5月28日(日)に後楽園ホールにて
前回のデビュー戦で敗戦したテキサス・アユミの試合がありました。
序盤からお互い積極的に攻めて、
一歩も引かない打ち合いが展開されました。
目は大きく腫れ、顔も血に染まりながらも
気持ちを折らすことなく最後の最後まで手を出し続けて、
勝ちをつかみました。
鼻がつぶれてもいい、足が折れてもいい、
壊れて動けなくなってもいいから絶対にこの試合に勝つ。
そんな気概が全身からあふれていました。
実際に僕が練習中に大きな怪我をさせてしまったので
外的な部分だけでなく心的な面も万全の状態でなかったのです。
身体の動きに制限がある中でもあれだけのことをできたのは
あきらめない気持ちの強さがあってこそだと思います。
格闘技、気持ちだけでどうにかなる世界ではないですが
試合に賭ける思いや支えてくれている人への色んな気持ちが
その人を踏ん張らせているのも確かです。
努力タイプで着実に強くなっているなと個人的には思っていますので
これからも進化できて強くなれると期待しています。
もし興味がありましたらこんな選手も女子格闘技の中に
いるのだなと覚えてもらえたら幸いです。