これで分かった、住宅ローンの保証料の支払い方

こんにちは現役FPのスマイリーかずです。今日は住宅ローンの保証料の支払い方を解説していきます。この住宅ローンの保証料の支払い方法によって必要な費用が変わりますので、住宅ローンの保証料と事務手数料の比較を行うのに必要となります。

住宅ローン保証料の支払い方法

住宅ローン保証料の支払い方法は、一括前払い型と利息組み込み型があります。

一括前払い型

一括前払い型は、住宅ローン契約時に保証料を全て払う方法です。住宅ローンを借り入れる契約の際に、保証料を先に一括で支払って下さいというもので、借り入れ額100万円あたり必要な保証料が決められています。

例えば、三菱東京UFJ銀行の住宅ローンに掛る保証料で考えてみます。一括前払い型の場合、住宅ローン借り入れ額100万円あたり19,137円の保証料が必要です。住宅ローンを返済期間35年、固定金利1.5%で3,500万円借り入れした場合、保証料は669,795円となります。

利息組み込み型

利息組み込み型は、住宅ローン保証料を毎月の返済金額に上乗せされて支払う方法です。住宅ローンを借り入れする際に必要な費用を抑えることができますが、毎月の返済に上乗せして保証料を支払うので、一括前払い型に比べて総返済が多くなってしまいます。

例えば、先程出た三菱東京UFJ銀行の住宅ローンに掛る保証料で考えてみます。利息組み込み型の場合、住宅ローン借り入れ金利に0.2%を上乗せすることになります。

住宅ローンを返済期間35年、固定金利1.5%で3,500万円借り入れした場合、毎月の返済額が3,462円増えますので、35年間繰り上げ返済を行わずに住宅ローンを支払い続けたとすると、1,454,040円の保証料が必要になります。

一括前払い型は、669,795円、利息組み込み型は、1,454,040円となり、784,245円の差額になります。

まとめ

このように住宅ローン保証料の支払い方法が違うだけで、保証料の総額は大きく変わります。住宅ローンの諸費用に掛る金額が分かりづらいのは、この住宅ローンの保証料を支払う方法の違いによって大きく金額が変わるためです。

では住宅ローンの保証料はどのように支払えば良いのかというと、一番は、一括で支払うのが諸費用を抑えられるので、良いことになります。

それが難しいので、毎月の返済に上乗せする場合は、銀行と住宅ローン保証料の交渉を行うことをおススメします。勤務先の会社や勤続年数によっては、保証料が安くなる場合があります。

また、住宅ローンの保証料は、銀行や保証会社によって変わります。都市銀行と地方銀行で保証料率が変わるので、数行の住宅ローン審査に出されると良いでしょう。

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