「ゲイ・パニック・ディフェンス」廃止、豪クイーンズランド州が刑法改正
2017年03月22日 21:08 発信地:シドニー/オーストラリア
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【3月22日 AFP】オーストラリア・クイーンズランド(Queensland)州議会は21日、刑法の改正案を可決し、殺人の罪で起訴された被告らが減刑を狙い、同性愛者から自分が望まない性的な誘いを受けたと抗弁する、いわゆる「ゲイ・パニック・ディフェンス」を容認する規定を廃止した。
クイーンズランド州の司法長官兼司法相のイベット・ダス(Yvette D'Ath)氏は声明を発表し、「クイーンズランド州の刑法が同性愛者やその他のコミュニティーに対する暴力を容認するもの、と理解されてはならない」と明言した。
またダス氏は「この法案を可決することにより、差別は到底受け入れられず、またわれわれがLGBTI(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス)コミュニティーを尊重しているという、大切なメッセージを送ることになる」と述べた。
クイーンズランド州での改正案の可決により、豪国内で「ゲイ・パニック・ディフェンス」が認められている州はサウスオーストラリア(South Australia)州のみとなった。(c)AFP
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