定員超の園児休ませ監査逃れ 兵庫・姫路
兵庫県姫路市飾磨区の私立認定こども園「わんずまざー保育園」が定員を大幅に超える園児を受け入れていた問題で、同園の小幡育子園長が20日、毎日新聞の取材に答えた。定員超過の園児を市に隠して受け入れたことについては「(預け先がない保護者ら)困っている人がいると、後先考えず受け入れてしまった」と弁明。一方、市の監査日に超過分の園児を休ませ、発覚を免れようと隠蔽(いんぺい)していたことも認めた。主なやりとりは次の通り。【幸長由子】
--園児の給食を少なく発注していたのは
給食は3歳から5歳までの児童を基準に1食として発注される。0~2歳児には余ってしまうので、(全体的に)少なく発注した。
--栄養不足では
適切ではなかったと思う。
--残り物を冷凍して後日給食として出していたのは
衛生面で認識不足だった。今は取り止めている。
--市に届け出ず、私的契約で定員以上の園児を受け入れていた
小さい子供を抱え、仕事に行かなくてはならないなど困っている人がいると、後先考えず受け入れてしまった。
--違法の認識は
2月2日、事前通知がある市の一般監査の際には「市に分かると困るので、私的契約の子供は休んで」と保護者に伝えた。
--保育士を3人分水増しして市に申請していたのは
給付金を受け取るためではない。保育士に土曜日に休暇を取らせるために、架空の職員が勤務したように装った。新たに募集もしたが、集まらなかった。
--簿外の保育料などについては
私的契約で受け取っていた保育料は手をつけず、保管している。(返還などは)市の指示を聞き、考える。架空保育士で得た給付金は市の話を聞き、きちんとした形でお返ししたい。
--市は認定こども園の認定を取り消す方向で検討している
このようなことを起こし、保護者との信頼関係を崩してしまった。それでも、保護者が必要としているならば、子供をお預かりする。