以前にも世界一壮麗な本屋の話題をお伝えしたが、読書家をうっとりさせる眼福な本屋はまだまだ存在するようだ。
今回話題となっているのは昨年4月に中国揚州市にオープンした大きなブックストア。
この店は上海を拠点に美しい書店を展開していることで有名な"鍾書閣"の支店にあたるが、今まで注目を集めてきた支店を凌ぐ見事な内装が大評判だという。
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鏡面の床を利用した近未来的な空間
この揚州店は、上海のデザイン会社XL-Museが最新のスタイルを盛り込んだもので、現地を流れる川や古くからある橋などをモチーフに優美で近未来的な書店を作り出したもの。
image credit:XL-Muse
最も注目なのは、両壁面から天井までをトンネル状に覆う本棚と、黒い鏡仕上げの床が生みだす不思議な空間。
まるで本棚でできたチューブを通るような錯覚をもたらす斬新な設計が訪れる人々の目を釘づけにしているのだ。
image credit:XL-Muse
天井に走る稲妻のような空間もアクセントの一つ
image credit:XL-Muse
image credit:XL-Muse
人と本の架け橋になる本屋
XL-Museのデザイナーによると、こうした内装のインスピレーションの源はこの店の立地にあるという。
水辺に位置し、周辺にアーチ形の橋がいくつもある揚州の眺めと、多くの識者や詩人が水に導かれてこの地に集ったという逸話が彼らの心をつかんだ。
image credit:XL-Muse
それらの発想をもとに、文化と商業を導いてきた橋をテーマに掲げ、人と本を結びつける架け橋のような書店を作り上げることに専念したという。
店内は1000平方メートルもの巨大な空間となっており、読書室とキッズエリアを組み込んでいる。
image credit:XL-Muse
水や川の流れを表す工夫も
柔らかな曲面で店内の随所を緩やかに覆う白い壁と、その構造をくっきりと映し出す床の間に生まれたスペースは、流れる川を模したもの。本を求める人々が流れに導かれて店の中を巡るイメージだ。
image credit:XL-Muse
シンプルな本棚や黒いスタンドで落ち着いた印象の読書室
image credit:XL-Muse
絵本があるキッズエリアのテーマは村。ポップでカラフルなデザイン
image credit:XL-Muse
家や塔、雲を模した本棚と、天井には星空を模したライトが光っている
image credit:XL-Muse
鍾書閣外観
image credit:Shao Feng
キッズエリアに面した出入り口
image credit:Shao Feng
電子書籍が普及する昨今、本屋に足を運ぶ人や紙の本を購入する人は年々減少しているそうだ。こんなに見事な本屋が近所にあれば、店内を楽しむついでにネット検索では出会えない一冊を発見する機会が増えそうだ。
via:mymodernmet、boingboing、dezeen・translated D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
ミニスカの人は注意だな
2. 匿名処理班
(上の方の本どうやって取るんだろう)
3. 匿名処理班
水族館に似たような感動を覚えた事がある
こちらは活字が泳いでいるようだが
4. 匿名処理班
これはすごい
5. 匿名処理班
美しいけど
地震が怖いね
6. 匿名処理班
テレビ番組のセットや街並みを見てても思うけど、中国のデザインセンスはあっという間に日本を抜き去って行ったな
日本はいつまでたっても安っぽくて古臭い昭和式から脱却できてない
東京オリンピックに合わせて景観整備の議論だってもっとあっていいはずなんだが拝金主義の昭和ジジイ共には理解するのが難しいようだ
7. 匿名処理班
これ図書館じゃなくて本屋なのか!
しかもヨーロッパじゃなくて中国ってのも意外でいいな。
8. 匿名処理班
パンツ丸見えだな
9. 匿名処理班
インターステラーか?
10.
11. 匿名処理班
インターステラー定期
12.
13.
14. 匿名処理班
真っ先にパンツのことが思い浮かんでしまう人は心が汚れていると思いパンツ
15. 匿名処理班
※6
予算がないからだろ。
16. 匿名処理班
※6
中国にオープンしたからといって中国人デザイナーの発想とは限らないよ。
いま金があるから、ヨーロッパの著名なデザイナーなんかを起用するのがステイタスだったりしてるから。
割れちゃった「割れないはずのガラス橋」だってそうだし。