なんだかTwitterの一部で
の記事が話題になってるようですが、はっきり言って誤情報です(というか、何故そんな誤解をしたのか知りたいくらい)。根拠はいくつかありますが
- Twitterは最近(ここ数ヶ月)にScala CenterのAdvisory Boardにjoinしている
- 置換えたとされるFinagleのコミットが最近でも活発である
- そもそも引用元ツイートで一言も、Scalaを捨てたに相当する表現が見られない
1についてですが、Scala作者のMartin Odersky先生が
Odersky先生も参戦してる。"For what it's worth Twitter just joined the Scala Center advisory board as a full member. Don't believe the FUD."
— 水島宏太(ゆる糖質制限) (@kmizu) 2017年2月14日
と書いています(引用元はこちら)。これが約1ヶ月前のことなので、1ヶ月前にTwitter社はScala Centerにjoinしたことになります。それなのにScalaを捨てるというのはちょっと考えづらい。
2について。当該記事において、Finagleを置換えたということが書かれていますが、Finagleのコミットは現在も活発に行われています(現在でもかなりの頻度でコミットが行われている)。
一応、確認しましたが、直近5コミットは少なくとも全てTwitter社のエンジニアによるものでした。反証としてはまあこれで十分でしょうか。
3について。いくつかのTwitter社エンジニアのツイートを引用されていますが、どこにもScalaを捨てたということに相当する表現は見られません。
最後に、そもそも論として、Finagleによってマイクロサービス化が進んでいるはずのTwitterが全部をごそっとNode.jsに置き換えるということは考えづらいです(必要なサービスだけ置き換えれば良い)。というわけで、TwitterはScalaを捨てていない、のです(まあ、捨てていないという証明は無理ですが、少なくとも捨てたとする根拠が存在しない&現在も使っているという根拠が存在している)。