巨人の野球賭博問題 高木元投手が復帰を申請3月22日 17時51分

プロ野球、巨人の野球賭博問題で、１年間の失格処分を受けた高木京介元投手が処分が明けた２２日、球界への復帰を求める申請書を巨人に提出し、球団は２３日にも復帰に向けた手続きを行うことになりました。

元選手４人が失格処分を受けた巨人の野球賭博問題で、高木元投手はプロ野球の８試合から９試合の勝敗に関して金銭をかけて賭博していたとして、去年３月２２日に１年間の失格処分を受けました。

巨人によりますと、高木元投手は処分が明けた２２日、球界への復帰を求める申請書を球団に提出したということです。

申請書には「処分中に応援してくれた方々に恩返しをするためには復帰するしかない」という高木元投手の思いが記されているということです。また、これまでに行った高木元投手との面談でも十分に反省していることが確認されたとして、巨人は２３日にも復帰に向けた手続きを行うことになりました。具体的には復帰の申請書に球団としての意見書を合わせて熊崎勝彦コミッショナーに提出し、判断を求めることになります。

森田清司総務本部長は「１年間、高木元投手の取り組みを見てきたが、悔やんで、深く反省している。球団としてもコミッショナーに復帰をお願いしたいと考えた」と説明しました。

巨人は復帰が認められれば高木元投手と育成契約を結ぶ方針です。