聞き手・西堀岳路
2017年4月15日19時50分
2020年東京五輪・パラリンピック会場として、小池百合子東京都知事が、正会員を男性とするとの規則を問題視した埼玉県川越市の「霞ケ関カンツリー倶楽部(CC)」。3月の臨時理事会で女性も認めると決め、「騒動」は落着した。これまで発言を控えてきた同倶楽部の今泉博総支配人(68)が、この2カ月倶楽部がどう向き合ったかを語った。
――規則を問題視した小池都知事の発言をどう受け止めましたか?
「え?何で今ごろそんなこと言うのと困惑しました。この5年間、組織委員会からも国際オリンピック委員会からも、女性正会員の話は何もなかった。突然、都知事に『女性が正会員になれないのは違和感がある』と言われたのです」
「五輪会場には我々が名乗り出たのではなく、日本ゴルフ協会から指名されました。五輪期間中はコースが使えないなど会員の権利を制限するため理事会の了承が必要で、コースの図面やこの規則を含む定款類も都知事がトップの招致委員会に提出し、やるべき手続きは済ませていたのですから」
――問題視された規則はいつからですか?
「古い話なので、わかりません(創立は1929年)。経緯は不明ですが、昭和50年代に女性正会員がいたことはあった。だから、『正会員を男性とする』との定款細則に女性を排除する意図はなく、なんとなく存続してきたものと。いま女性は(日曜にプレーできない)週日会員だけですが、できないのは年30日ほどで残り290日はできる。女性会員からも苦情はなく、問題があるとは思っていませんでした」
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