こんばんは。たけるです。
人と話をしている時に、うっかり口を滑らせてしまって気まずい雰囲気になった事ってだれにでもありますよね。
例えば、上司と話をしている時についうっかり口を滑らせて余計な事を言って凍り付いた場面や、新しい彼氏、彼女の名前を元カレ、元カノの名前と間違えてしまって「夢なら覚めてー!」と心で叫びそうになった場合などなど。
普通は、それらのやっちまった事で暫くの間、相手と微妙な空気になるだけで済みますが、相手によっては何日も何週間もいや、何年も、一生?根にもって記憶される場合があります。
そんな時に言ってしまった自分の失言をなかった事にすることができればどれだけ嬉しいことか・・・。
今日は心理学的にそれらの失言をなかった事にする方法を紹介します。
これは100%ではありませんが実験してみて結構効果的に使えたテクニックなので、是非一度実践して効果を体感してみてください。
ストラクチャードアムネジア
人間の記憶力は、復習などをしないと覚えてから約20分間で40%まで低下します。
要は、人と会話をしていても20分後にはその会話の内容を60%忘れてしまうわけです。
これを心理学では「アムネジア効果」といいます。
この短期記憶時間を利用し、上司や恋人に気まずい事を言ってしまった時、それをなかったことにするよう相手の記憶を操るテクニック「ストラクチャードアムネジア」を使うことで、相手に対して発してしまった消しい発言を実際に消してしまうということです。
例えば、恋人とデートをする時に元恋人の名前を言ってしまった場合、気まずい雰囲気になる前にそれより以前の会話に話を戻してやり直すわけです。
時間軸で表すとこんな感じになります。
①彼女の待ち合わせ
(今日のプランや昨日あった事などの話をする)
↓
②映画を見る
(映画の感想などの話をする)
↓
③ショッピングに行く
(相手の服や雑貨などの話をする)
↓
④ディナーを食べている時に、ふと元恋人の名前を間違えて呼んでしまう。
この④番目に失言をしてしまった場合、普通だとその直後から相手は怒り帰ってしまうかもしれません。その日一日楽しく過ごした時間は台無しです。
そこで④の失言をした後に、すかさず会話を②や③の時の会話に戻すわけです。
例えば、今日見た映画の話題に戻ってみたり、ショッピングの話題に戻ってみたりするわけです。
それから会話を続けていくことで(最低でも20分間)、今まであったストーリーは変化、上書きされ、相手への失言をなかった事になる確率が上がります。
実際のその日の出来事が①→②→③→④だったはずのことを、①→②´→③´→④´にしたり、①→②→③´→④´にするといった形です。
そのように上書きの操作をすることで、失言を取り消すことができる上、数日後にその日あった時には失言はほとんど覚えていない状態になります。
失言をなかった事にする場合の注意点
但し、ストラクチャードアムネジアを利用しようとする場合2つの注意点があります。
1.失言の後オロオロしない。
2.記憶の上書きをした後、失言を忘れたかどうか相手に確かめる。
自分が失言したと思った後、オロオロしてしまうと相手が今まずい事を言った事を確信して追求してきます。最悪、相手がたまたま別の事に夢中になっていてその失言を聞いてなくても、オロオロしている仕草をみると「ん?」となり、結果的に墓穴を掘る可能性が高くなります。
失言の後に相手からその失言を消そうと心理操作を仕掛けた後、相手が本当に忘れたかを聞いてしまうのは逆効果です。失言がまた相手の脳の中で蘇ってくるので余計に怒りをかう確率も増えますし、記憶の定着がされ、数日後でも覚えている確率の方が上がってしまいます。
なので、この2点には注意しましょう。
後、更にストラクチャーアグネジアの効果を高める方法として、「過去の記憶を書き換える時に驚かせたり、喜ばせたりする内容の方がよい」ということ。
人間の記憶は20分で60%忘れてしまうといわれていても、40%は覚えているわけで(時間が経つにつれ更にどんどん忘れていきますが・・)、それが更に自分にとって嫌なことになると忘れる確率は少なくなります。
人間は良い記憶より悪い記憶の方が頭に残りやすくできています。狩りをしていた時代では、悪い記憶は覚えておかないと生命に係わる問題でしたから。生存するには過去の失敗をしっかり脳が記憶する仕組みになっています。
なので、今回のような失言も20分後に忘れられている確率は決して高くないと思っています。
そこで、大きな言葉の衝撃(感情のゆさぶり)が必要になる言葉をかけることで、失言を消去する確率を上げましょう。
大きな言葉の衝撃とは、喜びであったり感動であったり怒りであったりします。今回の場合は怒りを使うとまた別の意味で気まずい雰囲気になるので、できる限り相手を喜ばせたり、驚かせたりする話題にもっていきましょう。