生き生き きょうの一言

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医師の休息は患者のため

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 ◆医師の休息は患者のため

 ◇過重労働の悪循環

 最近、「医療崩壊の嵐」で病院を去る医師が後を絶たない。患者さんがあふれる病院に残った医師は疲労困憊(こんぱい)。医師の過重労働が医療過誤を招き、さらに医師が減るという悪循環が繰り返される。米国では働き過ぎの研修医の勤務を制限したら、内科系の入院患者の死亡率が低下したという。ただし、外科系の入院患者ではあまり変化はなし。医師も少し休んだ方が患者のために良さそうだが、内科スタッフと外科医の負担が増えないことを祈る。(大阪大学医学系研究科保健学准教授・石蔵文信)

毎日新聞 2007年9月25日 大阪朝刊

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