には、HASYMO(ハシモ、HAS+YMO…)名義で新曲「RESCUE」を含むCDを発売、これからも活動を続ける気配さえ見せています。
番組ではLIVE EARTHに先だって3人を単独取材。インタビューの一部は7月に金曜深夜便としてオンエアしましたが、そのロングバージョンを期間限定(9月末まで)で公開します。
“かつてはYMOという名に、追い詰められたこともある”と語ったメンバー。封印してきた“イエロー・マジック・オーケストラ”を解禁したそのワケとは。彼らがホンネで明かす「この30年」、そして「これから」…。