アメリカが空母派遣。「朝鮮半島」で何が起こっているの?
これまでにない緊張感に包まれている朝鮮半島。”最悪のシナリオ”も考えなければならない…かも?
更新日: 2017年04月11日
これまでにない緊張感に包まれている朝鮮半島。”最悪のシナリオ”も考えなければならない…かも?
更新日: 2017年04月11日
■金正恩体制になり、核実験やミサイル発射を繰り返している北朝鮮
去年は、潜水艦に搭載した弾道ミサイル、日本も射程圏内に入る中距離弾道ミサイルを発射し、今年に入っても止まらず。
今月5日にも日本海に向けて弾道ミサイル一発を発射
さらに「核実験」の動きがある事も判明
衛星写真の分析から、ここ1か月、北東部のプンゲリ(豊渓里)にある核実験場で車両や人の活発な動きなどを確認。
こうした動きから、時期を予測するのは難しいものの、6回目の核実験が差し迫っている可能性があるとされている。
■そんな北朝鮮に対し、アメリカがついに動き出した
米海軍当局は8日、「原子力空母『カール・ビンソン』を中心とする第1空母打撃群が、朝鮮半島に近い、西太平洋に向かって航行している」と発表した。
予定を急きょ変更し、朝鮮半島近海へ
カール・ビンソンは先月中旬まで、朝鮮半島周辺で米韓合同軍事演習に参加したあと南下し、オーストラリアへ向かっていた。
しかし太平洋軍のハリス司令官はこの予定を急きょ変更し、西太平洋に展開するよう指示したという。
ミサイル駆逐艦なども合流か
また空母打撃群の動きとは別に、米海軍第3艦隊によると、ミサイル駆逐艦2隻を含む水上戦闘群が3月末にサンディエゴを出港。
現在ハワイ近くを航行しており、近々合流予定だとしている。
■原子力空母「カール・ビンソン」とは?
1982年3月13日に就役を開始したアメリカ海軍の航空母艦で、「ニミッツ級」航空母艦の3番艦
「ニミッツ級航空母艦」とは、原子力空母の艦級のことで、40年に渡って世界の海に君臨する世界最大級の軍艦。
アメリカが世界最大の軍事大国と呼ばれる理由は、この10艦の原子力空母にあると言っても過言ではない。
そのスペックは以下の通り
全長:330-332.9m
全幅:76.8m
基準排水量:80,000t以上
満載排水量:95,000-103,637t
機関出力:28万馬力
最大速度:30ノット以上
乗員数:3270名
建造費:約4000億円以上
艦対空ミサイルや近接防空ミサイルなどを搭載しているほか、航空機やヘリコプターを最大90機まで艦載可能。
また通常は、ミサイル巡洋艦やミサイル駆逐艦、原子力潜水艦などと組み合わせて空母打撃群を構成して運用する。
空母1隻で小規模国家以上の戦力を擁しており、まさに「動く海上軍事基地」。
■アメリカの狙い
アメリカ軍が空母の詳細な行動計画の変更を公にするのは異例。
今月6、7日に行われた米中首脳会談でトランプ大統領は、中国の協力がなくても、単独で対応を取る姿勢を明らかに。
ホワイトハウスは10日「(シリア攻撃で)行動に見合った対応をとることを世界は知った。それはシリアだけではない」と発言。
今回の行動は、弾道ミサイルの発射や新たな核実験の兆候とも取れる動きを見せる北朝鮮をけん制する狙いがあると見られている。
■これらの動きに北朝鮮は猛反発
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