こんばんは!「すだっち」こと須田祐樹です(*'▽')
いつもブログを見に来て頂き有難うございます(*´ω`*)
いつも私たちが何気なく食べているはちみつ。人気の高いお菓子である「フィナンシェ」にもはちみつが入っていますし、はちみつ入りのパンも販売されていますね♪
ヨーグルトにそのままはちみつをかけて食べると、ヨーグルトの酸味とはちみつの甘さが何とも言えないコラボレーションを生み出して、美味しさを倍増させますね♪
でも先日、「はちみつを乳児に与えたことによって、ボツリヌス症で男児が死亡した」という事件が起こってしまいました。
(http://pinky-media.jp/I0011759)
以前、僕が記事にした「ほうれん草の危険性」でも、ほうれん草を食べた乳児が次々と病院に運ばれたという内容を紹介しています。
(良ければ参考に見て下さいね)
ほうれん草は体に毒!?有毒物質化させない食べ方!! - すだっちのコージーライフ(cozy life)
普段、私たちが何気なく食べている食材が乳児にとって危険な食べ物になる可能性があるのは、特に乳児のパパやママにとっては熟知しておかなければならない内容ですね。
今回はこのはちみつのボツリヌス症についてお話します。
まずははちみつの利点を知っておきましょう!
はちみつの成分
(http://item.rakuten.co.jp/hachibeikan/cmh-a/)
はちみつは古代エジプト時代から愛用されてきた食べ物で、当時でも養蜂家という職業があったと言われています。
はちみつの成分は、約40%ほどがブドウ糖、そして約50%は果糖で構成されています。残りの10%はその他の栄養素が入っています。
はちみつの効能
はちみつには様々な効果があるのはご存知ですか?
はちみつを構成しているブドウ糖と果糖は単糖類と呼ばれる糖類で、比較的早く体に吸収されエネルギーとして使われます。脳が活発に活動するにはブドウ糖が必要です。はちみつを食べることで脳が効率的に活動を始めます。
また、意外にもはちみつは低GIな食べ物とされていて、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれる働きもあるんです。
効能①:殺菌効果
はちみつに含まれている糖分によって、体内に侵入してきた雑菌や細菌の水分を奪い、その活動を抑えることができます。また、はちみつの成分の1つであるグルコン酸は、消毒薬にも使われている成分で、グルコン酸自体に殺菌作用が含まれているのです。
効能②:疲労回復
(http://dokkanbattle.com/tag/%E5%9B%9E%E5%BE%A9/)
はちみつは素早くエネルギー源になり、消耗した体力を効率的に回復させることが出来ます。そのため多くの体力を必要とするアスリートの間でも、はちみつを応用したドリンクが人気です。
マメ知識
内村航平選手で有名な体操種目である平行棒や鉄棒、吊り輪やあん馬。実は体操選手がこれらの競技をする際は、タオルにはちみつをしみこませ、潤滑と滑り止め代わりとして棒部分に塗っているんですよ♪(今回のはちみつの効能とは関係ないですが(;'∀'))
知らなかった人は知り合いに自慢して下さい(笑)
効能③:風邪や口内炎を予防(治療)
はちみつには強い殺菌作用があります。はちみつを薄めたお湯でうがいをすることで、口内の清潔な状態に保ち、口内炎を予防(治療)するだけでなく、風邪を予防することが出来ます。また、はちみつには保湿成分も含まれているため、喉を乾燥から防ぐことも出来ます。
効能④:二日酔い防止
(http://karapaia.com/archives/52180302.html)
アルコールを摂取すると、アルコールはまず肝臓で分解されアセトアルデヒドが生成されます。通常はアセトアルデヒドを更に分解して体外へ排出するのですが、過剰にアルコールを摂取してしまうと、分解が追い付かず、頭痛や吐き気の原因となってしまいます。
肝臓がアルコールを分解するには糖分が必要と言われています。はちみつにはアルコールの分解を助長する果糖が多く含まれています。
スプーン1~2杯の少量のはちみつを飲むだけで、二日酔いに非常に効果があるんですよ。
(水分補給もしっかり行って下さいね。)
効能⑤:血管を拡張し、動脈硬化を予防
はちみつにはコリンと呼ばれる血管の拡張を促して血流を良くしてくれる成分が含まれています。コリンには悪玉コレステロールを減少させる効果もあるんです。
またはちみつには、むくみの原因にもなる体内の塩分を排出してくれるカリウムも含まれています。体内の塩分濃度が高まると、むくみだけでなく血圧も上昇してしまいます。
コリンとカリウムの効能により、むくみや高血圧解消だけでなく、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞なども予防することが出来ます。
これほど体に良い成分が含まれているはちみつで何故乳児が死亡するの?
(http://www.n-shokuei.jp/town/microbio/profile/09.html?keepThis...)
はちみつにはボツリヌス菌の芽胞が含まれている可能性があります。
ボツリヌス菌は大人が摂取してもかなりひどい食中毒を引き起こす菌です。ただ、芽胞はまだ菌には発育していないため、体内に摂取した時点では胃酸により殺菌され、食中毒を発症することはありません。
ただ、1歳未満の乳児の場合は、体内の消化器官、特に胃酸の分泌が十分ではないため、このボツリヌス芽胞が体内に侵入しても胃酸によって除去出来ず、そのまま腸管にまで届き、発育して増殖を始めてしまいます。
インターネット上の料理レシピにも「加熱すればボツリヌス菌は死滅する」と書いてあるものも多いのですが、100℃の温度では長時間加熱を続けたとしてもボツリヌス菌が死滅しないので注意が必要です。
はちみつだけでなく、コーンシロップにもボツリヌス芽胞が含まれている可能性があるので、同じく1歳未満の乳児には与えない方が賢明ですね。
ボツリヌスの症状は?
ボツリヌス症になった乳児には以下のような症状が現れるそうです。
①5日以上、便秘が続いてしまう
②泣き声が小さくなってくる
③母乳、またはミルクを飲む力が徐々に弱くなってくる
④顔の表情が無くなってくる
⑤体の力(筋力)が衰えてくる
これらの症状が見受けられる場合は、呼吸困難や呼吸停止を誘発する場合も少なくないため、一刻も早く医療機関の受診をオススメします。
はちみつを直接摂取しなくとも、はちみつ入りの市販食品にも注意を払って下さいね。
さいごに
大人にとっては非常に健康によい食材でも、抵抗力が無く消火器官も十分に成長していない乳児にとっては危険な食材もあるのは意外ですね。
母子手帳にはこのはちみつの注意書きも書いてありますので、今一度読み返して下さい!!
また意外で危険な食べものがあれば記事にしますので、是非見て下さい(;'∀')
さいごに
ブログの最初にほうれん草のことを書いたので、更にほうれん草の効果をダウンする食べ方もあるので、気になったら見て下さい♪
効果半減!?ほうれん草ダイエットの効果と一緒に食べない方が良い食材も・・・ - すだっちのコージーライフ(cozy life)
今日も最後まで見て頂いて有難うございます♪
以上、すだっちでした(*´ω`*)