新星:佐賀と福岡のアマチュア天文家2人が発見
国際天文学連合(本部パリ)は20日(日本時間)、佐賀県みやき町の椛島冨士夫さんと、福岡県久留米市の西山浩一さんのアマチュア天文家2人が、さんかく座にある銀河M33内に新星を発見したと発表した。 2人は合同で「超新星」を探す作業を続けている。19日午前0時過ぎ、直径40センチの反射望遠鏡を使って銀河M33をデジタル撮影して解析し、新星を発見した。見つかった新星の光度は16〜17等台。 超新星は、寿命を終えた星が爆発して明るく輝いて見える現象で、星空でひときわ明るく見える。一方、新星は寿命を終えて白色わい星となった星が、再び輝く現象。関係者によると、2人が新星を発見したのは初めてという。【姜弘修】 毎日新聞 2007年9月21日 1時41分
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