不登校:女子中学生、ノート紛失で教諭ら「犯人扱い」−−臼杵市 /大分
臼杵市内の市立中学校の1年女子生徒が、ノート紛失を巡り教諭らが犯人扱いしたことが原因で登校できない状態になっていることが分かった。 同市教委によると、3日の始業式の後、教室で女子生徒2人の夏休み宿題提出用ノートがなくなり、7日、うち1人の女子生徒の自宅でかばんの中から破れた状態で見つかった。12日、学年担当の教諭らが女子生徒2人を個人面談して事情を聴いた。その際、ノートが見つかった方の生徒が自ら破ったものと疑い「何か隠しているんじゃないいか」などと何度も問いつめた。その後、生徒は14日から体調不良を理由に22日まで欠席しているという。 同校は指導法が間違っていたとして、面談をした教諭や担任らが生徒宅を訪ね、謝罪をしたという。市教委は「生徒が学校に戻れることを第一に考えて対応したい」と話している。【中島京】 毎日新聞 2007年9月23日
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