- 緊急チェック!子供が頭をぶつけて大きなこぶを作った時どうしたらいい?!
- 息子が頭を強打!おでこに大きなコブを作ってしまった夜
- 乳幼児の事故に関するデータ
- 歩きはじめの乳幼児が転びやすいポイント
- 赤ちゃんが頭をぶつけない/ぶつけても大丈夫なようにする工夫
- まとめ
緊急チェック!子供が頭をぶつけて大きなこぶを作った時どうしたらいい?!
下記の内容は、我が家で息子が頭をぶつけて大きなコブを作った時に、#8000で看護師さんに言われたチェック項目と判断基準です。(※判断基準の一例ですので、いつもと様子がおかしいと感じたら、迷わず病院に行きましょう)
-
コブの直径が5センチ以上
-
嘔吐する
-
泣き止まない
-
意識混濁、朦朧としている
-
会話が成立しない
いずれかに当てはまる場合は、すぐに病院に行きましょう!
また、上記に当てはまらない場合でも、
頭をぶつけてから最低3~5時間は30分おきくらいに様子を確認
3日間は、嘔吐や意識混濁、会話の様子など変化はないか経過観察
その日一日は入浴は避ける
が必要になります。
コブは冷やした方が、内出血が収まりやすく腫れも引きやすくなりますが、赤ちゃんが冷やすのを嫌がる場合は、無理に冷やさなくていいそうです。
皮膚の腫れだけに関していえば、すぐに冷やさないことで腫れが引くのが遅くなることはあっても、脳に影響が出るなどと言うことはないと言われました。
もし上記に当てはまらない場合でも、心配な場合は、病院に行くか#8000などに電話をして、専門家の判断を仰ぎましょう。
我が家で起きた息子のケガを教訓に、歩き始めたばかりの乳幼児が、転んでけがをしないように気を付けるべき点をまとめてみました。
息子が頭を強打!おでこに大きなコブを作ってしまった夜
赤ちゃんが歩き始める1歳前後になると、親にとって気が気ではないのが「転んで怪我をすること」
歩き始めたばかりの赤ちゃんの足取りはとても不安定で、いつ転んで怪我をしやしないかと不安ですよね。
3週間ほど前に、息子が寝かしつけの時によろめいて、運悪く柱の角に頭をぶつけてしまい、救急に連れて行くべきか迷うほどのコブを作ってしまいました。
前述したチェックポイントと判断基準の内容は、急電話相談室(#8000)にかけた時に、対応をしてくれた看護師さんに言われたものです。
我が家にも「元看護師(妻)」がいますが、我が子のこととなると、息子がけがをした瞬間に冷静な判断をすることは難しく、慌ててしまいました。
僕自身も、大学時代に脳を専門に勉強していたこともあり、頭のケガは本当に恐ろしいことを知っています。
まだまだいつ転ぶかわからない息子が、同じようなけがをしないように、今一度室内を見渡して、息子がよく転ぶ場所、転ぶきっかけ、転んでも大丈夫なような対処法をまとめました。
乳幼児の事故に関するデータ
まずは、乳幼児の事故に関するデータを見てみましょう。
平成18年度とやや古いデータですが、東京都福祉保健局によると、東京都の救急搬送のデータ(下図)では、年齢別救急搬送者数における0~4歳児の割合は8%で、東京都に住む0~4歳児の約50人に1人が何らかの事故で救急搬送されています。
そして、事故関連器物で最も多いのが、ダントツで「家具」です!!
