「猫のひたい」サイト様の一周年記念に描かせて頂いた
オリジナルイラストです〜!
BLサイト様なので男ばかり描いて
みたらポカポカ様が
SSをつけて下さいました〜〜〜!!
うひょ〜〜!!小躍り中〜〜!!
背景は背景写真補助の会様からお借りしました。
金曜日の午後、いつもより少し早めに入店したサロンでは
客人を持て成す準備に追われていた。
いつもの日だまりに満ちた柔らかな光。
芳しいダージリンティーの香りと、香ばしく焼けたバター匂い・・・
清潔で真っ白なテーブルクロスが敷かれると、
気持ちも引き締まる・・・。
週末のサロンはシエスタを楽しむ麗人達の集う場所。
俺達も純白のスーツに身を包み、華やかな空間を彩る。
「スマートなエスコートが欲しい方は私のところへどうぞ・・・?」
フレームのない眼鏡の奥から見つめる眼差しはナンバーワンの風格だろうか。
柔らかな物腰が、遊びに練れた客達を魅了した。
「俺はいつだってアンタを安心させたりはしないぜ・・?」
ちょっと移り気な瞳が、狩猟本能をかりたたせられてしまうワイルドな魅力・・・
大きく開いた胸元からは、ほんのりとムスクの香りを漂わせ
彼はそっと手を伸ばしていた。
この手をとったら・・・きっと、もう引き返せなくなる・・・
それが分かっているのに、拒める者などいないのだ。
そんな彼らを素直に慕い、ナチュラルに自分らしさを表現する者もいる。
決して傍役などでは無く、ここでは皆が自分のスタンスを持っていた。
「宵闇にはまだまだ時間がありますから・・・。
明るい陽の下で、焼き立てのスコーンでもいかがですか?」
にっこりと微笑んだ表情は初々しく、ほのかな恥じらいを含んでいる。
「なんだ?坊やも随分喋れるようになったんじゃねぇの?」
隣に居た先輩ホストにからかわれて、ぱあっと頬を赤く染め
彼はドギマギしながら肩をすくめた。
「からかうなよ。
坊や、真っ赤になってるじゃないか。」
先輩ホストに助け舟を出されて、新人ホストはまた照れくさそうに微笑んだ。
奥のフロアに続く柔らかな絨毯を
好みの相手に先導されて進んでいく。
日だまりのテーブルに通されると、そこでは彼等との秘密の時間・・・。
「さぁ。おいで?
明るい光の下で、思いっきり素敵な恋をしようよ。」
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ポカポカ
ポカポカ様!!
下心アリアリなうちの絵に
昼下がりのサロンの様な爽やかな
SSをありがとうございました〜〜!!
これからも宜しくお願いします〜〜!!
ポカポカ様の素敵なSSを
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