日本に留まらず、世界中の女性たちを魅了する高級ブランド・エルメス。
そんなエルメスの代名詞といえる存在であるバーキンやケリーの価値が、ここ数年、局地的バブルかのように高騰し続けている。
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なぜ女性たちは、バーキンに惹かれるのか?
現代の女性たちの間で、バーキンを持つ意味について、東京カレンダーでは、4人の女性たちに話を聞いた。
そこからは、もはやファッションアイテムを超えた驚くべき世界と価値観が見えてきた...。
これまでに、正面突破でバーキンを獲得したユリアさん、エルメス店員も驚く歴史的に希少なバッグを持つ亜沙子さん、「バーキンはいらない」と言い放つためにバーキンを持ったミナミさんに話を聞いてきた。
最終回の今週は...?
File4.ミスユニバース候補者・華さん(33)
「モデルをしていた頃は、いかに人から注目を集めるか。いかに目立つか。がおしゃれの基準だった気がします。」
173cmという高身長のスタイルから伸びる手足は、同じ人間とは思えないくらい長く細い。佐々木希さんのような控えめながら整った小さな顔は、10分見つめたとしても粗の一つも見つけられそうにない。
ミスユニバース候補者として最終選考にまで残ったという経歴を聞いて、大いに頷ける。ここに派手なメイクを施せば、ステージ上でどんな光を放つのかと思うとゾクゾクしてしまう。それほどの美女が、今回話を聞いた元・モデルの華さんだ。
モデル時代の華さんの日常は、それはそれは華やかだったという。同じ事務所に所属しているテレビや雑誌で活躍する美しいモデルたちと連日連夜何かしらのパーティーに参加していた。
「差し出される名刺は10枚中8枚に代表取締役社長の肩書き。時々、そこに外資系金融の役員や、海外の有名デザイナーの名刺が混じります。」
カジュアルデートでも、客単価2万円以上するレストランが普通の毎日で、華さんにとって、バーキンは自分が買うものではなく、男性から贈られるものだった。
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