2007年9月28日 12時40分更新
元教え子の16歳の少年にみだらな行為をしたとして青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された佐賀市の中学校の女性教諭は、勤務している中学校の校長に「今月20日からおとといまでの1週間、少年とともにホテルなどを転々としていた」と話していることがわかりました。
佐賀市の中学校教諭、下村紀子容疑者(42)は今月25日から26日にかけて佐賀県唐津市のホテルで16歳の少年にみだらな行為をしたとして佐賀県の青少年健全育成条例違反の疑いで27日逮捕されました。
警察の調べに対し「少年は以前務めていた中学校の教え子で交際していた」と供述しています。
また、下村容疑者が勤めている中学校の中村美喜雄校長が27日夜、会見を開き、「生徒、保護者、地域のみなさんにたいへん申し訳ないと思っています」と謝罪しました。
そのうえで中村校長は逮捕前の27日昼すぎ、下村教諭の自宅で本人と会って話をした際に下村教諭が「今月20日からおとといまでの1週間、少年といっしょにホテルや山の中に止めた車の中で寝泊まりをしていた」などと話していたことを明らかにしました。
中学校では今後、生徒に動揺が広がらないよう専門のカウンセラーによる相談を行うなどの対応をとっていくことにしています。