ある日ネットサーフィンをしていたらあるページにたどり着きました。
それはYahoo!知恵袋。
とある高校生からの相談です。
「偏差値70の進学校に入学しました。中学までは成績が優秀な方だったのですが、高校に入ってから勉強についていけなくなり、落ちこぼれになってしまいました。これからどうしたら良いのか分かりません。」
偏差値50程度の高校を卒業した私は「偏差値70の学校に入っているだけでも凄いじゃんか。」と思いながら、他のページも読み進めていくと進学校に入学した後、授業に付いて行けず落ちこぼれて悩んでいるという学生が多数いることに気付きました。
しかもみんなかなり精神的に追い詰められている様子で、中には人生を悲観してしまっている子もいました。
高校生って本当なら可能性にあふれてて、未来に対しても沢山の選択肢がある時期です。
30過ぎたら選択肢はかなり少なくなりますからね。
30過ぎていきなりアイドル夢見たって不可能ですから(笑)
とにかく高校生で自信を無くすなんてもったいない。
綺麗ごとではなく本当はあなたは可能性にあふれているんです!
今からあなたの才能を一緒に探しにいきましょう。
金持ち父さん貧乏父さんを知っていますか?
あなたは世界的ベストセラー「金持ち父さん、貧乏父さん」を知っていますか?
この本はお金の哲学に関する話で、作者の子どもの頃の実話をもとにお金や働くことについて書かれています。
簡単な概要として作者には2人の父がいます。
1人は素晴らしい学歴を持ち、スタンフォード、シカゴ、ノースウェスタン大学をはしごしています。
しかも成績優秀で学費の全てを奨学金でまかなうことが出来たほどです。
もう一人は、ハイスクールすらまともに出ていません。
2人ともよく働き沢山のお金を稼ぎました。
しかし一人の父は、死ぬまでお金に苦労し最後に残したのは未払いの請求書だけ。
もう一人の父はハワイで最も裕福な人間の一人になりました。
驚くことに裕福になった父というのはハイスクールもまともに出ていなかった父の方だったのです。
そして死ぬまでお金に苦労したのは成績優秀だった方の父です。
ではこの2人の違いは何だったのか、なぜ学歴の全くない方の父がそこまでの富豪になれたのかということが解説されています。
私はこの本が大好きでシリーズで呼んでいます。
今日はそのシリーズの1つである「金持ち父さんの子どもはみんな天才」という本を参考にお話ししていきます。
きっと人生に対する考え方が180度変わりますよ。
ちなみに金持ち父さん、貧乏父さんは投資やビジネスのことがメインの本ですが、今回は投資などについては触れません。
金持ち父さんの子どもはみんな天才って何?
「金持ち父さんの子どもはみんな天才」と言う本は、もともと子育て中の親に向けて書かれている本です。
ターゲットとされている親は
・大金をかけずに子どもに金銭面で有利なスタートを切らせたいと思っている親
・子どもが生まれつき持っている才能や、子どもに合った学習スタイルが保護されるようにしたいと考えている親
・子どもが卒業する時に一生何かを学んでいきたいという姿勢を持ち、そのことを素晴らしいと感じるようにしたいと思っている親
・学校が嫌いな子ども、学校での学習に苦労している子どもの親
です。
この本は「親」に向けて書いていますが「学校が嫌いな子ども、学校の学習に苦労している子ども」自身にとっても参考になります。
そして本書の中では子どもがより豊かに暮らすための教育方法や、親として求められる考え方が書かれています。
学校が子どもの才能を潰している!?
本当の「教育」とは
あなたは「教育」の本当の意味を御存知ですか?
