こんにちは。「ブログ・ソムリエ」の波風です。
本日も珠玉の名作をアナタにお届けします。
ってか、3つもオススメを見つけるのは大変。
ということで、「心に刺さったツイート」も、カウントすることにしました。
あ、あとね、最低でも3品以上は提供したいと考えております。
気まぐれシェフの意地。
ではさっそく、まいりましょう。
「クルミ通りのメープル荘」は、ファンタジーの宝庫。
このかたのブログは、打率がすごいっつ~か、ハズレが無いっつ~か。
過去記事を漁るのも楽しみです。
今回は、ノスタルジックな一品をチョイス。
ちなみに…。
「クルミ通りのメープル荘」というのは、おそらく以前のブログタイトルなのかな…?
なにか非常に、惹かれます。
私のブログもこういう可愛らしいタイトルにすべきだったかな。
みたいな。
ピンチをチャンスに変える、まさかの錬金術…!
明和電機の行動が完全に斜め上。
ちゃんと主人公がハッピーになれそうなオチがある。
さすがプロ?だなぁと思いました。
売れ筋マニュアルに沿って物語を書けば、それはおのずと村上春樹へとつながっていく?
「世界中どこの国の若者にも常に受ける物語の骨だけ取り出してみると、こんなものになる」をカート・ヴォネガットが語っていて、読んでみると完全に村上春樹だった。 pic.twitter.com/aJOxO5tlTm
— 下西 風澄 (@kazeto) 2017年3月29日
ちょっと長いけど、重要だと思うので抜き出してみますね。
世界じゅうのどこの国の若者にも常に受ける物語の骨だけ取り出してみると、こんなものになる。ある男が大いに旅をする。彼はしばしば孤独である。金銭は大した問題ではない。求めているのは精神的な安らぎであり、結婚や退屈な仕事は避けている。彼は両親や、出会う人々の大部分よりも知性がすぐれている。女性は彼に好意を寄せる。貧しい人々も彼に好意を寄せる。賢い老人たちもまた然り。彼はセックスを試し、よいものだとは思うが、夢中になれない。彼は精神的な安らぎを見いだすことがほんとうに可能だという、多くの不思議に明るい希望のきざしにぶつかる。世界は美しい。至るところに魔法が働いている。
私は村上春樹の小説を一度も読んだことが無いのですが、これってもう、まんま村上春樹作品っていうイメージなんすけど…。
大丈夫なんでしょうか?
国籍を問わず、とにかく若者にウケる物語を書こうとすると、自然に「ゴリゴリの村上作品的な小説」になるという考察。
春樹、恥ずかしいだろ。
バレちゃった感、あるね。
種明かしされちゃったイリュ―ジョニスト…というか。
私は改めて、今後も村上作品を読むことはないだろう…と思いました。
若者向けみたいなので。
参考文献。