北京の大気汚染 十分な注意を
現地調査はことし8月20日から6日間行われ、大気中の粒子状物質の濃度を「ほとんどない」の1から「非常に多い」の5までの5段階に分けて測定しました。その結果、▽選手たちが寝泊まりする選手村や天安門広場の前では粒子状物質の量が多いことを示す4、▽開会式や閉会式、陸上競技が行われる国家スタジアム周辺でも4や4.5でした。一方、▽野球場は普通であることを示す3、▽北京市郊外にあるボート会場は少ないことを示す2でした。JOCでは「人体に与える影響がより深刻な細かい粒子が想像以上に多く、十分な注意が必要」としたうえで、対策としては「うがいや街中でのマスクの着用、ホテルなどの室内では空気清浄機の設置など」をあげています。JOCでは調査結果をまとめた報告書を競技団体に配るとともに、来月10日には競技団体を集めた会議で説明することにしています。 |
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