東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

医師足りず初の統合白紙に 北海道の公立、労災2病院

2007年9月27日 18時24分

 北海道美唄市は27日までに、来年4月をめどに進めていた独立行政法人「労働者健康福祉機構」(川崎市)運営の美唄労災病院と市立美唄病院の統合を、医師確保が困難なため断念することを決めた。公立病院と労災病院の統合は全国初となるはずだった。

 市によると当初計画では常勤、非常勤合わせて41人の医師が必要だったが、両病院の医師の意向を調査したところ、統合後の新病院に移る意思を示したのは約25人にとどまったという。

 市は「シミュレーションの結果、新たな赤字が発生する可能性もあり、厳しい財政状況下で新たな負担はできないと判断した」としている。

 美唄市は経営スリム化などを行い、市立病院を存続させる意向。機構は労災病院の運営について「早急に善後策を検討したい」としている。

(共同)
 

この記事を印刷する