2007.09.23
著者:雷X
今回、リニューアルにあたり、オレが知っているHTMLとCSSの技術を使用してサイトを構成した。以前オレが運営していたサイトでは、HTML、CSS共に美しいものができていたと自負していたが、今回のサイトは何よりもIE6や7で見た目がきちんとしていて、FireFoxでもそこそこ見られるということばかり考え、HTML、CSSはあまり美しくないままになっている。id名やclass名も滅茶苦茶なところがあり、更にAnother-HTML Lintにかけると、HTML 4.01 Transitionalにも関わらず悲惨な点数になるページも多々あり…しかしきちんと閲覧できるから今のところはどうでもいい。
デザイン的には、妻がトップページのデザインのアイデアを持ってきたので、それを元にオレがCSSでデザインした。以前のオレのサイトでは、全て相対指定(em,%等)を使用していたが、今回は絶対指定(px,pt)を使用したのでその点は楽だった。オレは厳格なHTML、CSS、そして相対指定に拘っていたが、今回は自分ひとりのサイトではないということもあり、自分のポリシーを貫くことは必要無かったし、ポリシーに縛られることなくかっこいいデザインを追及できるということが楽しみともなり新たないい経験となった。
苦労した点は、今まで使用していたインラインフレームは使わず、全てのページにグローバルナビゲーションを設置する構成としたので、ブログ、曲の人気投票、ダウンロードカウンタにサイトのヘッダ部分を組み込むことだった。特に、ブログに組み込んだ際は、デザイン的に少し崩れを起こしたが原因が分からなかったので苦労した。ブログのデザインは妻がしたものだが、これに合わせる為に、ブログシステムのCSSにサイトのヘッダ部分のCSSを突っ込んだのが原因だった。また、掲示板CGIにサイトのヘッダ部分を組み込むことは、オレの技術では不可能な為断念した。掲示板CGIは、承認制であることが絶対条件なので今のCGIを使うしかないのでこうなった。
更に、FireFoxでもきちんと表示されるようにする為に苦労した。それには様々な知識が必要で、改めて難しいと感じた。特にfloatを使うマルチカラムデザインが困難だ。最初からDocutypeスイッチ等を意識して作るべきであるが、今回これを忘れていた。たった今、標準準拠モードにしてみたら崩れてしまったので作り直すのは面倒なので今はやらないことにしよう。サイト製作者は、IE6のCSS解釈はクソであるということも意識しなくてはならないが、IEがトップシェアである現状、やはりIEで最も美しく見えるようにデザインをしなくてはならないというジレンマを抱えているのだろう。CSSハック等(当サイトでは使用していないが)CSS解釈が統一されていれば必要のないことをしなければならなかったりするので、Web制作に携わる者達は苦労しているのだろうなぁと感じる。
あと、妻は全曲のジャケットを作ったり、曲のページを全て新たなHTMLにコンバートしたり冗長な作業を根気よくなっていたので凄いと感じた。
あとはディスクレビューのページが未完なので作らなければならないな!