Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」
今週のお題は「ひとり飯」ということなので、まずはひとり飯について簡単に語ってみたいと思います。
とは言ったものの、ひとり飯については特筆すべき点が見つからない…(笑)
基本的にひとり飯は得意なほうです。普段、食レポしているラーメンもほとんど一人で食べに行ってますし、牛丼屋さんやファミレスも自炊をほぼしない一人暮らしの(一匹の)雄なので普通にヘビーローテーションしてます。
「ひとり焼肉」は個人的にそこまで焼いた肉が好きじゃないので(好きじゃないというか体質が合わず…食べすぎると気持ち悪くなる)晩ご飯として、わざわざ一人で行こうとは思わないのですが、ランチタイムの焼肉ランチなら何回も行っているので問題ないと思います。
「ひとり寿司」はカウンターで時価の肴が出てくるお店に一人で行ったことはありませんが、ぐるぐるタイプのお寿司屋さんなら何回も行ってるので特に抵抗はありません。
というような感じで…改めて「ひとり飯」することについて考えてみましたが、特に変わったエピソードもない代わりに抵抗もない、既にひとり飯することが自分の生活サイクルに融け込んでいるといっても過言ではありません。
むしろ、仕事中のお昼時間なんかは誰かと食べに行くより一人で食べに行くことを好むタイプだと思います。
同僚と食べに行くと、総じてその場が仕事の話になりやすいし、自分の想定している予算や時間の中で好きなものを食べることもままならなくなってしまうので、あの時間なんかはまさに「ひとり飯」したくなる時間だったりします。
さて、ひとり飯について、私が語れるのはこのくらいなんですが…
ここからが本題!
「ひとり飯」ではなく「ひとり飲み」についてです。
私、お酒は大好きでもう何年もアルコールを胃に放り込んでいるわけですが…未だに「ひとり飲み」というものが苦手です。
あっ!家で一人でも晩酌したりは普通にするんです!(やはり、普段自分が飲み干す平均摂取量と比べれば一人だと量は落ちますが…)
ここで言う「ひとり飲み」というのは「ひとり居酒屋」のことです。
例えば、中華食堂でラーメンや餃子をつまみつつ、一緒にグビグビとビールを飲み干したり、ファミレスでピザなんかを食べながらビールやワインをグイッといったりするのは全く問題ないんですが…(これはひとり飯の範疇だと思っています)
ひとり居酒屋は、何年お酒を飲んでいてもいくつになっても何度か挑戦しても…苦手です^^;
なんというか…あのザワザワした空間の中で自分だけはカウンターの隅っこに座って黙々とお酒を飲んでいる感じ…あの自分が棲息している静の空間と、居酒屋全体のザワザワした動の空間との間にハッキリと境界線が可視化されてしまう感じが未だに苦手で…^^;
今よりも少しだけ若い頃に、何度かひとり居酒屋にもチャレンジはしてみましたが…(呑兵衛としてカウンターにドッシリ腰を据えて粛々とお酒を嗜む姿に憧れはあるので(^^))
あの「手持ち無沙汰になる感じがいてもたってもいられなくなって、耐えきれず即座に退席してしまう」この繰り返しでした。
年齢を重ねること、そして回数を重ねることで何とかなるもんなのかなとも思っていましたが、年齢を重ねたところで、あの思わず鼻の頭を掻きたくなるような空気感は変わらないし、その空気感である以上はなかなか足が自然にその場へと向かうといったこともなく、結局は回数を重ねることが出来ていないので未だに苦手なままです。
それこそ「ひとり飯」というのは一人暮らしの宿命的に自分の生活に欠かせない要素として、何も抵抗なしに融け込ませることができたからこそ、特別な意識がそれに対して何もないので特別なエピソードもないわけですが…。
「ひとり酒」というのは私の生活サイクルにおいては、未だに日常とは到底言い難く、むしろイベント事のように捉えてしまっている節があるので、この分だと5年先も10年先も…「ひとり酒は苦手だ」と言ってそうですね^^;
ワイワイガヤガヤした居酒屋の一端で、ドシッと腰を据えて自分だけのスタティックな世界を楽しめる、自分だけの間合いを確立できている呑兵衛のおっちゃんが放つ「哀愁漂う」という色付きのオーラを、私も一度は纏ってみたいものです^^;
でででーさん
d3dayo.hateblo.jp
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