教育というと知識を詰め込んだり、しつけをしたりすることをイメージされるかもしれません。
しかし「教育」を意味するeducationという英語はラテン語で「引き出す」という意味のeducareという言葉から派生してできた言葉です。
本当は子どもの力を引き出すことこそが「教育」なのですが、ほとんどの大人達が知識を詰め込むことを「教育」だと思い込んでいます。
天才って勉強だけじゃないんだよ
本書では人間には7つの異なる知能があるという説明がされており、その種類も紹介されています。
言語的才能
読み書きのための力。一般的にIQで表されるのもこの能力です。
数字的才能
数字で表されるデータを取り扱う力です。数学者はこの才能に長けています。
空間的才能
芸術家やデザイナーなど想像的な仕事をする人に多く、創造的な設計の才能があります。
身体的才能
スポーツ選手やダンサーはもちろん、機械関係や建設に関わる仕事をする人も多く、このタイプの人は実際に見たり、触ったり体験することで才能を発揮します。
音楽的才能
楽器を奏でる技術がすぐに習得でき、耳にした音が何であるかが分かる力。
音楽活動をしている時に幸せを感じます。
対人的才能
他人と気さくに話すことのできる才能。講演者や営業マンに多い。
内省的才能
これは「感情面の知性」とも呼ばれます。
前例のないことにチャレンジする勇気や、失敗してもめげない根性などがある人はこの「感情面の知性」が高いといえます。
本書で紹介された才能はこの7種類ですが、人間の才能の種類は他にも30以上存在していることも書かれています。
このように人の才能は学力だけではなく多くの種類が存在しています。
IQが高い=生まれながらの天才という意味じゃない!?
人の知能を測る方法としてIQが利用されることが多いです。
ただこのIQについて「IQが高い=生まれながらの天才」だと思っている人が多いのでIQについて解説します。
IQは精神年齢÷生活年齢×100という計算で出され、100が基準となります。
IQは実年齢に対して知識の量が多ければ高くなり、実年齢より知識の量が少なければ低くなります。
しかしここで勘違いしてはいけないのは、人はずっと同じIQではないということです。
以前、園児に英才教育を行っている幼稚園がテレビで特集されていました。
そこの園児たちは、若干5歳にして漢文も呼べる程の知能を持っています。
そして園長は誇らしげに「うちの園児たちは全員IQが120以上あるんです。」と言っていました。
このIQですが、幼稚園児に平均的な幼稚園児以上の知識を無理やりにでも詰め込めば必然的に上がります。
ですがIQというのは今の年齢に対しての知識量なので、もし現時点でIQが120ある子でも本人が勉強を辞めた場合、その子がその知識相応の年齢になればIQも標準になるでしょう。
このようにIQとは現時点の知能を指すのであって、その人が「生まれながらの天才」という指標ではありません。
そしてIQは先程上げた7つの才能のうち、言語的才能の評価でしかありません。
学生の場合、学力を測る指標として「偏差値」がよく使われると思いますが、この「偏差値」も勉強したら上がるし、しなかったら下がりますよね。
そして偏差値も言語的才能と、数学的才能の2つの評価でしかありません。
IQもそれと同じです。
しかし「IQが高い、偏差値が高い=天才」で「IQが低い、偏差値が低い=落ちこぼれ」と思い込んでいる人が多いのです。
学習の方法は沢山ある!
学習というと、本を開いて暗記したり問題を解くことをイメージされるかもしれません。
しかし学習の方法はそれだけではありません。
実際に体験しながら学んだり、失敗することから学ぶこともあります。
友達と喧嘩することで学ぶこともあるでしょう。
このように学ぶには色々な手段があります。
この本では人は頭脳面・身体面・感情面・精神面の4つの面から学ぶという説明がされています。
(精神面は宗教的な話なので日本人には馴染みが薄いかもしれません。)
そしてどの学習方法が合うかは人によって、また先ほど説明した才能によっても異なります。
しかし多くの人が頭脳面からの学びを学習だと思っています。
学校が子どもの才能を潰している理由
これまで
・才能には多くの種類が存在すること
・IQは変化するもので且つ言語的才能による評価でしかないこと
・読み書きするだけが学習ではないこと
この3点についてお話ししました。
しかし今の学校教育はどうでしょうか?
