セウォル号引き揚げ 23日夜には完了へ 韓国政府
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韓国で3年前、旅客船セウォル号が沈没し、高校生など300人近くが死亡した事故で、船体の引き揚げを開始した韓国政府は、23日夜には引き揚げが完了するという見通しを示しました。
韓国南部の沖合で2014年4月、旅客船セウォル号が沈没して、295人が死亡し、9人が行方不明になっている事故で、韓国政府は22日、船体を海底から1メートルほどつり上げてワイヤーの状態などを調べました。
その結果、作業を進めるうえで問題がないことが確認され、当初、来月上旬に行うとしていた船体の引き揚げは、22日午後9時前に開始されて、23日午前4時前に船体の一部が海面に姿を現しました。
韓国の海洋水産省は23日午前10時から記者会見を行い、深さ44メールの海底に沈んでいる船体を引き揚げる作業は、23日夜には完了するという見通しを示しました。
その後、船体は海水を抜いたうえで、近くの港に移動させて陸揚げし、行方がわかっていない9人の捜索が行われることになっています。
セウォル号の事故では、修学旅行中だった大勢の高校生が犠牲になったこともあり、韓国の主要なテレビ局が特別番組を組んで、船体の引き揚げの様子を中継で伝えるなど、韓国国民の関心が集まっています。
その結果、作業を進めるうえで問題がないことが確認され、当初、来月上旬に行うとしていた船体の引き揚げは、22日午後9時前に開始されて、23日午前4時前に船体の一部が海面に姿を現しました。
韓国の海洋水産省は23日午前10時から記者会見を行い、深さ44メールの海底に沈んでいる船体を引き揚げる作業は、23日夜には完了するという見通しを示しました。
その後、船体は海水を抜いたうえで、近くの港に移動させて陸揚げし、行方がわかっていない9人の捜索が行われることになっています。
セウォル号の事故では、修学旅行中だった大勢の高校生が犠牲になったこともあり、韓国の主要なテレビ局が特別番組を組んで、船体の引き揚げの様子を中継で伝えるなど、韓国国民の関心が集まっています。