これまでタイで6年ほど生活してきてつくづく感じるのは「タイ人は本当に音楽が好き」ということです。
お祭りの時期やお正月、盆に結婚式と機会あるごとにタイ人は爆音を響かせながらカラオケ大会を開催します。
特に私の住むイサーン(タイ東北地方)では特にそういった習慣が見られます。夜の0時を過ぎてもすごい歌声が聞こえてくることなどは結構ざらでして、最初は「非常識だ!」なんて感じる頃もありましたが今では「そういう文化なんだ」と思い受け入れることができています。
ところでそんな音楽が大好きなタイ人の話を聞いているとタイにも日本でいうところの演歌や歌謡曲のような古き懐かしき時代を感じさせる音楽が存在するようです。
今回のタイラボではYouTubeですぐに聴けるディープでビンテージなタイ音楽「ลูกทุ่ง:ルークトゥン」をご紹介したいと思います。
YouTubeで聴けるディープでビンテージなタイ音楽「ルークトゥン」をご紹介!
ลูกทุ่ง:ルークトゥンって?
タイには「ลูกทุ่ง:ルークトゥン」と呼ばれる種類の歌があります。「田舎者」という意味があり日本の歌謡曲に近い音楽を指して用いられることがあるようです。
まぁ端的に言うと「田舎者の歌」という感じになり望郷の歌だったり方便丸出しの歌が多かったりします。あとやっぱり多いのは色恋沙汰の歌でだいたいが悲しい結末で終わるイメージです。「バンコクへ出稼ぎに行った恋人を慕う歌」なんていうニッチなジャンルも山ほど歌われています。
例えばコチラ
ここ一年ほどの間この歌を本当によく耳にします。そこら中で歌われているイメージがありますね。
初めてこの歌のPVなるものを見ましたがこのしょーもない感じのドラマ仕立てもタイ歌謡曲に見られる一つの特徴です。温かく見守ってあげてください。
こっちの歌は「望郷の歌」ですね。「คิดถึงบ้าน:キットゥンバーン」で「故郷が恋しい」という意味になりますが、こういう歌は言葉は分からなくても伝わってくるものがあります。
ちなみにわたしの住んでいるイサーンの田舎町もほんの少しバイクで走ればこの動画にあるような風景を見ることができます。タイ人が懐かしく思うほどの田舎に住む日本人、まぁそれもニッチな感じで良いのではないでしょうか。
例えばYOUTUBEで「ลูกทุ่ง」という言葉で検索をかけるとメジャーどころからマイナーどころまでかなりの数の楽曲を見つけることができるでしょう。ルークトゥンだけを集めて特集が組まれている動画もたくさんあります。
最近の音楽と融合された「新しいタイプのルークトゥン」もたくさん見かけるようになりました。ニュータイプ・タイ歌謡曲‥なんだかややこしいですね。
例えばこれとか
がっつりミクスチャーされてますねぇ。でもめっちゃ方弁という(笑) いや、新しくて良いと思います、個人的には。ちょっとクラッシックっぽいのも普通にかっこいいと思います。
タイの歌謡曲「ルークトゥン」の他にも、もっとディープな演歌や民謡に近い「モーラム」という種類の音楽もあるようですね。「ケーン」という笛を使う特徴があるようですが民謡などには元を辿ると独特の文化や宗教観が関係していることが多いのでそこらへんは取り上げないでおこうかと思います。
まとめ
いかがでしたか?少しですがタイの歌謡曲「ルークトゥン」をご紹介しました。望郷の歌なんかは聞いていると心が和んでいいですね。
実はタイにはたくさん良い音楽がありましてぜひ日本の皆さんにも知ってもらいたいと思っています。
こちらの記事では耳に心地よい極上のT-POPを特集していますのでぜひ覗いてみてください。
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YouTubeですぐに見て聴ける厳選T(タイ)-POPおすすめ3曲
曲名は「อาย:アーイ」と言いまして直訳すると「恥ずかしい」という意味になります。歌っているのはสิงโต นำโชค:シントーナムチョークという男性シンガーですが、他にも著名なアーティストが集まったスペシャルコラボレーションな曲のようですね
この記事を読んで「タイの音楽も悪くないな」と思っていただけたなら幸いです。