家具が原因となった器物としてトップであることからわかるように、事故が起きた場所というのも、「共同住宅・一般住宅」が約7割と最も多いです。救急搬送につながるような怪我の多くは、家の中で起きてるんですね。
そして、具体的な場所に関しては、「居間」が最も多く3割を占めています。
毎日の生活の中で、一番長くいる場所という事も理由の一つなのでしょうが、だからこそ救急搬送につながるような怪我のリスクは極力排除しておきたいですね。
さらに、「TOKYO子育て情報サービス」のなかの、「子供の事故防止・応急手当ガイド」の情報利用者数をみると、「頭を打った」という項目が最も多いことがわかります。
我が家では、救急搬送まではされませんでしたが、上記のデータの通り、家庭内でよくある事故の一つを起こしてしまったわけですね。
その他のデータでは、事故が起きた時の状況、事故の原因なども紹介されていますので、詳しくは東京都福祉保健局のデータをご覧ください。
歩きはじめの乳幼児が転びやすいポイント
次に、足元がおぼつかない幼児が転びやすい場所はどこなのでしょうか。
室内で考えられる、幼児が転びやすいポイントとしては、
- ふすま(引き戸)、プレイマットなどのわずかな段差
- こたつ布団、敷布団、カーテンなどの、布がもたついている場所
- オモチャが散乱している場所
- 自分のズボンのすそを踏んづける
- 大人用のスリッパ
- 隠れていて見えない家具
我が家では、上記6つが、よく息子が転ぶ(かつて転んだ)ポイントです。
小さな段差や、自分で遊び散らかしたオモチャに躓くのはよくあることですが、それ以外にも冬に出していたコタツ布団のもたっとしたところに足を取られて転ぶことが結構ありました。
それ以外では、大人用のスリッパを見つけて、真似して履いた時に、大きく出たかかと部分を踏んづけてしまう事もありました。足首までスリッパで固定されているので、結構危険な転び方になってしまいます。
もう一つは、「隠れていて見えない家具」です。
我が家では、扉のないテレビ台の中にDVDなどをしまっているのですが、目ざとく見つけては散らかしてしまうので、布で覆って目隠しをしていました。
すると、息子はテレビ台につかまるつもりが、目隠しに使っている布の部分を掴もうとして、結局空振り。暖簾(のれん)に腕押し状態で、転んでしまい、テレビ台に頭をぶつけることが何度かありました。
このように、家具の輪郭を隠してしまうというのは結構危険なのですよね。
赤ちゃんが頭をぶつけない/ぶつけても大丈夫なようにする工夫
最後に、家具や柱の角など、乳幼児が転んで万が一ぶつかった時に、大事に至らないようにするグッズをご紹介します。
1.ダンパー成形衝撃吸収 超弾力コーナークッション
こちらは良くあるコーナーガードタイプの商品ですが、100均で似た商品を買うとありがちなのが「粘着力が弱くてすぐ剥がれてしまう」という欠点ですが、こちらは、しっかりとした粘着力ではがれにくいのが特徴です。
※我が家では、最初100均のコーナーガードを買ったのですが、すぐ剥がれてしまいました。
こちらは、二重構造になっていてクッション性も十分ですが、やはりぶつけると「痛い」程度の硬さはあるので、保護力は「尖った角よりはケガの程度が軽く済む」と考えるのが良さそうです。
また、上下両方の角をカバーできないので、家具の高さによって貼る位置を決める必要があります。
2.Tigre Amore コーナークッション
次に、Amazonのコーナークッション売上ランキング一位のTigre Amoreです。
発砲ゴムでできていて、ぶつかっても硬さを感じない厚みと弾力があります。
粘着力も、素材によっては剥がれやすいものがあるのかもしれませんが、概ね問題はありません。 こちらは、コーナータイプが別に売られていますが、上記の4メートルのセットでもうまく貼ればコーナーもカバーできます。
欠点と言えば、その弾力と柔らかさが、なんでも噛みたいお年頃の乳幼児にはちょうど良く、スポンジ部分をかじりとってしまうことがあるようです。
しかし、家具の角だけではない、縁全体を覆えるという点ではとてもおすすめです。
まとめ
※ケガから2週間後。腫れは引いたけど傷跡がまだ結構残ってる。
家庭内で最も起きやすい乳幼児の事故は「家具に頭をぶつける」というケースでした。
我が家も例にもれず、息子が頭をぶつけてしまい肝を冷やしましたが、歩き出したばかりのお子さんを持つ経験のある親であれば、一度は経験するケガなのではないでしょうか。
どれだけ親が注意をしてみていても、子供を転ばせないで育てるというのは不可能ですよね。
一日の大半を過ごす、自宅の居間の家具については、今一度お子さんの発達度合いに合わせて、コーナーガードなどを検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、冒頭に、緊急電話相談室で自分が言われた「子供が頭をぶつけた時の判断基準と対応」について書きましたが、その時の状況によってとるべき対処法が変わることもありますので、病院に行かなくていい判断基準ではなく、ぶつけた時に注意してみるべきポイントとして押さえておくようにしてくださいね。
Twitterもやってます
最近息子がSuper simple songs を真剣に見るようになった。自分もたまに英語で話しかけてるけど、果てさてどうなる事やら
— ロクパパ (@ekakipapa) 2017年3月17日