今回取り上げる”鈍感力”。

皆さんはどんなイメージがありますか?

「鈍感な人」と言われて、うれしいとは思わないかもしれません。

それに、人に対しても「鈍感」という言葉をプラスの意味ではあまり使ったことがないかもしれませんね。

今はプラスのイメージがある

しかし!

今はこの「鈍感」に対して、マイナスのイメージが変わってきています!

確かに、空気が読めないとか、人の気持ちが全然わからないということは、マイナスになってしまうかもしれませんが、鈍感であることによって、このストレスの多い社会を力強く生き抜いて、そして自分の力を最大限発揮できる強さを持つこともできるのです。

鈍感力を身につける10個の方法

1.たくさんの情報の中から自分に必要なものだけを取り入れる

世の中には情報が溢れかえっています。

一つのことに対しても、情報をネットで調べれば大量すぎるほどの情報が手に入るでしょう。

それに聞きたいと思っていなくても、人と接している以上いろんな情報が耳に入ってきます。

でも、そのすべてが自分を積極的にならせてくれるわけではありません。

自分を落ち込ませるような内容もたくさんあるでしょう。

それで、私たちは情婦を処理する能力を身につけなければいけません。

つまり、すべての情報を真に受けるのではなく、自分に本当に必要なもの、プラスになるものをそこから選び出して抜き取るわけです。

2.自分で自分を評価する習慣をつける

いつも人からの評価で自分を評価している人は、落ち込むこともよくあるでしょう。

人からうれしい評価をしてもらえているときは、満足できるかもしれませんが、そうじゃないときはどうなるでしょうか?

きっと、本当は別にそんなことないのに「自分はダメな人間なんだ」といて落ち込んだり、逆に評価してくれない人たちへの怒りの気持ちが沸いてくるでしょう。

そのように、他人からの評価だけで自分を評価している人は、常に人の態度とか、人の言葉、人からの反応を気にして生きていくことになりますので、疲れるし、人の評価を気にしすぎて自分が思っていること、能力を発揮できなくなってしまうかもしれません。

それで、自分で自分を評価する習慣をつけましょう。

3.少しの嫌なことも受け流す

人の話というのはもちろん聞くべきことがたくさんありますけど、もしかしたら多くの場合聞いてもあまり意味のないことだったり、むしろ自分への嫌味だったり、批判だったりするかもしれません。

特に噂話の場合はそうですよね。

あと、嫌味な言い方をするのがクセの人の話はそうです。

4.何事も完璧を目指さない

完璧主義の人は、どうしても落ち込んだり、自分に対しても他人に対しても、細かいことが気になりがちです。

そして、最初から何もかも理解していないと不安になるとか、落ち着かないということがあって、仕事なら、実際にやっていく中でわかってくるところも、全部最初から理解して把握しようとするから、どうしても仕事を手に付けることや行動が遅くなるということもあるかもしれません。

できていない!とか、どうしてそこやっていないの?と言われるのは、嫌なことだけど、でもそれを言われたら謝って、次からやればいいだけ、と考えると行動が早い人になれるかもしれません。