IQや偏差値の高い、いわゆる言語的才能や数学的才能に長けている子どもを優秀だと評価しています。
また読み書きをすることこそ「学習」だと捉えている風潮があります。
そうするとどのようことが起こるかというと、たまたま頭脳的な学習方法が得意で、言語的才能、数学的才能に長けていた子どもの場合は才能を発揮できます。
しかし身体面や感情面で学習することを得意としている子どもや、対人的才能や感情的才能が長けている子どもは評価されることはありません。
むしろそのような子が言語的才能や数学的才能が劣っていた場合、落ちこぼれとして扱われます。
特に感情面の知性が高い子どもは、好奇心が旺盛で突拍子もないことをするので、学校という規則やルールを重んじる組織では「問題児」というレッテルを貼られることがあります。
また失敗から学びを得ることを得意とする子の場合、そもそも学校は「失敗」を容認してくれない場所です。
失敗すると「だからダメっていったでしょ!」と×を付けます。
このような環境では感情面の知性が高い子どもや失敗から学びを得ようとする子どもの力が発揮されるはずもありません。
このようなことから学校の子どもを評価する基準がいかにかたよっていて、そして子どもの才能を潰しているかが分かって頂けるかと思います。
ちなみに
・エジソンやアインシュタインなど子ども時代に「落ちこぼれ」と言われていた人が偉人となっている。
・学生時代に問題児だった人が社会に出て成功している。
という話はよく耳にします。
そもそも「落ちこぼれ」とか「問題児」という評価も、学校という限られた場所の狭い視野によってだされた評価でしかありません。
世界の偉人も、そして不良から社長となった人も感情的な知性が長けていたのに、誰もそのことを評価してこなかっただけに過ぎないのかもしれないのです。
なので自分を落ちこぼれだと思っているあなたは、決して落ちこぼれなのではなく、ただ学校という限られた場所による評価で力が発揮できていないだけなのです。
時代は変わった!成功に必要なのは学力じゃない
学校だけなく親も子どもにこのような教育をします。
「ちゃんと勉強して、いい学校に入り良い会社に就職しなさい。」と。
この言葉の裏には「失敗するな。安全な橋を渡れ」という意味が込められています。
このような教え方も子どもの得意とする学習方法や持ち合わせた才能によっては、才能の芽をつぶすことになります。
また、あなたの親の時代とあなたの生きるこれからの時代には大きな違いがあります。
もう勉強していれば将来が保証されるという時代ではないのです。
そういうと不安定な世の中のように聞こえますが、見方を変えれば勉強が苦手だと感じている人でも大きなチャンスを掴むことができるということです。
産業時代と情報時代の違い
まずあなたの両親が生きてきた時代と今の時代の違いを説明します。
それは「産業時代」と「情報時代」の違いです。
といってもあなたの両親も本当は情報時代の人間のはずなのですが、まだまだ産業時代の考え方が抜けていないので、ここでは産業時代の人ということにします。
産業時代の考え方 |
情報時代の考え方 |
仕事による安定、終身雇用 |
|
一生一つの仕事をやり遂げる |
多くの仕事に就く |
65歳まで働く |
早期退職もありえる |
卒業証書、資格、免許 |
使える才能 |
古い知識 |
新しいアイデア |
会社の年金 |
自分で管理する資産形成 |
政府の年金プラン |
政府の年金プランは怪しい |
会社で働く |
家で働く |
このように産業時代には当たり前だったことが、情報時代では根こそぎ変わっているのです。
なので大人達の言うことが全て正しいわけではありません。
ということは大人達が「優秀」だと評価する人間が将来有望というわけでもないのです。
特に情報社会で必要なのは新しいアイデアであって、学校で詰め込んだ知識ではありません。
また情報社会で必要なWebの知識も学校では教えてくれないでしょう。
きっと先生や親より、あなたの方がパソコンに詳しいなんてこともあると思います。
これから求められる能力は、そのような学校では教えてはくれない能力です。
なので学校で落ちこぼれたから人生が終わりなんてことは絶対にありません。
むしろ今の時代に「学歴こそすべてだ」と思っている人の方が、よっぽど危険なのです。
・・・と、偏差値50程度の高校を卒業した私が言っても、あまり説得力がないかもしれません。
ここでこの方を紹介します。
「東大のケーキ一切れ分。」というサイトを運営しながらネットビジネスにチャレンジしているみな子さんです。
みな子さんは東京大学院に通っています。
東京大学院生ですよ。
ネットビジネスなんて始めなくても、普通にエリート街道まっしぐらですよ。
そんな彼女がなぜわざわざネットビジネスをしているのでしょうか?
