こんにちは~うさぎです。
今回は溶連菌の話。
ナースうさぎは、小児科の休日当番で働くこともあって、最近は溶連菌感染症の子供が多いですね。風邪みたいに保育園、幼稚園で簡単にうつるからなかなか防げません。
それで、溶連菌感染症には特効薬があって、抗生物質ですね。これを飲めばほぼ確実に治ります。
けれども
・医師が溶連菌を見逃したり
・パパママが薬を飲ませ忘れたり
・子供が薬を嫌がったり
こんな理由で治療が進まないケースもあり、この場合、溶連菌はなかなか治りません。
治療が進まない理由で気になっているのは、受診をやめてしまうこと。
病院の検査で溶連菌が確定して抗生剤が出て、
「2週間後にまた病院に来てください」
と言われた親が、なかなか守れない。2週間後に子供を受診させられない。
2週間後には溶連菌が完全に治ってるかどうかの検査があるんですね。もし溶連菌陽性なら抗生剤がまた出るし、陰性ならばそれをもって完治となります。
子供を受診させられない親も、仕事など事情があってのことと思いますが、どうしたら2週間後の再受診をしてもらえるかな~って思っていたところにタイムリーなニュース(事件)が。
ミシガン州グランドラピッズに住む2児の父親ケビン・ブリーンさん(44歳)は、昨年12月のクリスマスの日に腹痛を感じて具合が悪くなった。インフルエンザかと思ったケビンさんは数日後に病院で検査してもらったが結果は陰性であり、レンサ球菌の検査でも陰性だったという。
ところがケビンさんの腹痛は悪化する一方で、病院側は翌日再訪したケビンさんが急性膵炎のような症状を訴えたため入院させた。さらに翌朝には、腹部の潰瘍の破裂と思われるショック状態に陥ったため、医師は緊急手術を行った。
その結果、ケビンさんの腹部には1.5リットルほどの膿があることがわかったが、病院側は膿の原因を突き止めることができなかった。しかし手術後、ケビンさんの胸部に発疹ができ始めたことから検査をしたところ、ケビンさんが「溶連菌」に感染していることを突き止めた。
実はケビンさんの容体が悪くなる前に、息子の一人が溶連菌による咽頭炎を患っていた。息子から感染した細菌はケビンさんの喉から腹部へと移動したために容態が悪化し、ケビンさんは多臓器不全と敗血性ショックを起こしており感覚を失った手足は真っ黒になった。
ケビンさんには手指や足指を切断する4回の手術が予定され、これまでに3回の手術を終えているが、順調に回復しているとのことだ。
http://www.excite.co.jp/News/world_clm/20170414/Techinsight_20170414_370272.html?_p=2
このニュースをまとめると、
・子供の溶連菌感染症が父親にうつった。
・父親は病院を受診したが溶連菌と診断されず。
・父親は溶連菌から多臓器不全と敗血性ショックを起こす。
・その影響で、手足の指が腐ってきて切断した。
・抗生剤など適切な治療で回復してきている。
はい。溶連菌て怖いですね~。溶連菌は風邪みたいな症状なんですが、抗生剤を飲まないと治りにくいのでやっかいです。そして治療しないと多臓器不全(体の複数の臓器がヤラれる状態)などの合併症を引き起こすこともあります。
溶連菌は風邪の一種(ウイルス感染)だと思ってる人が多く、薬の継続率が低くなっています。風邪ひいたときに飲む風邪薬って、ほとんどの人が飲み切らないですよね?風邪の時、熱とか下がったらもう大丈夫かなって薬をやめちゃいますよね?
でも溶連菌はそれではいけない。風邪と違い、菌の感染症なので症状が治まっても薬(抗生剤)をやめちゃいけない。そして2週間後の検査にもちゃんと行かなくちゃいけません。
もし、薬を飲まなかったり、再受診をしなかったら。。。
死神が、あなたの大切な家族を狙ってるかもしれませんよ。。
なんつっておどしてみる(笑)
※この記事がほんの少しでもお役に立ちましたら、シェアや読者登録で応援お願いします!