ベトナム:橋崩落で大成建設会長が謝罪
ベトナム南部メコン川の支流で日本の政府開発援助(ODA)により建設中だった橋が崩落した事故で、元請けの共同企業体(JV)の筆頭社、大成建設の葉山莞児会長が29日、事故現場のビンロン省で記者会見し「多くの死傷者を出した事故について施工者として心からおわび申し上げる」と述べ謝罪した。 ベトナム政府によると、29日現在のベトナム人作業員の死者は49人、負傷者82人、行方不明者3人。 葉山会長は「事故現場に取り残されている方の救助活動に全力を挙げている」と述べ、事故原因については「幾つかの原因を想定しているが、まだ明らかになっていない」と話した。現場では下請け会社が実質的な作業を担当しており、責任問題について葉山会長は「われわれの管理責任があればわれわれの責任」と語った。(ビンロン共同) 毎日新聞 2007年9月30日 1時14分
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