きっと産業時代と情報時代の違いに気付き、自分の将来を見据えて舵をきったのでしょう。
今はみな子さんの様に、将来が約束されているような一流大学に通っている大学生が続々とネットビジネスを始めています。
きっとネットビジネスを始めた学生たちは、このまま「学歴」だけにすがるのは危険だと察知して行動を起こしているのだと思います。
このように自分でネットビジネスをする場合、学歴は一切関係ありません。
なのでネットビジネス界には学生時代に「問題児」と言われた人も多く成功を収めています。
学校では評価されることのなかった自分の力を存分に発揮できる。
それが今の情報時代です。
本当に必要な教育とは何か
作者は本当の教育についてこのように話しています
親がすべき最も重要な仕事は、子どもにいかにいい成績をとらせることではない。持って生まれた学習意欲、学ぶことに対する愛を子どもが失わないようにすることだ。子どもの才能を見つける、彼らが興味を持っていて学びたいと思っているものを見つける、そして胸躍らせて学ぶ気持ちを彼らが失わないようにしてやること、それが大事だ。学ぶ場所は学校でなくてもかまわない。
これは親向きに書かれている文章なのですが、このような視点で子どもを教育している大人はほとんどいません。
そのせいであなたは追い詰められているのだと思います。
しかし時代は大きく変わりました。
あなたの親や学校の考え方が正しいという訳ではありません。
あなたはあなた自身が興味をもてることを見つけ、それに没頭したらいいんです。
そしてその場所は、学校でなくてもかまいません。
天才とか成功の本当の意味
世の中には勝者と敗者がいます。
何が勝ちで何が負けかという判断基準は人によって異なるかと思いますが、それでも勝者と敗者がいる以上、あなた自身「落ちこぼれ」というコンプレックスはなかなかぬぐえないと思います。
ここでは天才とはどのような人を指すのか、そして成功とは何をもって成功なのかを説明します。
まず天才に関して本では以下のような説明がされていました。
みんな生まれながらにして何かしらの才能を持っている。
だけどほとんどの人がその才能に気付いていない、または活かすことができていない。
そんな中、自分の才能にたまたま気付き、活かすことのできている人が天才といわれている。
ということでした。
ということは本当はだれしも天才になる可能性はあるのです。
ただあなたはまだ自分の才能に気付いていないだけ。
これは今の大人達が子どもの力を「引き出す」ことができていないのも関係しているかもしれませんね。
また成功とは「自分自身でいられる自由」を手にすることだとも書いています。
もし成績優秀で大企業に就職したとしても、人間関係に苦労するかもしれませんし、毎日残業で自由な時間があまりとれないかもしれません。
そのような状況では、例え大企業に勤めたとしても「成功」とはならないのです。
落ちこぼれなんかいない!あなたは天才だ!
何度も言いますが学校の成績はとても限られた世界で評価された数字でしかありません。
そしてその成績は将来を保証するものでもありません。
むしろ今の時代「学歴」にすがっているほうが危険です。
あなたの周囲にいる大人達の言葉も鵜呑みにする必要はありません。
そしてあなたには絶対にあなたにしかない才能があります。
まだそれに気付いていないだけ。
そしてその才能がたまたま学校で見つけられなかっただけです。
なので今からあなたの才能を探す旅に出掛けましょう。
この旅の門出に私からあなたへのプレゼントがあります。
それはこちらの本です。
あなたがこれから歩む人生において、絶対に役に立つ本です。
もちろん無料なのでクリックした途端に変な請求が来るなんてことはないので安心してください。(笑)
クリックするとその場でダウンロードできて、スマートフォンで読むこともできます。
この本は先程紹介した東大院生のみな子さんから教えてもらった本です。
この本を読むと、本当はあなたの未来はとても大きく広がっていて、可能性に満ちあふれているということに気付けると思います。
実は私もこの本を読んで「よっしゃ、私も頑張ってみる!」と立ち上がり、色々チャレンジしています。
私はもう31歳なんでね、正直もっと早くこの本に出会いたかったなという感じです。(笑)
無料なので良かったら読んでみて下さい。
絶対にあなたは落ちこぼれなんかじゃなぁぁぁぁぁぁい!!!!
これだけは忘れないでくださいね(#^^#)