「HOKKAIDOラーメン祭り2007inさっぽろ」(同実行委主催、22―24日・サッポロさとらんど交流会館特設会場)に出場していた室蘭のラーメン店、蘭たん亭(高橋良一店長)が、3日間で2,000杯余りを売り上げる、という快挙を成し遂げた。高橋店長は「カレーラーメンを全道の人にPRできた」と、室蘭名物の知名度アップを喜んでいる。
高橋店長は店の一番お勧めなカレーラーメンで勝負した。併せて事務局長を務める室蘭カレーラーメンの会(小柳富資会長)のアピールを兼ねて、昨年の小柳会長に続いて挑戦した。
イベントに出場したのは道内各地で自慢の味を売りにする15のラーメン店。日胆地区では同店が唯一の参加だ。
期間中は好天に恵まれた。入場者は初日こそ500人と伸び悩んだが、2日目は開店直後から大勢の人が押し寄せた。最終的に996人で1,000人の"大台"まであと一歩と迫った。1時間で300食近くに上る時間帯もあったという。
最終日はできた行列が途切れることなく、午後2時の段階で約600食をさばいて、うれしい売り切れ。累計で2,084杯を提供した。
当初の目標は1,800杯。予想を上回る人気ぶりに高橋店長は「客足が止まることはなかった。長い行列ができていた」と目を丸くする。初日は7人のスタッフで対応していたが、2日目は8人、最終日は12人と来店者の数に比例するよう増やしていった。
イベント終了後の25日、同会役員会の席上で結果報告をした。高橋店長は「いい経験になった。今後の活動につながれば」と期待している。
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