5.感情を発散する手段を持つ

自分のストレスを上手に発散する方法を知っている人は、精神力が強いですよね。

風当りが強かったり、ストレスと思える状況が起こっても、それに自分を支配されて、くよくよしてばかりいません。

鈍感力を持っている人というのは、決して自分の中にマイナスの感情を持っていない、ということではありません。

感受性を捨てているということではないのです。

もちろん、怒りや嫉妬を感じたり、落ち込んだり、泣きたいときだってあります。

しかし、その感情をどのように自分でコントロールして、発散していくかということを知っているのです。

6.相手の反応ばかりを気にしない

敏感な人は、相手の反応がとにかく気になるし、それを敏感に察知して感じ取ってしまうからすごく疲れます。

相手の表情、声のトーン、雰囲気、すべてを神経をとがらせて察知しているのです。

そのような人は、その人の反応を敏感に感じ取れるのがとてもいいところでしょう。

人のわずかなサインも見逃さずにいられるからです。

でも、それがマイナスに働いてしまうこともあります。

それは、人が消極的な反応をしたときにそうなります。

7.頭で考える時間を作らない

ずーっと自分の失敗や間違いについて考え続けている人、いますよね。

すごく真面目なのかもしれません。

でも、頭でモンモンと考えていても答えなんて出ないこともあります。

むしろ、ずっと消極的なことを考えていると、そのマイナスな感情はどんどんと風船のように大きくなります。

それで、頭でそれほど考えすぎないことも鈍感力を身に着けるポイントの一つです。

8.常に冷静でいる

鈍感力の持ち主は、冷静さも持っています。

感情だけでいっぱいになって、物事の本質を見逃すことや、もっと大切なことを見失うことがないのです。

例えば、誰かから批判されたり、「お前はダメだ、使えない」というようなことを言われたとき、感情は乱されますよね。

でも、ちょっと冷静に考えてみると、その言葉をそのまま受け止める必要もないことに気づきます。

自分に落ち度はあったかもしれませんが、だからと言って価値のない人間ではありません。

できていることだってあるのではないでしょうか?
それに、その言葉はもしかしたら相手のイライラを単にぶつけられただけかもしれません。

冷静に考えれば、そんなに気にすることはなかったり、人の無責任な言葉や悪口などを聞いてもそれに振り回されることはありません。

9.リラックスして生きる

あまり肩肘張って生きていると、疲れます。

何もかもに完璧であろうとしたり、何もかもに敏感になっていると、体も心も持ちませんよね。

この社会で生き抜くには、人生を続けるには、ある程度自由気ままなところが必要なのかもしれません。

外部からの刺激に敏感すぎると、何もできなくなりますしね。

まずは気持ちに余裕を持ちましょう。

そんなに、自分を追い詰めても苦しくなるだけです。

できるだけ、リラックスしてあまり思いつめないようにしたいですね。

10.安易に情報を流さない

ちまたではいろいろな情報が毎日流れてきて、その中にはどうでもいいようなこともあります。

特に、人のことについての噂話なんて耐えませんよね。

昨日あんなに噂の種になっていたアノ人のことも、今日には忘れられていて、新たなターゲットが出ているかもしれません。

それで、自分自身もそのような情報に毎日影響されていると疲れますから、適当に流す鈍感力持ちましょう。

そして、噂話などを安易に人に話して、出所のわからないような不確かな情報を安易に流していると、後々問題に巻き込まれることも多くなります。

自分が噂を最初に流したのではないのに、自分が悪者になっていることだってよくある話です。

鈍感力の高い人の特徴

この社会を生き抜くために必要な「鈍感力」について考えてきましたが、鈍感力を身に着けている人というのは、どんな特徴があるのでしょうか??

人望があり、友だちが多い

小さいことを気にし過ぎたり、あまりにも過敏に反応して感情を乱されやすい人は、人付き合いもめんどくさいことが多いですね。

でも、鈍感力の高い人は人との付き合いも上手で、人望があるので、友達も多いといえます。

その人自身にも価値があるのが前提である

それは、その人自身が、周りに振り回されすぎない芯の強さを持っているからなのかもしれません。

自分で自分を正しく評価できる人は、自分の価値を見失わずに言われるので、ある程度の自信を持つことができます。

自分をしっかりと持っていて、自分で自分を認められている人は、他人に対してもその人を尊重したり、他人の弱点なども受けいられれる器の大きさを持っているので、とても魅力的ではないでしょうか?

恋愛上手である

恋愛上手でもあるようです。

あまりにいろいろなことが気になってしまうと、勇気も出ないし、自分から行動することもできません。

恋愛は頭でいくら考えてもうまくいかないものはいかないし、考えていなくてもうまくいく時はいきます。

そのくらいの自由に楽しむくらいが、余裕も出て、本来の自分の魅力を発揮できるのかもしれませんよ。

少し抜けている鈍感力がモテる

さらに、あまりにも敏感になっている人ってめんどくさいイメージがありませんか?

ガードが固そうに見えたり、逆にガツガツしていて引いちゃったり・・・。

少し抜けているくらいのほうが、モテるし、異性は近づきやすいですよね!

だから、恋愛で成功したいならあまりいろいろと考えたり気にしすぎないで、鈍感に楽しむくらいがちょうどいいのかもしれません。